1. SuGが全力であがき続けた10年間は、まさにオーダーメイドのgr8 story(great story)だった

SuGが全力であがき続けた10年間は、まさにオーダーメイドのgr8 story(great story)だった

7月31日、公式HPで無期限活動休止を発表したSuG。 彼らが活動休止前最後のステージに選んだ場所は、自身初となる日本武道館だった。 9月2日の公演当日には国内のファンだけでなく、海外からのファン、また彼らに憧れる若手バンドマンなど、7000人ものファンが武道館に駆けつけた。

2017年9月25日


この記事の目次
  1. ・活動休止前最後の楽曲 AGAKU
  2. ・記念すべきメジャーデビューシングル
  3. ・ヴィジュアル系に新しいジャンルが誕生した
  4. ・SuG 最新情報
  5. ・リリース情報
SuGは2007年結成、2010年メジャーデビューの5人組ヴィジュアル系ロックバンド。「Heavy Positive Rock」をコンセプトに、常に前向きでポジティブな楽曲を数多く発表してきた。

彼らの楽曲に、ボーカル武瑠の紡ぐ歌詞に、救われた、元気をもらったという人は数え切れない。もちろん私もその一人だ。

どんな時でも常に前向きな姿勢を崩さなかった彼らが、結成10周年を迎えた矢先に発表したのはバンドの無期限活動休止だった。断腸の思いでの決断だったということはメンバーのコメントからも察しがついた。

活動休止前最後の楽曲 AGAKU

武道館公演でも1曲目に披露され、惜しくも活動休止前最後の楽曲となってしまった「AGAKU」に、彼らが傷だらけになりながらも必死で、全力で駆け抜けてきた10年間の軌跡と、そして活動休止を決断せざるを得なかったその苦悩が、痛々しくもストレートな言葉で綴られている。



「AGAKU」の歌詞の中に一つ気に掛かる箇所があった。
――――
“飽くなき魂が魅せた物語は 喜劇かそれとも悲劇か”
――――

僕らSuGが傷だらけになりながらも、常に前を向いて全力で駆け抜けてきた10年間のバンドストーリーは、喜劇?それとも悲劇なのだろうか?





彼らの武道館公演を見終わった後、公演中盤でも演奏されたメジャーデビューシングル「gr8 story」の歌詞が、ふと頭をよぎった。



――――
“裸になりゃ怖いもんなし 死ぬ気でGo my way
限られた時の中で さぁ僕は何ができるだろう?”

“またあした またあした って逃げたいけど ただ信じろ
僕らが 守るべき たったひとつだけのものを

「自分らしく」自分裏切れ 想像超えてくストーリー
縛られたままでたまるか さぁ ぶち破れ 現状の等身大”

“『オーダーメイドのgr8 story』”
――――

メジャーデビューシングルは、どのバンド、アーティストにとっても重要な楽曲。決意表明や想いが強く込められているものだ。

記念すべきメジャーデビューシングル

SuGは記念すべきメジャーデビューシングルに、ファンへ向けての熱いメッセージと共に、「俺たちはこういうバンドになりたいんだ」と信念を綴っていた。

ゼロからのスタート 、俺たちは死ぬ気で突っ走っていくだけ
SuGとしてバンド活動できるこの限られた時間の中で、俺たちはどこまでいけるだろうか?

目の前のことから逃げたくなることもあるけど、ただ信じて
俺たちが守るべきたった一つだけの夢(SuGというバンド)を

「自分らしく」、自分が想像もしていなかった偉大なる人生を
何にも縛られず、自分の殻をぶち破って、さぁ自由に描いていくんだ

それこそが俺たちとみんなで作り上げる、オーダーメイドのgr8 storyになるんだから!、と。

SuGの10年間は「AGAKU」の歌詞にあったような喜劇でも悲劇でもなく、SuGのメンバーと彼らの楽曲を愛したファンと共に作り上げた、まさしくオーダーメイドの「gr8 story(great story)」だったのではないかと、武道館で多くのファンの愛と笑顔と涙で溢れた素晴らしい光景を見て、そう思わずにいられなかった。

SuGが活動休止前最後に武道館公演に挑んだ理由、それは自分たちSuGと共にgr8 storyを紡いできてくれたファンに、10年間の感謝の気持ちを込めて、武道館でのこの素晴らしい景色を共に分かち合いたかったからに違いない。



