パレイドリア 歌詞 須田景凪 ふりがな付

揺ゆれるカーテンと有あり触ふれた映画えいがが心地好ここちよかったから
消きえゆくままの群青ぐんじょうを横目よこめに映うつした
募つのる哀情あいじょうと移うつり気ぎな愛慕あいぼに身体からだを預あずけては
過すぎ行ゆくだけの生活せいかつを幸しあわせと呼よんだ

下くだらない理想りそうで笑わらい合あっていた
この日々ひびの終おわりを見据みすえたくないもんな

不確定ふかくてい 深夜しんや 変かわらない関係かんけい
もっと夢ゆめを見みていたいのに
ほら夜よるは沈しずんでいくんだね

目めが回まわる様ような絶たえ間まない堂々どうどう
ずっと此処ここにいてもいいかな
この愛あいは溢あふれていくんだね

来きたる安定あんていと擦すり切きれたアイボリー 針はりの止とまった時計とけい
過すぎ行ゆくだけの生活せいかつを手離てばなせなかった

日ひに日ひに徒然つれづれ暮くれてく今日きょうは
常々つねづね僕ぼくらにまとわりついて
嗚呼ああ つまらない毎日まいにちだ どうか救すくってくれ

干涸ひからびた希望きぼうで許ゆるし合あっていた
この日々ひびの仕組しくみを認みとめたくないもんな

不ふ関係かんけい 前夜ぜんや 移うつり行ゆく造形ぞうけい
もっと夢ゆめを見みていたいのに
この夜よるも滲にじんでいくんだね

身みを焦こがす様ような鮮あざやかな群青ぐんじょう
きっと間違まちがえてはいないよね
繋つながった手てに尋たずねていた

これから君きみとふたりで 覚束おぼつかない夢ゆめを語かたるの
それから君きみとふたりで 終おわらない歌うたを歌うたうの

下くだらない理想りそうで笑わらい合あっていた
この日々ひびの終おわりに隣となりにいたいもんな

不確定ふかくてい 今夜こんや 変かわらない関係かんけい
もっと夢ゆめを見みていたいのに
ほら夜よるは沈しずんでいくんだね

目めが回まわる様ような絶たえ間まない堂々どうどう
ずっと此処ここにいて欲ほしいから
この愛あいを重かさねていくんだね