こころの寒さむさに 熱燗あつかん注そそげば
おとこ未練みれんが 目めを覚さます
あんないい娘こを 何故なぜ泣なかしたと
責せめているよな 酒さけの味あじ
惚ほれたと素直すなおに 口くちには出だせぬ
恋こいもあるのさ 男おとこには
つれて逃にげてと すがった顔かおが
酒さけの向むこうに 見みえ隠かくれ
倖しあわせやれない 男おとこの弱よわさ
詫わびてみたって もう遅おそい
はしご酒ざけして つまずく路地ろじに
浮うかぶ今宵こよいの なみだ月つき
こころのkokorono寒samuさにsani 熱燗atsukan注sosoげばgeba
おとこotoko未練mirenがga 目meをwo覚saますmasu
あんないいannaii娘koをwo 何故naze泣naかしたとkashitato
責seめているよなmeteiruyona 酒sakeのno味aji
惚hoれたとretato素直sunaoにni 口kuchiにはniha出daせぬsenu
恋koiもあるのさmoarunosa 男otokoにはniha
つれてtsurete逃niげてとgeteto すがったsugatta顔kaoがga
酒sakeのno向muこうにkouni 見miえe隠kakuれre
倖shiawaせやれないseyarenai 男otokoのno弱yowaさsa
詫waびてみたってbitemitatte もうmou遅osoいi
はしごhashigo酒zakeしてshite つまずくtsumazuku路地rojiにni
浮uかぶkabu今宵koyoiのno なみだnamida月tsuki