ダンスミュージックに生まれ変わった『最後の言葉』
──曲のファンも多いであろう『最後の言葉』はオリジナルよりだいぶ爽やかで今風なアレンジになった印象でした。今回リリースしたバージョンのアレンジを初めて聴いた時はいかがでしたか?T-MAX:サスペンスやな〜って思った!
KODAI:サスペンス!
T-MAX:その、ドラマにね?
YUYA:ドラマ、サスペンスではないですけどね!
全員:(笑)
T-MAX:ダンスが付いたし、ダンスミュージックになったっていう感じがありました。元のアレンジじゃ絶対踊れないですけど。どっちのバージョンも好きです!
KODAI:それこそ、今の5人で魅せれる『最後の言葉』になった気がしましたね!
──MVの撮影はどうでしたか?
SHOTA:今回砂浜の上でダンスしてるので、練習とかリハーサルとは違っていざ現場に行くと足はとられるし、撮影時は8月だったので暑いし、大変でしたね!
JUKIYA:一発に集中してやらないとダメでしたね!1回踊っただけで汗びっしょりやし。
──現在ショートバージョンがYouTubeで公開されていますが、フルだとまた違ったものが観られるんでしようか?
KODAI:シチュエーションが違うものが出てきますね!
──なるほど!初回限定版Aの特典映像YUYA Ver.っていうのは?
YUYA:僕が裸で歌い踊るやつです。
KODAI:そんなんやるの!?
YUYA:服着て歩きながら歌ってます(笑) 全部の撮影が終わった時にちょうど夕日が沈む時で、すごく綺麗だったので撮影しようということで撮影してもらいました!
──『最後の言葉』は切ない別れの歌ですが、曲の背景とか、主人公の2人がどうして離れることになったんだろうっていうようなことを考えたりされますか?
KODAI:多分、すごく身勝手な男性だけど、2人の世界にしかない何かがあると思うんですよ。歌詞にも描かれていない部分だと思うんですけど、それをしっかり自分の中でイメージしてますし、表現できればとも思います。
YUYA:こう言う恋愛というか、思ってることとやってることが違ったり、この主人公は矛盾している気がしますね、その矛盾すら受け入れちゃっているところが大人なのかなって思います。
──共感はできますか?
YUYA:共感はできないけど、なんとなく感覚は理解できますよね。歌詞が全てでそれ以上でも以下でもないと思うんで、あとは聴いてる人がどういう世界を膨らませて欲しいですね!
──その“なんとなく感覚は理解できる”っていう感覚は若いお二人にはありますか?
SHOTA:ちょっとわかるのは、2番の「でも君は誰よりも素敵だから 僕なんかより いい出会いが待ってる」って歌う時に思い浮かべるのは、強がりだけど寂しがりやな人だな、って。だけど、逆にここは難しいなって思うフレーズもありますね。
YUYA:愛なのか情なのかね!きっと付き合いが長いんでしょうね、だから相当な理由がないと別れないじゃないですか、だから難しいね。SHOTAが入ったフレーズは強がりの寂しがりやとも捉えられるけど、自分勝手な奴とも捉えられるし。
──歌詞に「子供の頃の あの夢のように」とあるので、皆さんの子供の頃の夢について伺いたいと思います!
YUYA:どう?パン屋さん?
KODAI:なんでパン屋さんって決まってんの!
T-MAX:僕はレアルマドリードに入りたかったですね!レアルマドリードに入れますようにってずっと書いてました!その時はロナウジーニョとか、誰がいたっけその時?
SHOTA:ジダンとか。
KODAI:地団駄。
T-MAX:ジダンが地団駄ってずっと言ってました!そういうCMがあったんですよ…
──ありましたね!
YUYA:広げんでええねん(笑)!
SHOTA:僕も小さい頃の夢サッカー選手でした。見る夢ってコントロールできるってテレビで見て、お父さんに買ってもらったサッカーの本を枕元に置いてました!
YUYA:読んでへんの?
SHOTA:読んでました!夢の中でスター選手とプレイしてました!
──見れるもんですね!
SHOTA:5回に1回は見れてました!サッカー選手になって海外に羽ばたきたいっていうのが夢でした!
