窓まどにこぼれる 月つき灯あかり
胸むねの哀かなしみ 映うつし出だす
ふたり別わかれる その日ひが来くると
知しらずにいました ばかでした
つらさ逃のがれる ひとりの旅たびは
にじむ涙なみだの 月つきの宿やど
声こえもかすかな 虫むしの声こえ
泣ないて夜通よどおし 誰だれを呼よぶ
いつかいつしか わがままばかり
甘あまえていました ばかでした
浮うかぶあなたの 面影おもかげ抱だけば
心こころ震ふるえる 月つきの宿やど
痩やせた夜空よぞらの 月つきさえも
元もとの姿すがたに 戻もどるのに
きっと幸しあわせ 続つづいて行いくと
信しんじていました ばかでした
夢ゆめで逢あいたい 逢あえたらつらい
口紅べにがせつない 月つきの宿やど
窓madoにこぼれるnikoboreru 月tsuki灯akaりri
胸muneのno哀kanaしみshimi 映utsuしshi出daすsu
ふたりfutari別wakaれるreru そのsono日hiがga来kuるとruto
知shiらずにいましたrazuniimashita ばかでしたbakadeshita
つらさtsurasa逃nogaれるreru ひとりのhitorino旅tabiはha
にじむnijimu涙namidaのno 月tsukiのno宿yado
声koeもかすかなmokasukana 虫mushiのno声koe
泣naいてite夜通yodooしshi 誰dareをwo呼yoぶbu
いつかいつしかitsukaitsushika わがままばかりwagamamabakari
甘amaえていましたeteimashita ばかでしたbakadeshita
浮uかぶあなたのkabuanatano 面影omokage抱daけばkeba
心kokoro震furuえるeru 月tsukiのno宿yado
痩yaせたseta夜空yozoraのno 月tsukiさえもsaemo
元motoのno姿sugataにni 戻modoるのにrunoni
きっとkitto幸shiawaせse 続tsuduいてite行iくとkuto
信shinじていましたjiteimashita ばかでしたbakadeshita
夢yumeでde逢aいたいitai 逢aえたらつらいetaratsurai
口紅beniがせつないgasetsunai 月tsukiのno宿yado