私わたしは誰だれ
あなたの哀あわれ
夜空よぞらの中なかで 名前なまえを無なくして
うねりのない
水面みなもに潜ひそむ景色けしきを
知しらないまま (霧きりになってしまっても)
漂ただよう雲くも (別べつにいいのに)
昨日きのうまでは (構かまわないのに)
漂ただよう雲くも
私わたしはなぜ 真まっ直すぐに落おちる だれかの
手てのひらを探さがすため
空そらをできる限かぎり 目めに収おさめながら
私わたしは雨あめ (雨あめ 雨あめ 雨あめ)
弾はじかれて判わかる
だれか (だれ だれ) のようには
なれない雨あめ (雨あめ 雨あめ 雨あめ)
地球ちきゅうを困こまらせる
ほどの痛いたみを 知しらないから
私わたしは雨あめ
セカイを暈ぼかす 夜明よあ(夜明よあ 夜明よあ)け
に導みちびかれている雨あめ (雨あめ 雨あめ 雨あめ)
流ながれ着ついた海うみの
隠かくし味あじになるまで
私わたしは雨あめ
辿たどり着つくまでに
おさらいを忘わすれないで
凪なぎの海うみで向むかい合あわせ
違ちがう景色けしき 同おなじ模様もようの
答こたえ合あわせ
私watashiはha誰dare
あなたのanatano哀awaれre
夜空yozoraのno中nakaでde 名前namaeをwo無naくしてkushite
うねりのないunerinonai
水面minamoにni潜hisoむmu景色keshikiをwo
知shiらないままranaimama (霧kiriになってしまってもninatteshimattemo)
漂tadayoうu雲kumo (別betsuにいいのにniiinoni)
昨日kinouまではmadeha (構kamaわないのにwanainoni)
漂tadayoうu雲kumo
私watashiはなぜhanaze 真maっxtu直suぐにguni落oちるchiru だれかのdarekano
手teのひらをnohirawo探sagaすためsutame
空soraをできるwodekiru限kagiりri 目meにni収osaめながらmenagara
私watashiはha雨ame (雨ame 雨ame 雨ame)
弾hajiかれてkarete判wakaるru
だれかdareka (だれdare だれdare) のようにはnoyouniha
なれないnarenai雨ame (雨ame 雨ame 雨ame)
地球chikyuuをwo困komaらせるraseru
ほどのhodono痛itaみをmiwo 知shiらないからranaikara
私watashiはha雨ame
セカイsekaiをwo暈bokaすsu 夜明yoa(夜明yoa 夜明yoa)けke
にni導michibiかれているkareteiru雨ame (雨ame 雨ame 雨ame)
流nagaれre着tsuいたita海umiのno
隠kakuしshi味ajiになるまでninarumade
私watashiはha雨ame
辿tadoりri着tsuくまでにkumadeni
おさらいをosaraiwo忘wasuれないでrenaide
凪nagiのno海umiでde向muかいkai合aわせwase
違chigaうu景色keshiki 同onaじji模様moyouのno
答kotaえe合aわせwase