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【歌詞コラム】yonigeがさよならと歌っているのは誰のアイデンティティー?

最近よく目にするyonige。夜逃げをわざわざローマ字にするなんて、何かわけありではないか?と思う人もいるかもしれませんが、彼女たちはれっきとしたガールズバンド。 バンド名の由来はパソコンのキーを適当に押したらyngだったというオチですが、曲はなかなか強烈です。

公開日:2017年9月22日 更新日:2017年9月22日


この記事の目次
  1. ・yonige さよならアイデンティティー
  2. ・好きになるプロセス
  3. ・全部を受け入れることはなかなか難しい
  4. ・yonige 最新情報
  5. ・リリース情報
  6. ・yonige Profile
大阪府寝屋川市出身、牛丸ありさ(Vo/Gt)とごっきん(Ba/Cho)の2人組はこれまでに3枚のミニアルバムを発表。ワーナーミュージック・ジャパン内の「unBORDE」からメジャーデビューが予定されています。

yonige さよならアイデンティティー

「さよならアイデンティティー」は、2015年作「Coming Spring」に収録されている彼女たちの代表曲です。


――――
さよならアイデンティティーよ
もう少し早く気付けたら
綺麗な昨日を思い出す事も無かった
呆れる程に痛かった
もう少し君と居たかった
嫌いなその癖
今じゃなんだか愛しくて
――――
失恋ソング。女性目線で歌われる歌詞は言えなかった気持ちをつづっています。終わってしまった恋愛が切ない。
ここで「さよなら」と歌っているのが「アイデンティティー」であるのが気になります。ふつうは相手のことだったり思い出だったりするはずですが、なぜ「アイデンティティー」なのでしょうか?

好きになるプロセス

この曲で「アイデンティティー」が表しているものは2つあると考えられます。
1つは、好きな相手自身です。ちょっとした仕草、相手の好きなもの、そんなところから恋ははじまります。
相手を少しずつ受け入れていく過程は、その人のアイデンティティーを好きになるプロセスと言い換えてもいいし、相手の色に染まることでもあります。

――――
例えば君が描くような
明日さえ怖いなんて言えないな
こんなにも苦しいのに繋(つな)ぐなんて
馬鹿みたいだ
――――

しかし、そのことは同時に、ちょっとしたイヤなことやささいなことの積み重ねによって愛情が壊れてしまうことも意味しています。

「君が描くような明日」「怖い」という感覚。違うとわかっていても続けてきたのは、本当に好きだったから。でももうそれは過去になってしまった。


――――
たった今途切れた電話から
もっと確かな不安は動いた
いつまでもこんなに変われない僕は
駄目になってった
――――
2番は相手側の視点から始まります。甘えてダメになっていく「僕」
“私”からすれば、好きだったはずの彼のアイデンティティーはどこにいってしまったのだろうという気持ちです。

でも本当は最初から全部わかっていたのかもしれない、それでもどこかで期待してがんばってきた。そんな経験をしたことがある人もいるかもしれません。

――――
イライラってして泣いて
こんな最低な夜は
キラキラって神様に
祈りを捧げよう
ダラダラってしてるだけ
期待なんてして馬鹿みたい
ケラケラって笑うだけ
何も出来やしない
――――

「アイデンティティー」という言葉で表しているもう1つは、相手と自分とのズレです。相手を知ったときに恋が終わると言うように、相手を知ることは自分を知ることでもある。

全部を受け入れることはなかなか難しい

どんなに好きな相手でも、全部を受け入れることはなかなか難しいもの。相手のことを知れば知るほど自分との違いが浮き彫りになってしまいます。

相手の中に見ていた自分の理想と現実とのギャップ。自分という人間を構成する価値観を「アイデンティティー」という言葉ですくい取っています。


――――
愛していた
恋していた
許していた
――――

最後に「許していた」と言うのは、相手という人間を理解できたから。それらすべてを吹っ切るかのように「さよなら」と、ささくれだった気持ちを大声で一緒に叫びたくなるフレーズです。

思いを吐き出すように歌う「さよならアイデンティティー」
ざらついたギターに疾走感のあるサウンドとエモーショナルな振れ幅の大きさは、他のガールズバンドにない彼女たちのアイデンティティーです。

彼女たちがこれからどんな曲を歌っていくのか。yonige、いま最注目のバンドです。


yonige(よにげ)は兵庫県寝屋川市で2013年に結成されたロックバンド。メンバーは1994年生まれのギターボーカル牛丸ありさ、1995年生まれのベース・ごっきんの女性2名。同じ高校の同級生であった。当初は3人編成のバンドであったが、2015年12月にドラム・かねもとが脱退して以来2人でバンドを継続。牛···

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yonige 最新情報

リリース情報


●2018年10月3日 release
ミニアルバム『HOUSE』
価格:2,000円(税抜)
品番:WPCL-12932 

【収録曲】
01. 顔で虫が死ぬ
02. リボルバー
03. 2月の水槽
04. どうでもよくなる
05. ベランダ
06. 春の嵐
07. 笑おう(album ver.)

※初回プレス分封入特典:「君のおへその形を忘れたツアー」CD購入者限定 チケット最終先行応募抽選チラシ

【受付期間】
2018年10月3日(水)12:00~10月7日(日)23:59

▷予約&配信リンク
▷特設サイト「YONIGE no NIGEBA」

※スマートフォン向けサイトになります。PCではリリックビデオの試聴はできません。
※iPhoneをお使いの方はSafari、Androidの方はChromeでご覧ください。
※期間限定サイトになります。

yonige Profile

大阪寝屋川出身。2013年結成。牛丸ありさ(Vo&Gt)、ごっきん(Ba&Cho)の2人からなる日本語ロックバンド。

10~20代を中心に口コミとSNSで大きな支持を広げ、YouTubeでもMVの総再生回数が2,000万回を突破、同世代から大きな注目を集める。年間100本以上に上るライブを全国各地で行い、昨年は数々の大型フェスにも出演、度々入場規制になるなど、その勢いは止まらない。

9月20日(水)にワーナーミュージック内のレーベル、unBORDE(アンボルデ)よりメジャーデビュー第1弾作品となる1st full album『girls like girls』をリリース!オリコンウィークリーチャートで8位にランクイン、初の週間TOP10入りを記録した。

10月12日から全国33都市をまわるアルバムツアー「girls like girls tour」を開催、2月に行われた東名阪ツアーファイナルシリーズは全公演ソールドアウト、大盛況のうちに幕を閉じた。

2018年、au“三太郎シリーズ”「笑おう」篇のTVCMソングに『笑おう』が大抜擢、1ヶ月でYouTube再生回数が330万回を突破するなど大きな話題となった。

今夏は大型フェスに総出演!夏フェスの要注目のバンド(オリコン調べ)第1位に輝くなど大きな注目を集める中、10月には約1年ぶりとなる新作「HOUSE」を発表する。

▷yonige オフィシャルHP

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