愁うれいを残のこして夜汽車よぎしゃは南みなみへ走はしる
時ときの流ながれとすれ違ちがうように走はしる
静しずけさが今いま 友達ともだちなら
黙だまって窓まどにもたれよう
どこかで目覚めざめたばかりの
赤あかん坊ぼうの声こえがよく響ひびく
そのけたたましいほどの泣なき声ごえを
誰だれも憎にくむことはできない
ああ 人生じんせいがくり返かえすものなら
またいつか君きみに出逢であうだろう
走はしりゆく列車れっしゃの網棚あみだなの上うえに置おかれた
誰だれにもなじみの菓子箱かしばこがひとつゆれてる
その帰かえりを待まつ人々達ひとびとたち
そして帰かえってゆく人ひと
ひとりの人生じんせいは
いくつかの絆きずなで結むすばれてる
その美うつくしすぎるほどの絆きずなを
ほどきながら汽車きしゃはゆく
ああ 遠とおざかるほど君きみは近ちかづく
ぼくの心こころのレールを走はしって
愁ureいをiwo残nokoしてshite夜汽車yogisyaはha南minamiへhe走hashiるru
時tokiのno流nagaれとすれretosure違chigaうようにuyouni走hashiるru
静shizuけさがkesaga今ima 友達tomodachiならnara
黙damaってtte窓madoにもたれようnimotareyou
どこかでdokokade目覚mezaめたばかりのmetabakarino
赤akaんn坊bouのno声koeがよくgayoku響hibiくku
そのけたたましいほどのsonoketatamashiihodono泣naきki声goeをwo
誰dareもmo憎nikuむことはできないmukotohadekinai
ああaa 人生jinseiがくりgakuri返kaeすものならsumononara
またいつかmataitsuka君kimiにni出逢deaうだろうudarou
走hashiりゆくriyuku列車ressyaのno網棚amidanaのno上ueにni置oかれたkareta
誰dareにもなじみのnimonajimino菓子箱kashibakoがひとつゆれてるgahitotsuyureteru
そのsono帰kaeりをriwo待maつtsu人々達hitobitotachi
そしてsoshite帰kaeってゆくtteyuku人hito
ひとりのhitorino人生jinseiはha
いくつかのikutsukano絆kizunaでde結musuばれてるbareteru
そのsono美utsukuしすぎるほどのshisugiruhodono絆kizunaをwo
ほどきながらhodokinagara汽車kisyaはゆくhayuku
ああaa 遠tooざかるほどzakaruhodo君kimiはha近chikaづくduku
ぼくのbokuno心kokoroのnoレreールruをwo走hashiってtte