よみ:おんなみこしうた
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「さあさあさあ 道みちをあけておくれ おんな神輿みこしのお通とおりだよ。
このおまつりのために一年いちねん三百六さんびゃくろく十五日じゅうごにち 女おんなをつとめているんだよ。
花はなのお江戸えど 火消ひけしの親分おやぶん め組ぐみの辰五郎たつごろうさんじゃないけれど、
いまのご時世じせい、女おんなは度胸どきょう 男おとこは愛嬌あいきょう…
今年ことしのまつりに 花はなそえるため
お役やくにたてばとやってまいりましたおんな衆しゅう。
おっと出でしゃ張ばり女おんなじゃございません。」
遠とおい神代こうじろの昔むかしから 女おんなならでは夜よるも明あけぬ(デモネ)
粋いきな男おとこにゃ 粋いきな男おとこにゃ 乙おつにすました女おんなでも(アチョイト)
一目惚ひとめぼれ
「前口上まえこうじょうはこれくらいにして、さあ皆みなさまのかけ声ごえお手拍子てびょうしいただいて
おんな神輿みこしの出番でばんとまいりましょう。」
まつり太鼓だいこに 浮うかれ山車だし
母ははのお胎内なかを ポンと出でた
氏神うじがみ様ようの 産湯うぶゆを使つかい
巻まいたさらしは 伊達だてじゃない
おんな神輿みこしは エ~ 心意気こころいき
サーエ
格子こうし作づくりに 御神灯ごしんとう下さげて
兄あにきゃ宅うちかと 姉御あねごに問とえば
兄あにきゃ二階にかいで 木遣きやりの稽古けいこ
音頭おんどとるのは ありゃ内うちの人ひと
エンヤラヤ サノ ヨーイサ
エンヤラヤ エンヤラヤレコノセ
サノセー アレワサ エンヤラヤ
(女おんな)「じれったいねぇ…もう…あんたも男おとこのはしくれだろう。
あたしに惚ほれてるなら惚ほれてると言いっちまいなよ。」
(男おとこ)「馬鹿ばか言いえ!そんなことたやすく言いえるもんじゃない。
惚ほれてるってことはなぁ…こうなんか胸むねの中なかが熱あつくなって…
言葉ことばじゃ言いえないもんなんだ。」
(女おんな)「それでそれでどうなるの。」
(男おとこ)「ほら、見みてみろ お月つきさんをよ。
月つきにむら雲くも 花はなに風かぜって言いうだろう 半分はんぶん見みえない所ところが未み曽ぞうなのさ。
俺おれなんて大たいした男おとこじゃないけど、
古ふるい男おとこだからうまく言葉ことばに出来できないのさ…自分じぶんの気持きもちがさ
おまえわかんないのか。」
(女おんな)「わかってるよ、あんたの良よさはあたしが一番いちばん知しってるよ。
だけど だけどね心配しんぱいなんだよ、あんたもてるだろう。
それに まだ夫婦めおとじゃないから。」
(男おとこ)「まつりの好すきな女おんなが俺おれは好すきなんだ。
五穀豊穣ごこくほうじょうや大漁たいりょうの祈いのりと感謝かんしゃをこめる それがまつりだ。
俺おれとおまえの夫婦めおとまつりは後回あとまわし。
まずは他人様ひとさまの縁結えんむすびだ。
…じゃ 今夜こんやは帰かえるぜ」
(女おんな)「やっぱりあんたはいい男おとこだねぇ。
理屈りくつじゃないんだよ。
惚ほれるってことはさ…恋こいはあたしの負まけさ。」
お声こえかかれば 参さんじます
めでためでたの 花はなの宴うたげ
人生じんせいまつり よいしょとかつぎ
旅たびがはじまる 夫婦めおとみち
おんな神輿みこしの エ~ 祝いわい歌うた
「あんたと夫婦めおとになれたなら
あたしは ともに白髪しらがの生はえるまで
幸しあわせいっぱい生いきていきたいのさ。
親おやと子こ、人ひとと人ひと、男おとこと女おんな、心こころに流ながれる情感じょうかんこそが大事だいじだと、
子供こどもの頃ころから父母ふぼに言いわれておりました。
私わたしもやっとこの年としになって情愛じょうあいというものがわかりはじめました。
時代じだいは百ひゃく年ねんに一度いちどの寒さむい風かぜが吹ふいておりますが、寒さむい時代じだいだからこそ
人情にんじょうのあたたかさが身みにしみてわかるのでしょう…
明あかるく元気げんきに皆みんなで励はげましささえ合あって
共ともに生命いのちいっぱい生いきてまいりましょう。
疲つかれたら叫さけびましょう大声おおごえで"笑顔えがお万歳ばんざい"とね。」
寒さむい時代じだいで あればこそ
熱あつい人情なさけが 宝たからもの
