海うみが恋こいしい 船乗ふなのりたちには
消きえて淋さびしい 港みなとの灯あかり
昔むかしここらじゃ かわいいカモメが
赤あかい灯あかり 青あおい灯あかり 声こえをはずませて
海うみの男おとこを 夜よごと呼よんでいた
陸おかに上あがった あいつのバカヤロウ
街まちの暮くらしが そんなにいいか
凍こおる飛沫しぶきに 命いのちをからめて
男おとこの仕事しごとに 汗あせをかきあった
たったひとりの 俺おれの相棒だちだった
変かわる時代じだいに 変かわらぬ男おとこの
心意気こころいきだぜ 夜明よあけの海うみよ
船ふねはボロでも 三段跳さんだんとびだぜ
腕うでならまけない 若わかいものたちにゃ
海うみはおふくろ 俺おれのふるさとさ
海umiがga恋koiしいshii 船乗funanoりたちにはritachiniha
消kiえてete淋sabiしいshii 港minatoのno灯akaりri
昔mukashiここらじゃkokoraja かわいいkawaiiカモメkamomeがga
赤akaいi灯akari 青aoいi灯akari 声koeをはずませてwohazumasete
海umiのno男otokoをwo 夜yoごとgoto呼yoんでいたndeita
陸okaにni上aがったgatta あいつのaitsunoバカヤロウbakayarou
街machiのno暮kuらしがrashiga そんなにいいかsonnaniiika
凍kooるru飛沫shibukiにni 命inochiをからめてwokaramete
男otokoのno仕事shigotoにni 汗aseをかきあったwokakiatta
たったひとりのtattahitorino 俺oreのno相棒dachiだったdatta
変kaわるwaru時代jidaiにni 変kaわらぬwaranu男otokoのno
心意気kokoroikiだぜdaze 夜明yoaけのkeno海umiよyo
船funeはhaボロboroでもdemo 三段跳sandantoびだぜbidaze
腕udeならまけないnaramakenai 若wakaいものたちにゃimonotachinya
海umiはおふくろhaofukuro 俺oreのふるさとさnofurusatosa