ダンスホール 歌詞 音羽-otoha- ふりがな付

言いわんこっちゃない
言いわんこっちゃないだろう
またこんな夜よるになるってさ
分わかってた癖くせに
痛いたいだろ それが欲ほしかったんだろ
向むき合あってるフリしてなんにも
変かわってない癖くせに

さあ 意味いみのない時間ときを抜ぬけ出だして
答こたえのない問といに唾つば吐はいて
独ひとりよがりの癖くせに独ひとりには慣なれない?
評論家ひょうろんか気取きどりの観衆かんしゅうが
プラスチックみたいな脳髄のうずいを
今いまか今いまかと働はたらかせている今いま

朝あさの光ひかりの中なかで独ひとり踊おどろう
真まっ直すぐな瞳ひとみはここで濁にごるべきじゃない
悲かなしみも苦くるしみも
屈託くったくなき今日きょうを描えがくためのenergy
嗚呼ああ どこまでも狡ずるい
罠とらっぷだらけのこのダンスホールにて

言いわんこっちゃない
言いわんこっちゃないだろう
僕ぼく以外いがいにこの言葉ことばは吐はかせない
また今夜こんや 馬鹿ばかの一ひとつ覚おぼえみたいに
繰くり返かえすならばもう 救すくいは無ないだろう

ねえ この長ながい夜よるに逃にげたって
仄暗ほのぐらい闇やみに溶とけたって
一夜いちや限かぎりの慰なぐさめにしかならない
心無こころない投なげ石いしより
鏡かがみの中なかの道化どうけ師しが泣なきながら笑わらう
その様さまが許ゆるせなくて

炎ほのおの熱ねつの中なかで独ひとり踊おどろう
真まっ新さらな身体からだが黒くろく燃もえ尽つきるまで
いつまでも いつまでも
憂鬱ゆううつな夜よるには染そまれないdetermination
なあ 良いい加減かげんにしろよ
まだ下おろせない
僕ぼくのダンスホールの幕まくは

踊おどれなくても踊おどれって 踊おどれって
戦たたかえなくても歌うたえって 歌うたえって
戻もどれないなら進すすめって 進すすめって
過去かこが怖こわいなら殺ころせって 殺ころせって
今いまを生いきろって

踊おどれぬ癖くせにってだから何なに?
お前まえらの為ために踊おどってない
僕ぼくは僕ぼく自身じしんとこんな歌うたに
頷うなずいて笑わらう存在そんざいを愛あいしてる
体からだ揺ゆらせ 足あしを鳴ならせ
君きみだけのgrooveで踊おどってよ
楽たのしけりゃいいだけの音楽おんがくじゃ
こんなにノれないだろ
Where is your own dance hall?