YUYA:いつまで?その夢は。
SHOTA:中2とか中3までです。
YUYA:ちなみにT-MAXはサッカー選手になるっていう夢はいつまで?
T-MAX:僕、なれるって思ってたんで。
YUYA:じゃあなれへんってなったタイミングが諦めたタイミング?
T-MAX:いや、もう嫌いになった。
全員:ん!?(笑)
KODAI:サッカーが嫌いになったの?
T-MAX:そう、頑張って続けてたら社会人になっても選手になれるもんやと思ってた。
YUYA:無理やった?
T-MAX:無理やった。だんだん厳しさわかってきて。プロになったら学年とか関係ないのにもかかわらず、それぞれの年代にバケモンがいて、そういうのがありましたね。
YUYA:KODAIは何やったん?
KODAI:小学校の論文に書いたのは塗装屋さん。全く夢がなくて。知ってる仕事がそれしかなかったんですよ。
YUYA:めっちゃおもしろいやん。いつの時点でこれにはなりたくないって思ったん?
KODAI:卒業論文書いた翌年には思ってましたね。
YUYA:僕は、2分の1成人式っていうのが10歳の時にあって、その時に発表した夢はオリンピックの100m走の選手になりたいってことでしたね。走りがすっごい好きだったんですよ。長距離も得意だったんですけど短距離がとにかく好きで、サッカー選手っていう夢があった時もあったんですけど、10歳の時にはもう走り!基本的にはこういう性格なんで、リレーとかでも絶対にアンカー以外はやりたくないって(笑)。
全員:(笑)
YUYA:全然1位で来んでええよ、みたいな(笑)。
KODAI:そのドラマみたいなのやりたかったん!
YUYA:そうそう(笑)。走るのは見てるのも好きで、最近も桐生選手と山県選手の活躍を見てましたね。やってたらどこまで行けたんかなとかも考えますもん。そうでもまあ子供の頃の夢ですね。
JUKIYA:僕もサッカーやってたんでサッカー選手ですね。
YUYA:声ちっちゃ!
JUKIYA:小学生の頃EXILEさんが好きだったんで、EXILEさんになりたかったです。
YUYA:その当時のEXILEさんの誰になりたかったん?
JUKIYA:TAKAHIROさん(笑)
全員:(笑)
YUYA:だいぶちゃうわ!
JUKIYA:小学校3年生の時にTAKAHIROさんに手紙書いたことあります!
KODAI:なりたいです!って。 ?
JUKIYA:はい、でもさすがにお返事はなかったです。
YUYA:サンタさんちゃうねんから!
──サンタさんって信じてました?
KODAI:めっちゃ信じてました…
──何才くらいまで?
KODAI:小6かな?
YUYA:え〜!
SHOTA:マジすか!?
T-MAX:俺小2!
YUYA:覚えてない!よく覚えてるな!
T-MAX:自分で試したんで!1年かけて。
KODAI・YUYA:は?
YUYA:何言ってんねん、帰る?
全員:(笑)
T-MAX:まず1回目はお祈りして、手紙を部屋の一番高いところに置いて、親にも誰にも知らせずにやったら全然ちがう商品が来て。
KODAI:そういうことか!
T-MAX:次の年は「サンタさんにこれお願いすんねん」ってめっちゃ言いまくってたら、来て、“あ、こういうことか”って。
YUYA:すごいT-MAXの頭がクリスマスツリーに見えてきた。
T-MAX:あ、スイカバーに見えるは言われました。
KODAI:僕の家は毎年クリスマスツリーの下に日本酒を置いてたんですよ。なんで置いてんのって言ったら「サンタさん寒いやろ、これで温まんねん」って言われてて、小6までずっと信じてたんですけど小6のクリスマスの時に、楽しみにしててパッと目が覚めちゃったら親父がプレゼント置いてた。それを見て、だからか!って全部辻褄があったんですよ。「お前何が欲しいねん、今からサンタさんに電話してやるよ」とかね、
SHOTA:サンタさんに電話(笑)!
KODAI:お前らが寝ないと電話できんから寝とけって。
YUYA:関西やなぁ。