船ふねは港みなとを離はなれ 暗くらい波間なみまを進すすむ
泣ないて見送みおくるお前まえ あんなに小ちいさい
ちぎれるばかりに 振ふる手てが
泪なみだでこまかく揺ゆれる
これが見みおさめなのか
この世よの別わかれなのか
声こえにならない声こえを 霧笛むてきがかき消けす
船ふねは港みなとを離はなれ 知しらぬ他国たこくを目指めざす
岸きしを走はしったお前まえ 今いまでは見みえない
小指こゆびにからまるテープを
たどればプツリと切きれる
これが見みおさめなのか
これきり他人たにんなのか
二人ふたり暮くらした街まちの 灯あかりがまたたく
灯あかりがまたたく
船funeはha港minatoをwo離hanaれre 暗kuraいi波間namimaをwo進susuむmu
泣naいてite見送miokuるおruo前mae あんなにannani小chiiさいsai
ちぎれるばかりにchigirerubakarini 振fuるru手teがga
泪namidaでこまかくdekomakaku揺yuれるreru
これがkorega見miおさめなのかosamenanoka
このkono世yoのno別wakaれなのかrenanoka
声koeにならないninaranai声koeをwo 霧笛mutekiがかきgakaki消keすsu
船funeはha港minatoをwo離hanaれre 知shiらぬranu他国takokuをwo目指mezaすsu
岸kishiをwo走hashiったおttao前mae 今imaではdeha見miえないenai
小指koyubiにからまるnikaramaruテteープpuをwo
たどればtadorebaプツリputsuriとto切kiれるreru
これがkorega見miおさめなのかosamenanoka
これきりkorekiri他人taninなのかnanoka
二人futari暮kuらしたrashita街machiのno 灯akaりがまたたくrigamatataku
灯akaりがまたたくrigamatataku