紅あかい帯締おびじめ 花嫁はなよめ人形にんぎょう
明日あしたは売うられて どこへゆく
泣ないてみたとて あの人ひとが
告つげぬ想おもいを ああ なんで知しろ
夢ゆめはやぶれて 花嫁はなよめ手形てがた
はでなたもとが 恥はずかしや
覚さめて浮世うきよの 窓まどみれば
みんな泣ないてる ああ 人ひとばかり
告つげぬ想おもいを さみしくこらえ
君きみとゆく夜よるの 小糠雨こぬかあめ
いとしお方かたの 肩かたたたく
雨あめがわたしで ああ あったなら
籠かごに飼かわれた 緋ひ総ふさの鳥とりが
強つよい女おんなと なる朝あさは
こころ筑紫ちくしの 波なみの上うえ
うかぶ白帆しらほに ああ 虹にじが立たつ
紅akaいi帯締obijiめme 花嫁hanayome人形ningyou
明日ashitaはha売uられてrarete どこへゆくdokoheyuku
泣naいてみたとてitemitatote あのano人hitoがga
告tsuげぬgenu想omoいをiwo ああaa なんでnande知shiろro
夢yumeはやぶれてhayaburete 花嫁hanayome手形tegata
はでなたもとがhadenatamotoga 恥hazuかしやkashiya
覚saめてmete浮世ukiyoのno 窓madoみればmireba
みんなminna泣naいてるiteru ああaa 人hitoばかりbakari
告tsuげぬgenu想omoいをiwo さみしくこらえsamishikukorae
君kimiとゆくtoyuku夜yoruのno 小糠雨konukaame
いとしおitoshio方kataのno 肩kataたたくtataku
雨ameがわたしでgawatashide ああaa あったならattanara
籠kagoにni飼kaわれたwareta 緋hi総fusaのno鳥toriがga
強tsuyoいi女onnaとto なるnaru朝asaはha
こころkokoro筑紫chikushiのno 波namiのno上ue
うかぶukabu白帆shirahoにni ああaa 虹nijiがga立taつtsu