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ジャンルを超えて溢れ出したリスペクトと多幸感——『BRAVE SONIC』全9組が駆け抜けた至高の1日 (1/3)

2026年8月20日、東京・豊洲PITにて開催された『BRAVE SONIC』。それぞれのスタイルを極めた全9組——OHL、Seven Deuce、杉本琢弥、THE BEAT GARDEN、ONE LOVE ONE HEART、ENJIN、GENIC、WHITE JAM、7ORDERのライブをレポート。
2026年8月20日、東京・豊洲PITにて開催された『BRAVE SONIC』。それぞれのスタイルを極めた全9組——OHL、Seven Deuce、杉本琢弥、THE BEAT GARDEN、ONE LOVE ONE HEART、ENJIN、GENIC、WHITE JAM、そして大トリを務めた7ORDERが一堂に会し、圧巻のパフォーマンスと互いへのリスペクトを惜しみなく交わし合った。

それぞれの色を鮮烈に放ちながら繋がれていった熱量は、真夏のフェスにふさわしい圧倒的な高まりを見せていく。ラストソングではステージへとなだれ込んできた出演者たちと客席の垣根が消え去り、会場全体で高く跳ね上がったあの瞬間、豊洲PITは至高の多幸感に包み込まれていた。熱狂と愛に満ちあふれた至高の1日を振り返る


OHL

真夏の熱気をそのまま閉じ込めたかのように、多くのファンが詰めかけた豊洲PIT。
開演時刻が近づくにつれ、会場全体を支配していくのは独特の緊張感と高揚感だ。暗転とともにカウントダウンが始まり、サウンドの重低音とOP映像が視界を奪う。
スクリーンに映し出された「ARE YOU READY」の文字。本日の出演者が次々と映し出され、そのトップバッターとして「OHL」の名が刻まれると、フロアからは待ってましたと言わんばかりの凄まじい歓声が巻き起こった。


ソリッドなサウンドが響き渡り、ステージへと降り立った彼ら。
最年少のGENが社長を務め、作詞・作曲、振付、会社運営までを自ら担う「完全DIYスタイル」の7人組だ。
『Gloria』『FUJIYAMA FRIENDS』と加速し、無骨なサウンドに乗せて序盤から独自のフィールドへ引きずり込んでいく。


MCを挟んで届けられた『My Room』で至極の歌心を紡ぐと、後半戦の『Periodt.』からは怒涛のギアチェンジ。

GENやJUNYAが声とダンスでフロアの温度をどこまでも引き上げ、RYUSEIやメインラッパーSHURUが圧巻のフロウを叩き込んで場内を激しく揺らす。
タオルが舞い、観客の拳が突き上がる狂騒のなか、ラストの『ぼくらの「」』まで全身全霊のパフォーマンスを展開。
自らの手で未来を切り拓く彼らの熱き魂が、豊洲PITに強烈に刻み込まれた。


OHLセットリスト

1.Gloria
2.FUJIYAMA FRIENDS
3.RED DEMON
4.My Room
5.Periodt.
6.NOTE
7.7bit
8.ぼくらの「」

2021 年 1 月に結成、7 人組男性ダンスボーカルグループ。 コロナ禍により予定されていた活動の全てが白紙となった中、グループの存続をかけて最年少メンバー GEN を筆頭に 7 人で所属事務所「株式会社 OHL」を設立。 マネジメントに加え、作詞作曲や振付、制作関連の全てをメンバー自らで担当。···


Seven Deuce

OHLが創造したグッドミュージックの余韻が心地よく漂う中、彼らから渡されたバトンを受け取るように、新たな熱気を豊洲PITへと持ち込んだSeven Deuce。
SEとともに姿を現すと、Kaitoの「ぶち上げていきましょう!」という咆哮からアクトが口火を切る。重厚なビートに乗せた『Re:RAISE』から、逆境の中でも燃える闘志を体現する『Burning Rain』へ。
勢いを落とすことなく畳みかける圧倒的なダンスとボーカルのなか、ふいに差し込まれるKaJIの情感豊かな歌声がフロアの空気を一変させ、観客の心を強く惹きつけていく。


MCで「名前を覚えてとは言いません、さらにぶち上げていきますから!」と語った通り、彼らが求めたのは過飾なアピールではなく、目の前のライブでフロアを揺らすことそのものだ。
『Crow』で黄色い声援が飛び交う艶やかな雰囲気を醸し出した直後、その余韻を切り裂くように響き渡った力強いアカペラ。一切の伴奏を削ぎ落とした声だけの熱量が、瞬時に会場の空気を研ぎ澄まされた緊迫感で満たしていく。


そこからなだれ込んだ『Mr.Runner』では、Kaitoの煽りに応えてオーディエンスの拳が力強く突き上がった。
「恥ずかしいという殻をぶち破れ」と言わんばかりの泥臭いコール&レスポンスが巻き起こり、場内はすさまじい一体感に包まれる。
「どんな場所でも最高のライブを」——高らかに掲げた宣言を全身全霊のパフォーマンスで証明し、彼らは確かな熱量を刻みつけてステージをあとにした。


Seven Deuceセットリスト

1.Re:RAISE
2.Burnig Rain
3.Crow
4.Mr.Runner

杉本琢弥

開演前、場内モニターに『男の本音』の映像が流れるたび、客席からは自然発生的に熱い手拍子が巻き起こっていた。その光景だけで、彼がどれほどフロアと強固な絆で結ばれているかが痛いほど伝わってくる。
暗転とともに歓声とクラップが弾け、「最高の時間を楽しみましょう」と杉本琢弥がステージへ降臨。
『RE:MAKE』で縦横無尽にステージを駆け巡り一瞬で空間を己の色に染め上げると、ダンサーを従えた『おにぎり』へ。
圧倒的なダンススキルと圧倒的な歌心を両立させながら、自信に満ちた表情で「僕、THIS IS アーティスト」と言い切るその姿は、自らの音楽と生き様に揺るぎないプライドを持つ表現者そのものだった。


優れたライブアレンジが光る『B.B.Q.』で完璧なクラップとコール&レスポンスを生み出すと、観客との距離を一気に縮める軽妙なMCから『君とシャンプー』へ。
最前列のオーディエンスへも気さくに声をかけ、言葉と笑顔でフロア全体を巻き込んでいく圧倒的なコミュニケーション能力。
彼は単に歌って踊るだけでなく、言葉一つで会場の空気感を掌握し、一瞬で独自の独壇場を作り上げていく地肩の強さを持っているのだ。

一転してジャケットを脱ぎ捨て、タンクトップ姿で放った『男の本音』では、「この時間だけはみんな熊本の彼女」と語りかけ、歌詞を〈豊洲のみんなが好き〉と変えて大合唱の渦を巻き起こす。
「ちょけさせていただいたので、カッコつけさせていただきます」と告げ、ジャジーなインタールードからラストの『CIRCUS』まで極上のショータイムを提示してみせた彼。
音楽のみならず強烈な言葉と人間味で魅了した前半戦のハイライトは、まさに孤高のエンターテイナーが見せた真骨頂だった。


杉本琢弥セットリスト

1.RE:MAKE
2.おにぎり
3.B.B.Q.
4.君とシャンプー
5.男の本音
6.CIRCUS

熊本県出身のシンガーソングライター。 2023年メジャーデビュー。TikTokでは、『熊本の彼氏』として熊本弁での彼氏感をテーマに動画を投稿し、フォロワー数は現在118万人を突破。SNS総フォロワー数は190万人を突破している。 今年TBSラジオにて冠番組「杉本琢弥のVAVAVA」がスタートし、現在、主···

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