ひとつ越こえても その先さきに
続つづく七しち坂さか 忍しのぶ坂さか
明日あすを手てさぐり 爪先立つまさきだてて
咲さかすしあわせ 八分はちぶ咲ざき
夢ゆめを心こころの 杖つえにして
登のぼる人生じんせい つづら坂さか
過すぎてしまえば 苦労くろうさえ
節目ふしめ 節目ふしめの 宝たからもの
語かたりきれない 身みの上うえばなし
胸むねの暦こよみに 書かいてある
人ひとの情なさけに 手てを借かりて
登のぼる人生じんせい つづら坂さか
人ひとの姿すがたが 鏡かがみなら
映うつる自分じぶんも また鏡かがみ
汗あせと涙なみだを 肥こやしに変かえて
生いきてはじめて 味あじがでる
雨あめが足元あしもと 濡ぬらそうと
登のぼる人生じんせい つづら坂さか
ひとつhitotsu越koえてもetemo そのsono先sakiにni
続tsuduくku七shichi坂saka 忍shinoぶbu坂saka
明日asuをwo手teさぐりsaguri 爪先立tsumasakidaててtete
咲saかすしあわせkasushiawase 八分hachibu咲zaきki
夢yumeをwo心kokoroのno 杖tsueにしてnishite
登noboるru人生jinsei つづらtsudura坂saka
過suぎてしまえばgiteshimaeba 苦労kurouさえsae
節目fushime 節目fushimeのno 宝takaraものmono
語kataりきれないrikirenai 身miのno上ueばなしbanashi
胸muneのno暦koyomiにni 書kaいてあるitearu
人hitoのno情nasaけにkeni 手teをwo借kaりてrite
登noboるru人生jinsei つづらtsudura坂saka
人hitoのno姿sugataがga 鏡kagamiならnara
映utsuるru自分jibunもmo またmata鏡kagami
汗aseとto涙namidaをwo 肥koやしにyashini変kaえてete
生iきてはじめてkitehajimete 味ajiがでるgaderu
雨ameがga足元ashimoto 濡nuらそうとrasouto
登noboるru人生jinsei つづらtsudura坂saka