逢あってみたいな ひと眼めでいいと
悩なやみ つづけて もう五年ごねん
土佐とさは 南国なんごく 思おもい出での
糸いとを たぐって 訪たずねて来きたが
胸むねに 冷さめたい 黒潮くろしおしぶき
ひとの妻つまよと 呼よばれる君きみの
影かげを 見みかけて 背せを向むけた
土佐とさは中村なかむら みれん橋はし
恋こいのさだめは どう変かわろうと
流ながれ変かわらぬ 四万十川しまんとがわよ
俺おれは いつでも 昔むかしのままの
夢ゆめに 出でてくる 君きみが好すき
土佐とさは南国なんごく 旅たびの宿やど
ひとの別わかれの さみしさだいて
風かぜと鳴なこうか 足摺岬あしずりみさき
逢aってみたいなttemitaina ひとhito眼meでいいとdeiito
悩nayaみmi つづけてtsudukete もうmou五年gonen
土佐tosaはha 南国nangoku 思omoいi出deのno
糸itoをwo たぐってtagutte 訪tazuねてnete来kiたがtaga
胸muneにni 冷saめたいmetai 黒潮kuroshioしぶきshibuki
ひとのhitono妻tsumaよとyoto 呼yoばれるbareru君kimiのno
影kageをwo 見miかけてkakete 背seをwo向muけたketa
土佐tosaはha中村nakamura みれんmiren橋hashi
恋koiのさだめはnosadameha どうdou変kaわろうとwarouto
流nagaれre変kaわらぬwaranu 四万十川shimantogawaよyo
俺oreはha いつでもitsudemo 昔mukashiのままのnomamano
夢yumeにni 出deてくるtekuru 君kimiがga好suきki
土佐tosaはha南国nangoku 旅tabiのno宿yado
ひとのhitono別wakaれのreno さみしさだいてsamishisadaite
風kazeとto鳴naこうかkouka 足摺岬ashizurimisaki