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【インタビュー】心を潤すってすごく大切なこと。沢山の想いを込めた1stAlbum『WATER』をリリースしたSHE IS SUMMERにインタビュー! (2/2)


時間の経過って本当にいろんな可能性を秘めている



──今回のアルバムには、ふぇのたす時代のパートナー「ヤマモトショウ」さんも参加しています。

MICO:ショウさんの参加は、なんか自然な流れでしたね。今回のアルバムへ入れた新曲の中、『待ち合わせは君のいる神泉で』という曲をショウさんと一緒に作ったんですけど。この曲はショウさん節がすごく出ている歌詞だとすごく思いました。


──完成した1stアルバム『WATER』は、どんな作品になりました?

MICO:本当に、ここまでのSHE IS SUMMERの歩みの集大成になったなと思っています。じつは、ここ3ヶ月くらいで自分の精神年齢が一気に上がったなと感じてるんですけど。このアルバムにはSHE IS SUMMERを始めた頃のすごくあどけない自分もいるし、そこから脱皮したいと思って蠢いてる自分もいます。

 SHE IS SUMMERって、「500日のサマー」のサマーちゃんのように強くなりたいと思ってつけたアーティスト名でもあるんですけど。私が一人の女子としても、一人の人間としても、日々を素敵に生きるために葛藤し、頑張っている姿を詰め込んだアルバムにもなったなぁと思いつつ。そんな背景を知らずに聞いても楽しめるエンタメ性を持った作品にもなりました。


──その成長過程をしっかり詰め込んでいるところも、アルバム『WATER』のポイントですよね。

MICO:日々、成長しながら変わっていけることに楽しさを強く感じています。変わった後に、変わる前の自分を振り返って誰かと話すのも楽しいし、時間の経過って本当にいろんな可能性を秘めてれば、時間の経過がなければ成し得ないことだっていっぱいある。


──だから、時間の経過をいろんな曲の中に書いているんですね。

MICO:すぐ書いてしまいますね(笑)。


時間は経過していくし、日々どんどん変わっていく



──この歌詞を聞いて欲しいというポイントも、ぜひお願いします。

MICO:『思い出はシャンプーの中に』という歌詞を私はすごく気に入ってて。これもね、時間の経過には逆らえないことを書いてるんですけど。

変わっていくのが凄く嫌だなと感じる物事ってあるじゃないですか。私、そのことについて昔は凄く心を痛めてたんですけど。でもね、「痛めてるばかりでもなぁ」と考えた末に辿り着いた一つの答えが、「時間は経過していくし、日々どんどん変わっていくんだけど。でも、”そこにあった”ことには変わりがないなぁと思うようになって。
世の中には変わっていくのと同時に、変わらないもの、変えられないもの、変えたくないものも実際にあるじゃないですか。それを、自分の中ではずっと消化出来ずにいたんですね。

私、基本的には「変わっていくことが面白い」と思える性格のように、変化を恐れることは少ないんです。だからこそ、たまに出てくる「これは変わって欲しくない」と思うことが変わってしまったときにどうしたらいいかわからなくなれば、その気持ちの拠り所を探してしまうんですけど。今回『思い出はシャンプーの中に』という歌詞を書いたことで、ようやく自分の気持ちの落としどころを見つけられたなと思っています。気になる方は、ぜひ聞いて欲しいです。


「ROOM SHARE」は、微妙な年齢のときにしかできないこと

──来年には、初の東名阪ツアーも決まりました。

MICO:ツアーは人生初になります。アルバムの曲をライブで歌うことによって、その時ごとに歌ってゆく感覚が異なっていくのがライブの楽しさ。そこに集まってくれるみんなと、どういう歌を一緒に描いていけるかを楽しみにしています。


──その前に、11月11日に渋谷クラブクアトロを舞台に「SHE IS SUMMER Join ROOM SHARE the FILAL」公演を、Shiggy.Jr.さんと一緒に行います。

MICO:この日の2マンライブはアルバム『WATER』のレコ発という形ではなく、今年ずっとSHE IS SUMMERが続けてきた自主企画「ROOM SHARE」のファイナル公演になります。
「ROOM SHARE」は、本当に私を成長させてくれた企画。「ROOM SHARE」は、微妙な年齢のときにしかできないことだなと思ってて。


──微妙な年齢?

MICO:そう。子供では出来ないし、大人になってからでも出来ない。成長しようとする気持ちが震える、そんな微妙な年齢の時期だからこそ出来ることって言うのかな!?。ROOM SHAREをしないと見えない相手…それは対バンしないと見えない相手の気持ちだったりとか、そういうものを恥ずかしがらずに見せあってぶつけあう場所になればいいなと思って付けたのが「ROOM SHARE」というタイトルでした。実際に行ってきたライブも、まさにそういう内容になったなと思います。

同時に「ROOM SHARE」を通すことで、私の中での精神年齢的な意味の微妙な期間を通り越せたように、今後はまた違った形でやりたいなとも思っています。


──これからもMICOさんは、SHE IS SUMMERとして「そのときのモード」でいろんな想いを形にしていくんでしょうね。

MICO:だと思います。「今の自分では想像がつかないことをどんどんやっている未来の自分がいてくれたらいいなぁ」と思っています。なんか、自分に制限はかけたくないんです。しかも今は目標も作っていなくって。


──それはどうして?

MICO:今の自分に想像出来る目標なんていらないかなと思ったことから、目標は設けずにやっています。そのほうが一番フラットな気持ちで音楽へ向かっていける。今は、生活を潤すために音楽をやっている感じです。


──同時に、SHE IS SUMMERの音楽を通し、どれだけの人の心が潤ってくれるか…。

MICO:発信する限りはね。いろんな人たちがSHE IS SUMMERの音楽をいい風に受け取ってくれたら、それが一番の幸せです(笑)。




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エレクトロポップユニット “ふぇのたす” のボーカル “みこ” として メジャーデビュー。 2016 年 4 月より “MICO” のソロプロジェクト “SHE IS SUMMER” として始動。 同年 8 月 1st E.P「LOVELY FRUSTRATION E.P.」をリリース、 リード曲「とびきりのおしゃれして別れ話を」は、YouTube の 再生回···

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