北きたの町まちは 鉛色なまりいろの空そらにおおわれ
人ひとは肩かたをすぼめながら 風かぜに追おわれる
流ながれついて二年にねんあまり
土地とちの訛なまりも 身みについたけど
こんな季節きせつは あなた恋こいしい
わたしを探さがしに 早はやく来きてよ… あなた
切きれぬ恋こいを すてるために鞄かばん一ひとツで
眠ねむる街まちにあなた残のこし 汽車きしゃに乗のったの
だけど今いまも 夢ゆめの中なかで
枕まくらぬらして あなたを呼よぶの
お酒さけなければ 胸むねが凍こごえる
わたしを探さがしに 早はやく来きてよ… あなた
寒さむいこころ のぞくように 客きゃくが今夜こんやも
お酒さけからめ甘あまいことば かけてくるけど
だめよ今いまも あなたのこと
忘わすれられない 北きたの酒場さかばで
お酒さけなければ 胸むねが凍こごえる
わたしを探さがしに 早はやく来きてよ… あなた
北kitaのno町machiはha 鉛色namariiroのno空soraにおおわれniooware
人hitoはha肩kataをすぼめながらwosubomenagara 風kazeにni追oわれるwareru
流nagaれついてretsuite二年ninenあまりamari
土地tochiのno訛namaりもrimo 身miについたけどnitsuitakedo
こんなkonna季節kisetsuはha あなたanata恋koiしいshii
わたしをwatashiwo探sagaしにshini 早hayaくku来kiてよteyo… あなたanata
切kiれぬrenu恋koiをwo すてるためにsuterutameni鞄kaban一hitoツtsuでde
眠nemuるru街machiにあなたnianata残nokoしshi 汽車kisyaにni乗noったのttano
だけどdakedo今imaもmo 夢yumeのno中nakaでde
枕makuraぬらしてnurashite あなたをanatawo呼yoぶのbuno
おo酒sakeなければnakereba 胸muneがga凍kogoえるeru
わたしをwatashiwo探sagaしにshini 早hayaくku来kiてよteyo… あなたanata
寒samuいこころikokoro のぞくようにnozokuyouni 客kyakuがga今夜konyaもmo
おo酒sakeからめkarame甘amaいことばikotoba かけてくるけどkaketekurukedo
だめよdameyo今imaもmo あなたのことanatanokoto
忘wasuれられないrerarenai 北kitaのno酒場sakabaでde
おo酒sakeなければnakereba 胸muneがga凍kogoえるeru
わたしをwatashiwo探sagaしにshini 早hayaくku来kiてよteyo… あなたanata