アンコールのMCで、抱えきれないほどのたくさんの感情を背負ってステージに立っていた5人の想いが溢れ出した。

涙で顔をぐしゃぐしゃにしながらファンへ感謝を伝えたドラムのshinpei、SuGでやりたいことは全部やり切ったと語ったギターのyuji、SuGというバンド名は守り続けると決意を伝えたベースのchiyu、腹が立つほど悔しいと本音を語ったリーダーでギターのmasato、涙ながらにバンドの真実と葛藤、そしてファンへ夢を持つよう語ったボーカルの武瑠。
ステージを去る時の彼らの涙と笑顔が脳裏に焼き付いて離れない。

どんな時も前を向いて必死に全力であがき続けてきたバンド、SuG。
彼らが積み重ねてきた10年間に多くの共感が集まって、武道館のあの素晴らしい景色が生み出されたのだと思う。

ヴィジュアル系に新しいジャンルが誕生した

活動休止や解散といった知らせを耳にする度、一言では言い表せないこの寂しくも切ない感情は、何度経験しても決して慣れることができない。
彼らを初めて見た時、個性的で派手で斬新なそのファッションと、思いきりポジティブでポップな楽曲に、当時の私はヴィジュアル系に新しいジャンルが誕生したと思った。


青春時代の痛みや息苦しさ、大人になりきれない葛藤やトラウマ、そして矛盾だらけの世の中に生きづらい社会。弱くてもいい、いつかきっと乗り越えられるから、下ばっかり向いてないで、しっかり前向いて歩いていけよ、と寄り添いながらも力強いメッセージに溢れたSuGの楽曲は、いじめや自殺と言ったニュースが絶えない今の時代に、必要な音楽、バンドだったのではないかと思う。



活動休止は悔やまれてならないが、彼らの残した楽曲は多くのファンがこれからもずっとずっと大事に温め続けていってくれるに違いない。

SuG 最新情報

リリース情報

■■SuG「HEAVY POSITIVE ROCK FINAL LIVE AT NIPPON BUDOKAN」
【初回限定盤】DVD2枚組+ブックレット(全48ページ予定)
[品番]PCBP-53221/¥9,300(税込)
[DVD 収録内容]
・DISC1: HEAVY POSITIVE ROCK LIVE AT NIPPON BUDOKAN本編映像
・DISC2: SuG 10th ANNIVERSARY PROJECT Special Movie(仮)
[同梱特典]
ブックレット(全48ページ予定)

【通常盤】DVD1枚
[品番]PCBP.53222/¥5,000(税込)
[DVD 収録内容]
・DISC1: HEAVY POSITIVE ROCK LIVE AT NIPPON BUDOKAN本編映像

【SuG SHOP限定盤】Blu-ray2枚組+特典映像DVD+武瑠デザイン・オリジナル・グッズ
[品番]SCXP.00067/¥15,000(税込)
[BD 収録内容]
・DISC1: HEAVY POSITIVE ROCK LIVE AT NIPPON BUDOKAN本編映像
・DISC2: SuG 10th ANNIVERSARY PROJECT Special Movie(仮)
[特典DVD]
撮り下ろしオリジナル映像(予定)
[封入特典]武瑠デザイン・オリジナル・グッズ
[仕様]LPサイズ豪華BOX仕様

■■SuG SHOP限定盤「HEAVY POSITIVE ROCK FINAL LIVE AT NIPPON BUDOKAN」発売特設サイト(9月13日18:00オープン)
http://a.ponycanyon.co.jp/sug/

■■SuG 10th Anniversary HEAVY POSITVE ROCK
2017年9月2日(土)  日本武道館
セットリスト
SE. mark
M01. AGAKU
M02. HELLYEAH
M03. 不完全Beautyfool Days
M04. Toy Soldier
M05. 小悪魔Sparkling
M06. B.A.B.Y.
M07. 無限Styles
M08. 桜雨
M09. 無条件幸福論
M10. Howling Magic
M11. セッション
M12. sweeToxic
M13. 契約彼女、生贄彼氏
M14. FRIDAY!!
M15. gr8 story
M16. ☆ギミギミ☆
M17. SICK'S
M18. mad$hip
M19. 10th ANNIVERSARY MEDLEY
   〜Alterna.
   〜俺式Continue
   〜R.P.G. -Rockin' Playing Game
   〜Vi-Vi-Vi
   〜武士道 -bushido- FREAKY
   〜Fast Food Hunters
   〜Crazy Bunny Coaster
M20. 39GalaxyZ
 アンコール
EC1. dot.0
EC2. teenAge dream
EC3. CRY OUT
EC4. Smells Like Virgin Spirit
 ダブルアンコール
EC5. LOVE SCREAM PARTY
EC6. ときどきすてきなこのせかい

『Family Song』、溢れ出てく…

『BRAND NEW MORNING』…