朱塗しゅぬりの門もんを くぐり抜ぬけ
お堂どうへ続つづく 雪ゆきの段だん
裾すそもあらわに 緋ひぢりめん
ひとり女おんなは 登のぼります
誰だれが待まつのか 願掛がんかけか
忍しのぶお人ひとか お百度ひゃくどか
二2の字に二2の字じの 下駄げたのあと
隠かくす雪ゆき舞まい 女舞おんなまい あぁ…女舞おんなまい
単衣ひとえの襟えりに 戯たわむれる
蛍ほたるを囲かこい 送おくり火びを
すがりつくよに 惜おしむよに
ひとり女おんなは 見みつめます
何なにを迷まようか 断たち切きるか
辛つらい恋路こいじか あきらめか
夜よるの静寂しじまに 衣擦きぬずれの
竹たけの風かぜ舞まい 女舞おんなまい あぁ…女舞おんなまい
どこへ行いくのか 道行みちゆきか
抱だいて行いくのか 捨すてるのか
素足すあし紅緒べにおに からみつく
京都きょうと花はな舞まい 女舞おんなまい あぁ…女舞おんなまい
朱塗syunuりのrino門monをwo くぐりkuguri抜nuけke
おo堂douへhe続tsuduくku 雪yukiのno段dan
裾susoもあらわにmoarawani 緋hiぢりめんjirimen
ひとりhitori女onnaはha 登noboりますrimasu
誰dareがga待maつのかtsunoka 願掛gankaけかkeka
忍shinoぶおbuo人hitoかka おo百度hyakudoかka
二2のno字ni二2のno字jiのno 下駄getaのあとnoato
隠kakuすsu雪yuki舞maいi 女舞onnamaいi あぁaa…女舞onnamaいi
単衣hitoeのno襟eriにni 戯tawamuれるreru
蛍hotaruをwo囲kakoいi 送okuりri火biをwo
すがりつくよにsugaritsukuyoni 惜oしむよにshimuyoni
ひとりhitori女onnaはha 見miつめますtsumemasu
何naniをwo迷mayoうかuka 断taちchi切kiるかruka
辛tsuraいi恋路koijiかka あきらめかakirameka
夜yoruのno静寂shijimaにni 衣擦kinuzuれのreno
竹takeのno風kaze舞maいi 女舞onnamaいi あぁaa…女舞onnamaいi
どこへdokohe行iくのかkunoka 道行michiyuきかkika
抱daいてite行iくのかkunoka 捨suてるのかterunoka
素足suashi紅緒benioにni からみつくkaramitsuku
京都kyouto花hana舞maいi 女舞onnamaいi あぁaa…女舞onnamaいi