大地だいちをふんで 荒海あらうみこえて
生いきる男おとこを ささえたい
おんな神輿みこしは エ~ 春はるを呼よぶ
このおまつりのために一年いちねん三百六さんびゃくろく十五日じゅうごにち 女おんなをつとめているんだよ。
花はなのお江戸えど 火消ひけしの親分おやぶん め組ぐみの辰五郎たつごろうさんじゃないけれど、
いまのご時世じせい、女おんなは度胸どきょう 男おとこは愛嬌あいきょう…
今年ことしのまつりに 花はなそえるため
お役やくにたてばとやってまいりましたおんな衆しゅう。
おっと出でしゃ張ばり女おんなじゃございません。」
遠とおい神代こうじろの昔むかしから 女おんなならでは夜よるも明あけぬ(デモネ)
粋いきな男おとこにゃ 粋いきな男おとこにゃ 乙おつにすました女おんなでも(アチョイト)
一目惚ひとめぼれ
「前口上まえこうじょうはこれくらいにして、さあ皆みなさまのかけ声ごえお手拍子てびょうしいただいて
おんな神輿みこしの出番でばんとまいりましょう。」
まつり太鼓だいこに 浮うかれ山車だし
母ははのお胎内なかを ポンと出でた
氏神うじがみ様ようの 産湯うぶゆを使つかい
巻まいたさらしは 伊達だてじゃない
おんな神輿みこしは エ~ 心意気こころいき
サーエ
格子こうし作づくりに 御神灯ごしんとう下さげて
兄あにきゃ宅うちかと 姉御あねごに問とえば
兄あにきゃ二階にかいで 木遣きやりの稽古けいこ
音頭おんどとるのは ありゃ内うちの人ひと
エンヤラヤ サノ ヨーイサ
エンヤラヤ エンヤラヤレコノセ
サノセー アレワサ エンヤラヤ
(女おんな)「じれったいねぇ…もう…あんたも男おとこのはしくれだろう。
あたしに惚ほれてるなら惚ほれてると言いっちまいなよ。」
(男おとこ)「馬鹿ばか言いえ!そんなことたやすく言いえるもんじゃない。
惚ほれてるってことはなぁ…こうなんか胸むねの中なかが熱あつくなって…
言葉ことばじゃ言いえないもんなんだ。」
(女おんな)「それでそれでどうなるの。」
(男おとこ)「ほら、見みてみろ お月つきさんをよ。
月つきにむら雲くも 花はなに風かぜって言いうだろう 半分はんぶん見みえない所ところが未み曽ぞうなのさ。
俺おれなんて大たいした男おとこじゃないけど、
古ふるい男おとこだからうまく言葉ことばに出来できないのさ…自分じぶんの気持きもちがさ
おまえわかんないのか。」
(女おんな)「わかってるよ、あんたの良よさはあたしが一番いちばん知しってるよ。
だけど だけどね心配しんぱいなんだよ、あんたもてるだろう。
それに まだ夫婦めおとじゃないから。」
(男おとこ)「まつりの好すきな女おんなが俺おれは好すきなんだ。
五穀豊穣ごこくほうじょうや大漁たいりょうの祈いのりと感謝かんしゃをこめる それがまつりだ。
俺おれとおまえの夫婦めおとまつりは後回あとまわし。
まずは他人様ひとさまの縁結えんむすびだ。
…じゃ 今夜こんやは帰かえるぜ」
(女おんな)「やっぱりあんたはいい男おとこだねぇ。
理屈りくつじゃないんだよ。
惚ほれるってことはさ…恋こいはあたしの負まけさ。」
お声こえかかれば 参さんじます
めでためでたの 花はなの宴うたげ
人生じんせいまつり よいしょとかつぎ
旅たびがはじまる 夫婦めおとみち
おんな神輿みこしの エ~ 祝いわい歌うた
「あんたと夫婦めおとになれたなら
あたしは ともに白髪しらがの生はえるまで
幸しあわせいっぱい生いきていきたいのさ。
親おやと子こ、人ひとと人ひと、男おとこと女おんな、心こころに流ながれる情感じょうかんこそが大事だいじだと、
子供こどもの頃ころから父母ふぼに言いわれておりました。
私わたしもやっとこの年としになって情愛じょうあいというものがわかりはじめました。
時代じだいは百ひゃく年ねんに一度いちどの寒さむい風かぜが吹ふいておりますが、寒さむい時代じだいだからこそ
人情にんじょうのあたたかさが身みにしみてわかるのでしょう…
明あかるく元気げんきに皆みんなで励はげましささえ合あって
共ともに生命いのちいっぱい生いきてまいりましょう。
疲つかれたら叫さけびましょう大声おおごえで"笑顔えがお万歳ばんざい"とね。」
寒さむい時代じだいで あればこそ
熱あつい人情なさけが 宝たからもの
大地だいちをふんで 荒海あらうみこえて
生いきる男おとこを ささえたい
おんな神輿みこしは エ~ 春はるを呼よぶ