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木島ユタカ、地上波TVに出演し注目度UP!民謡と津軽三味線の音を心に響かせるシンガーが奏でる「十年経てば」【インタビュー】 (3/3)


和のこころ2 ~ケルティック編~



──和のこころ2はどのようなアルバムですか?

ユタカ:サブタイトルでケルティック編ってついてるんですけれども、ケルティックの民謡のメロディをそのままつかって、そこにオリジナルの日本語の歌詞を付けたという作品です。

作詞は全て及川眠子さんに書いていただきまして、眠子さんが僕の声を聴いていただいて、今回の作品のテーマを眠子さんの方から提示していただきまして、それが凄く嬉しかったです!

──そのテーマとは?


ユタカ:『家族』です。
『家族』というテーマで大きく括って作品を作ろうということで、いい事だけじゃなくて、本当にリアルなところに突っ込んだ歌詞もいろいろあるので、凄くそれが眠子さんらしいなって、プロの作詞家さんってすごいなって思いましたね。


──それでは、1番気に入っているフレーズは?

ユタカ:全部気に入ってはいるんですけど、リード曲「十年経てば」の頭の『十年経てば 大人になるのか』っていうワンフレーズと、一番最後の『その日まで せめてもう少しだけ 父の隣でいておくれ』という歌詞があるんですけれども、そこが凄いグっとくると言いますか。(笑)

──どのあたりでグっと感じました?

ユタカ:一番最後のワンフレーズに着地するように歌詞が続いてたんだなって言うのが。父親の秘めた想いというか、口にできない想いというのをこのフレーズで表してるなって言うのが僕は凄いグっとくるフレーズですね。

これからの目標、10年前の自分と比べて



──ありがとうございます。木島ユタカさん、これからの目標は?

ユタカ:今回の作品に巡り逢わせていただいて、今までかっこいいと思われたいとか、お洒落だって思われたいとか、そういう事も多少意識しながらステージに立ってたのが、僕も34歳になって、そういうのはまったくいらないのかなって思い始めて。

かっこいいとかお洒落とかいらないから、今回のような家族ってテーマだったり、故郷を思うようなそういう世界観だったり……今は便利な世の中なので、だからこそ人と人とのつながりとか、そういう部分を歌える歌い手でありたいな、と思いますね。

それをもう死ぬまで歌っていきたいです。


──ちなみに10年前の目標はどんな感じでしたか?(笑)


ユタカ:24歳の時でしょ…。
23歳の時にEXILEのオーディション受けて、落ちたので、EXILEに負けたくないなとかって思ってたかもしれないです(笑)

──EXILE!(笑)そんな過去も(笑)


ユタカ:かっこつけたいとかは当時はやっぱり思ってました。(笑)


──十年経って大人になった訳ですかね?


ユタカ:男の子は特に大人になるのは遅いと思いので、ようやく大人になって来たんだと思います!(笑)


──家族について歌えるようになったぐらいですもんね!


ユタカ:当時は恋愛についてなんやかんや歌ってましたからね(笑)
でも、それを経たからこその今もあるとは思ってます。


最後に



──それでは大人になった木島ユタカさん、最後に一言お願いします!

ユタカ:リード曲の『十年経てば』の歌詞をしっかり見ていただきたいなと今回は特に思っていて、そういう歌詞がしっかり伝わるようなシンガーであり続けたいなと思っていますので、是非これから木島ユタカを応援していただければ嬉しいなと思います!


──ありがとうございました!

5歳から父親の影響で『民謡』を歌い始める。    父親との二人三脚、本格的な民謡のレッスンを経て、数々の民謡全国大会で、グランプリを獲得。 透明で艶のある歌声と、民謡で培われた芯の太い歌力が絶妙なバランスで混ざり合い、現代ポップスと"和"を併せ持つその世界観は、唯一無二で聴く人の···

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