あの子こを抱だき上あげて その重おもみを感かんじた手て
還かえらない人ひとを待まって 涙なみだをぬぐった手て
報むくわれた気きがして 乾杯かんぱいのジョッキを抱かかえた手て
あなたの痛いたみが 癒いえるように そっと添そえた手て
その肌はだの先さきを撫なでて あなたの吐息といきを紡つむいだ手て
首筋くびすじに浮うかぶ汗あせを そっと撫なでた手て
誰だれかと手てを繋つなぎたくて 自分じぶんの手てをそっと重かさねた
かさついた指ゆびの先さきに 薄うすい爪つめが並ならんだ
今夜こんや ピアノとマイクと指ゆびと声こえで
誰だれかに抱だかれてるような気きがして
どうしても どうしても 救すくいたかったのは
本当ほんとうは目めの前まえの この両手りょうてでした
あなたと手てを繋つなぎたくて 自分じぶんの手てをそっと重かさねた
かさついた指ゆびの先さきに 白しろと黒くろが並ならんだ
今夜こんや あなたが私わたしが 誰だれかが 誰だれもが
ここになら居いてもいいような気きがして
どうしても どうしても 救すくいたかったのは
本当ほんとうは目めの前まえの
サヨウナラ アリガトウ ゴメンネ アイシテル
何処どこにも行いけない 想おもいを集あつめて
どうしても どうしても 救すくいたかったのは
本当ほんとうは目めの前まえの この両手りょうてでした
また会あえるまでの日ひを 指折ゆびおり数かぞえた手て
姿すがたが見みえなくなるまで 小ちいさく振ふった手て
あのano子koをwo抱daきki上aげてgete そのsono重omoみをmiwo感kanじたjita手te
還kaeらないranai人hitoをwo待maってtte 涙namidaをぬぐったwonugutta手te
報mukuわれたwareta気kiがしてgashite 乾杯kanpaiのnoジョッキjokkiをwo抱kakaえたeta手te
あなたのanatano痛itaみがmiga 癒iえるようにeruyouni そっとsotto添soえたeta手te
そのsono肌hadaのno先sakiをwo撫naでてdete あなたのanatano吐息toikiをwo紡tsumuいだida手te
首筋kubisujiにni浮uかぶkabu汗aseをwo そっとsotto撫naでたdeta手te
誰dareかとkato手teをwo繋tsunaぎたくてgitakute 自分jibunのno手teをそっとwosotto重kasaねたneta
かさついたkasatsuita指yubiのno先sakiにni 薄usuいi爪tsumeがga並naraんだnda
今夜konya ピアノpianoとtoマイクmaikuとto指yubiとto声koeでde
誰dareかにkani抱daかれてるようなkareteruyouna気kiがしてgashite
どうしてもdoushitemo どうしてもdoushitemo 救sukuいたかったのはitakattanoha
本当hontouはha目meのno前maeのno このkono両手ryouteでしたdeshita
あなたとanatato手teをwo繋tsunaぎたくてgitakute 自分jibunのno手teをそっとwosotto重kasaねたneta
かさついたkasatsuita指yubiのno先sakiにni 白shiroとto黒kuroがga並naraんだnda
今夜konya あなたがanataga私watashiがga 誰dareかがkaga 誰dareもがmoga
ここにならkokoninara居iてもいいようなtemoiiyouna気kiがしてgashite
どうしてもdoushitemo どうしてもdoushitemo 救sukuいたかったのはitakattanoha
本当hontouはha目meのno前maeのno
サヨウナラsayounara アリガトウarigatou ゴメンネgomenne アイシテルaishiteru
何処dokoにもnimo行iけないkenai 想omoいをiwo集atsuめてmete
どうしてもdoushitemo どうしてもdoushitemo 救sukuいたかったのはitakattanoha
本当hontouはha目meのno前maeのno このkono両手ryouteでしたdeshita
またmata会aえるまでのerumadeno日hiをwo 指折yubiori数kazoえたeta手te
姿sugataがga見miえなくなるまでenakunarumade 小chiiさくsaku振fuったtta手te