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FAKYって生意気そうだと思ってた…。苦労も努力も人一倍してきたからこそ感謝の気持ちを持ち続ける彼女たちのグローバルなSoulに惚れた!【インタビュー】 (2/3)




——2NE1に高校生で出会ったって…若いですね…。では、Lil’Fangさんお願いします!

Lil:私は結構遅いんです。みんなは小さい頃からそうだったけど、私は小さい頃大工さんになりたくて。


——カッコイイ!!

Lil:みんながケーキ屋さんって言ってる時に私は“家建てたいな”みたいな(笑)

全員:(爆笑)!

Mikako:大好きこの話!

Lil:幼稚園のアルバムにも将来の夢大工さんって書いてるんですよ。歌とか踊るとか皆無だったんですけど、中学から高校に上がる時に、正直勉強が苦手だったんで高校に行くかも迷ってたんですよ。その時に「なにか1つだけしっかりやれるものを見つけなさい」って親に言われて、ちょっとだけカラオケが上手かったんで、じゃあ「歌をやらせて欲しいです」って言ったのが始まりでした。


——高校には行かれたんですか?

Lil:はい、高校行きながら歌をやらせてもらってて、そんな中でクラブとかライブハウスで歌わないかっていうお話を頂けるようになってソロで活動していたんですけどFAKYに入っていったっていう経緯です。


——音楽の道に進むことを許諾してくれたお父さんは音楽をやられてきた方だったんですか?

Lil:全くです。父方の祖父が声楽をやっている人だったんでピアノだけはやっていたんですけど、音楽をやることを強要されたことはなかったです。ずっと祖父は(歌が)上手いって言ってくれていたみたいなので、喜んでくれているといいなって思っています。


——音楽を始められた時期からアーティストとしてやっていくというイメージだったんですか?

Lil:正直そこまで考えてい悪なくて、幼稚園の先生になれたらいいなとか考えていたんですけど、ちゃんと歌手になりたいって思えたのは高校3年生でした。


——きっかけがあったんですか?

Lil:ライブハウスで趣味程度に歌っていたんですけど、あんまり練習せずにライブに出ていた時期もあって。広い会場でやったあるライブで2番の歌詞が全部飛んで歌えなくってしまったことがあって、それをきっかけに“ちゃんと取り組まなきゃ”っていう思いが芽生えて以降歌手を目指すようになりました。


——ダンスはいつ頃から始められたんですか?

Lil:ダンスはFAKYに入ってから始めました。未だに大変です、心と上半身と下半身が仲良くない状況が…


——心まで別々なんですね(笑)

Lil:心は動いてるつもりなんですよ(笑)!だからダンスって奥深いなって、日々頑張っています(笑)。


——Mikakoさんはダンスはいつから始められたんですか?

Mikako:本格的に始めたのが音楽の高校に入ってからでした。


——そうでしたか!海外生活をされていたAnnaさんとAkinaさんは幼い頃からダンスボーカルっていうものが身近にあって、そこをイメージしながら夢を追ってきて。

Anna:そうですね!


——日本で生活をされてきたLilさんとMikakoさんが幼い時はまだ激しく歌いながら踊るっていうアーティストさんも少なかったですし、具体的になりたいアーティスト像ができたのは10代だったんですね。
ずっと聴いたり歌ってきたりした、音楽性の根本にあるアーティストさんっていらっしゃいますか?


Mikako:ずっと聴いたり歌ったりしていたのは清水翔太さんです!

Lil:私はHIP HOPです!


——じゃあFAKYでやっている音楽と近いものもあるのかもしれないですね。

Lil:そうですね、洋楽も王道なところは聴いてきたんですけど、ビヨンセとジェイZがフィーチャリングしている曲とかも、ジェイZを知っていたのでジェイZと一緒に歌っているビヨンセっていう感覚でした。

Anna&Akina:へぇ〜!!!

Lil:音楽は歌詞を見るために聴くんで、邦楽HIP HOPから入ったんですけど、ラップって歌詞見ないとわからないことが多いんでUtaTenさんをよく使っています!

——ありがとうございます!!!


メジャーデビューを迎えて



——今回メジャーデビューで初のCDリリースとなりますが、みなさんのメジャーデビューに対する想いを聞かせてください。

Anna:メジャーデビューするにあたって、“やった〜!”っていうのももちろんありますけど、それより、やっといろんな人にも聴いて頂けるしやっとスタート地点に立てるねっていう気持ちの方が大きくて。本当に伝えたいことも多いし、歌っている曲の内容にも1曲1曲想いを持ってやっているので、それをちゃんと伝えられるといいなって思っています。

Mikako:5年目にしてやっとスタート地点に立てるっていう気持ちがすごく大きくて。デビューの日を迎えた後も正直不安の方が大きいです。ここから戦っていかなきゃいけないことの方が多いと思うんで。
5年間色んなことがあって辛いことの方が多かったんで、それをプラスにしてこれから色んな人とFAKYの音楽を楽しんでいけたらなっていう気持ちです。


——今後の目標というか、みなさんが共通して目指しているFAKYの姿は?

Lil:Mikakoがいつも言ってるよね!

Mikako:ずっと言ってるんですけど、ドームツアー。ドームで絶対ライブをしたいです。夢で終わらせたくなくていつも言葉にしているんで、絶対現実にさせなきゃいけないです!言霊です!


——今後このアルバムを引っさげてライブをされていくと思うんですが、FAKYさんのライブってどのようなライブになるんでしょうか?

Lil:私たちは本当にライブを大切にしていて、ライブの規模は関係なく見に来てくださっている方がいるっていうことをすごく重く受け止めています。私たちにとっては何百回あるライブのうちの1回でも、1回しか出会いない人の方が多いと思っているので毎回同じことをしたくないっていう風に思っていて、“今回はどんなライブにしよう”っていうテーマを決めています。
いろんなライブの形をとっているので、1回来ただけでは私たちの全部はわかっていただけないんじゃないかなっていう風に思っています!


——ではライブに向けては練習だけでなくそう言った話し合いも。

全員:はい!

Lil:1曲ずつ毎回違ったテーマを考えることの方が多いです。


——練習だけでも大変そうなのに!

Anna:時間を割いて来てくださる方がいるっていうことが本当にありがたいし、それにはちゃんと応えたいなって思うので、大変だとは思ってないです!

Mikako:プライベートな話をしている時でも「こう言うライブやりたいよね!」っていうコミュニケーションが自然に生まれます。それくらいFAKYのメンバーひとりひとりの中心にはライブがある気がします。


——でもやっぱり、歌いながら踊りながらっていうのは気持ちは別として人間の機能的に相当しんどいことしていますよね!

Lil:有酸素運動と無酸素運動を両方やっているので本当に人間の機能的にはすごくハードなことをしている認識はあるんですけど、それに向けてのトレーニングは4人でしっかりやっているのでライブ中に「やばい、しんどい…」ってなることはないです(笑)!


——10年歳を取っても変わらないでいて欲しいです!

Lil:そうなれるように頑張らなきゃね!

全員:(笑)!

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ルーツもスタイルも異なる最強の5人が集結したガールズ・ユニオン。 2016年に発売した『CANDY』はiTunes総合トップアルバムにおいて、アリアナ・グランデ、レディオヘッドに次ぐ3位を獲得。 2017年に発表した『Surrender』は「Spotify」Viral Top 50チャートにて日米Top 10入りを果たした。 ···

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