酔って膝まくら 歌詞 由紀さおり ふりがな付

ほれたあんたと わたしの仲なかを
麻地あさじに手描てがきの のれんにしたら
徳利とっくりいっぽん お猪口ちょこがふたつ 露地ろじのお月つきさま
酔よったふりして 苦労くろう・修羅場しゅらばを 知しっている
そうよ ねえあんた

蔭かげにまわって 主役しゅやくを立たてる
かしこい女おんなだと 世間せけんの噂うわさ
だけど二人ふたりが かたまるまでは 遊あそびこりずに
宵よいの着きながし それが甲斐性かいしょうと泣なかされた
そうよ ねえあんた

呑のめばつぶれて すぐ膝ひざまくら
わたしに敗まけてる あんたが可愛かわいい
浮うき世よつれあい笑わらって泣ないて おひとよしには
夢ゆめがお宝たから 人情にんじょうひとつの 江戸えど気質きしつ
そうよ ねえあんた