俺おれなんか 逢あわなけりゃ
しあわせに なれたのに
晴はれ着ぎ一枚いちまい 欲ほしがりもせず
笑顔えがお残のこして 逝いったやつ
黒くろあげは 飛とんだ
野辺のべの送おくりの 夕暮ゆうぐれに
黒くろあげは 舞まい舞まい飛とんだ
おまえが好すきな 夕焼ゆうやけに
蝶ちょうちょ 蝶ちょうちょ 俺おれの肩かたにとまれ…
惚ほれてたと 誰だれに言いう
軽かるすぎる この春はるは
命いのちまるごと おんなの夢ゆめを
俺おれに預あずけて どこの空そら
鉄砲玉てっぽうだま 泣ないた
風かぜに吹ふかれて よろめいて
半はんぱもの 何度なんども泣ないた
おまえの好すきな 夕焼ゆうやけに
黒くろあげは 飛とんだ
野辺のべの送おくりの 夕暮ゆうぐれに
黒くろあげは 舞まい舞まい飛とんだ
おまえが好すきな 夕焼ゆうやけに
俺oreなんかnanka 逢aわなけりゃwanakerya
しあわせにshiawaseni なれたのにnaretanoni
晴haれre着gi一枚ichimai 欲hoしがりもせずshigarimosezu
笑顔egao残nokoしてshite 逝iったやつttayatsu
黒kuroあげはageha 飛toんだnda
野辺nobeのno送okuりのrino 夕暮yuuguれにreni
黒kuroあげはageha 舞maいi舞maいi飛toんだnda
おまえがomaega好suきなkina 夕焼yuuyaけにkeni
蝶chouちょcho 蝶chouちょcho 俺oreのno肩kataにとまれnitomare…
惚hoれてたとretetato 誰dareにni言iうu
軽karuすぎるsugiru このkono春haruはha
命inochiまるごとmarugoto おんなのonnano夢yumeをwo
俺oreにni預azuけてkete どこのdokono空sora
鉄砲玉teppoudama 泣naいたita
風kazeにni吹fuかれてkarete よろめいてyoromeite
半hanぱものpamono 何度nandoもmo泣naいたita
おまえのomaeno好suきなkina 夕焼yuuyaけにkeni
黒kuroあげはageha 飛toんだnda
野辺nobeのno送okuりのrino 夕暮yuuguれにreni
黒kuroあげはageha 舞maいi舞maいi飛toんだnda
おまえがomaega好suきなkina 夕焼yuuyaけにkeni