レミング 歌詞 ムック ふりがな付

寒さむさに遊あそばれてく 感覚かんかくも悪わるくない
僕ぼくは手てのひらで

現実げんじつに忘わすれてった ぬくもり探さがして
冷つめたく息いきをする

あぁ ここから抜ぬけ出だせば
見みえてくるものも あるのかと嘆なげいた

そんなにあとくされない
うまい話はなしが あるはずもないのさ

謙遜けんそんした数かずと作つくり笑わらいの
分ぶんだけさめてゆく

あぁ 長ながい冬ふゆのせいさ
こんなに寂さびしい ノアの方舟はこぶねかい

飛とび出だせよ ここから今いますぐ
そう響ひびかせるこの声こえは

明日あしたをふさいだ
この小ちいさな世界せかいを 確たしかに変かえてゆける

こと足たりた そうレミングスのように
あぁ このままじゃ終おわっちまう

ここから始はじまる
この世界せかいの壁かべを 打うち砕くだけ今いますぐ

あぁ 長ながい冬ふゆが終おわり
春風はるかぜが吹ふいた 流ながれ出だす時間じかんに

飛とび出だせよ ここから今いますぐ
そう響ひびかせるこの声こえは

明日あしたを遮さえぎったこの壁かべを
打うち砕くだく意思いしに向むかう

君きみのため歌うたえればいいのさ
そう気付きづかずに嘆なげいてた

確たしかに感かんじた今いま
この手てのひらで 明日あしたへ打うち放はなて