泣なきぬれる 恋こいもせず
道みちゆきの 恋こいもできずに
かくした恋こいが ひとつふたつ
おんな三十路みそじの さびしさを
だれか解わかって くれるでしょうか
あなたとならば 火ひの河かわを
泳およぐさかなに なりましょう
この胸むねに ながれてる
熱あつい血ちを そっと抑おさえて
つつましやかに 生いきてきたの
あなたください ほしいのよ
体からだ半分はんぶん わたしのために
あなたと越こえる 火ひの河かわは
深ふかいこころの 情なさけ川がわ
冬ふゆが明あけ 春はるがきた
野のも山やまも さくら色いろです
いまこそすべて わたしのもの
おんな一生いっしょう 身みをまかせ
どこへ行いこうと 定さだめのままよ
あなたとならば 火ひの河かわに
命いのちつきても 悔くいはない
泣naきぬれるkinureru 恋koiもせずmosezu
道michiゆきのyukino 恋koiもできずにmodekizuni
かくしたkakushita恋koiがga ひとつふたつhitotsufutatsu
おんなonna三十路misojiのno さびしさをsabishisawo
だれかdareka解wakaってtte くれるでしょうかkurerudesyouka
あなたとならばanatatonaraba 火hiのno河kawaをwo
泳oyoぐさかなにgusakanani なりましょうnarimasyou
このkono胸muneにni ながれてるnagareteru
熱atsuいi血chiをwo そっとsotto抑osaえてete
つつましやかにtsutsumashiyakani 生iきてきたのkitekitano
あなたくださいanatakudasai ほしいのよhoshiinoyo
体karada半分hanbun わたしのためにwatashinotameni
あなたとanatato越koえるeru 火hiのno河kawaはha
深fukaいこころのikokorono 情nasaけke川gawa
冬fuyuがga明aけke 春haruがきたgakita
野noもmo山yamaもmo さくらsakura色iroですdesu
いまこそすべてimakososubete わたしのものwatashinomono
おんなonna一生issyou 身miをまかせwomakase
どこへdokohe行iこうとkouto 定sadaめのままよmenomamayo
あなたとならばanatatonaraba 火hiのno河kawaにni
命inochiつきてもtsukitemo 悔kuいはないihanai