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The Floor、泣きながら踊れるような音楽を 1stアルバムに込めた想い【インタビュー】 (1/4)

北海道在住の4人組ロックバンド・The Floorが2月7日に、メジャー1stアルバム『ターミナル』をリリース。今作は、誰もが共感する青春が詰まったリードナンバー『18』を含む全10曲を収録。彼らが同作に込めた想いは…?

The Floorというバンドは一体なに?

──早速なんですけど、UtaTenには初登場なので、「The Floor」というバンド名の由来から教えていただいてもいいですか?

ササキハヤト:"ライブ会場のフロア(床)を汗とか涙とかそういったもので溢れさせてしまいたい!"という思いと、泣きながら踊れる音楽を目指してこの名前になりました。

──じゃあ自己紹介も兼ねて、皆さんのアピールポイントをそれぞれ教えていただいてもいいですか?

ミヤシタヨウジ:ベースのミヤシタヨウジです。趣味は映画鑑賞で、アピールポイントは丸眼鏡です(笑)。

──ちなみに、どういうジャンルの映画が好きだったりしますか?

ミヤシタヨウジ:洋画ですね。邦画も観るんですけど、洋画が多いですね。ジャンルはホラー以外です。

コウタロウ:ドラムのコウタロウです。痩せていることがチャームポイントで最近の趣味はデブ活です(笑)。

ササキハヤト:チャームポイント消そうとしてんじゃん(笑)。
──一番好きな食べ物とかあります?

コウタロウ:一番好きな食べ物はカレーライスです。スープカレーやドライカレーも好きです。

ミヤシタヨウジ:全部じゃん。


ササキハヤト:(自分の)チャームポイントがわからない、、、。犬顔で猫っ毛です。

永田涼司:キモいなぁ……。(笑)

──犬顔で猫っ毛!(笑)ちなみに、猫と犬だとどっち派ですか?

ササキハヤト:あ、僕猫飼ってるんで猫派です。

──猫の種類はなんなんですか?

ササキハヤト:拾ってきた子なんでわからないです。雑種かな?

──ちなみにお名前はなんていうんですか?

ササキハヤト:チャムくんとミロちゃんです。

(一同笑)

永田涼司:可愛いな。

ササキハヤト:可愛いです。

ミヤシタヨウジ:初めて聞きました。

──由来とかってなにかあるんですか?

ササキハヤト:家族が僕のいないところで名付けちゃって。とりあえず納得して、「あ、チャムくんていうの?よろしく」でした。

永田涼司:ギターの永田涼司です。チャームポイントっていうか、自分でいいなぁと思うものは、好きになると一直線になるところです。まあ、いいのか悪いのかわかんないですけど。

ササキハヤト:チャームポイントって外見じゃない?

永田涼司:え、外見?外見の話!?なんでもいいんですよね?そういうとこです、まっすぐこう、物事にいっちゃうところかなって。

──例えば、どういったことに夢中になるとかってあります?

永田涼司:音楽でも、なんでもそうですね。好きになったときは好きになった感じで、ブン!ってこうなっちゃいます。なんでも。

──バンドはミヤシタさんと永田さんとコウタロウさんの3人で、高校生の頃に結成したんですよね?

永田涼司:そうですね。高校卒業のタイミングかな?

ミヤシタヨウジ:卒業のタイミングだね。

永田涼司:うん。ギリギリ高校生だった。

──大学生の時にササキさんと一緒になられた形ですか?

ササキハヤト:そうですね。大学1、2年どっちだっけ?

ミヤシタヨウジ:2年、んー……、2年かな?

ササキハヤト:音楽サークルに入ってたんですけど、そのサークル経由でちょっとした繋がりがあって、バンドのボーカルを探してるんだけどどう?ってことになってですね。みんなと。

──ササキさんが自分から行った形ですか?それとも3人で?

ミヤシタヨウジ:いや、僕が誘いました。音楽サークルのライブで歌ってるのを見て、声がすごい通ってたんで。ああ、この人とならいい感じだなみたいな。で、みんなにも歌声聴いてもらったんですけど、結構ビジョンみたいなのが見えたって言ってくれたんで、誘いました。

──コウタロウさんは初めてササキさんの声を聴いた時どう思いました?

コウタロウ:すごいパワフルで、説得力のある声だなっていう感じはありましたね。

歌も純粋に上手だなって、最初聴いた時は思いました。

──永田さんはどうでしたか?

永田涼司:僕が曲を書いていく上で、自分の曲を大きく届けてくれるっていうか、沢山の人に届くように歌える声だなって思って。なので、一緒にやりたいなってその時思いました。純粋に。

──ササキさんは逆にどうでしたか?この4人で一緒にやっていくってことに関して……

ササキハヤト:最初、(3人は)既にバンドをやっている状態だったので「こういう音楽やってました」みたいな音源とかも送ってもらったんですけど、面白いなーと思って。僕はそれまでにバンドというものを、サークルとかそういうのでしかやったことがなくて。

でも、バンドはずっとやりたかった状態でのお誘いだったんで、もうふたつ返事で、はい。って感じで……なんか「馴れ初め」みたいな。(笑)恥ずかしい。

コウタロウ:ちょっと恥ずかしいな。(笑)

──皆さんは北海道のご出身だと伺ってますけど、やっぱり寒さに強かったりするんですか?

永田涼司:全然です!

ササキハヤト:そういう訳じゃないんですよ。

ミヤシタヨウジ:対策をしてるってことですよ。

ササキハヤト:寒さに敏感なんですよ。寒さ対策がしっかりしてるだけで。別にその、寒さを感じるのは人並みです。今日普通に……

永田涼司:東京寒いです。

ササキハヤト:寒いです!東京も大阪も寒いです。札幌も寒いです。(笑)

コウタロウ:寒いもんは寒いっす。

──寒いんですね!北海道とかあちらの地方の方って強いのかと思ってて……

ミヤシタヨウジ:着込んでます。

ササキハヤト:しっかりと、今日は寒いってわかってるから、ちゃんと着る。あ、でもさっきちょろっと話してたんですけど、なんか湿度の関係で風の感じが違くて、こっちはカラッとしてるんで、風が刺さる感じがするんですよね、どっちかというと冷たいイメージがあって。でも札幌は湿度が高い。まあ雪も降ってたり、環境がちょっとだけ違うんで、冷たいというよりかは寒いイメージ。

永田涼司:ああー。

ササキハヤト:なんとなくわかります?だから札幌も雪降ってると寒くないんですよ。不思議なんですけど。これが札幌の民意なんでしょうね。

──ありがとうございます。(笑)ちなみに今在住ってことは、札幌から東京に通ってるんですか?

ササキハヤト:そうですね。

──結構時間かかりますよね?

ササキハヤト:飛行機のときとかは、2~3時間とかで着きます。ツアーとかが重なった時にフェリー使うんですよね、車乗っけて。その時はフェリーだけで半日以上、多い時は一日半。ずっとフェリーでなにもすることがないから、ね。遊んだりね。

コウタロウ:電波がなくなっちゃうんで。もうみんなでトランプするしかない。

永田涼司:トランプします。4人で遊んでます。(笑)

コウタロウ:(笑)

──ちなみに、誰が一番お強いんですか?

ササキハヤト:永田強いんですよ!

コウタロウ:永田強いです。

永田涼司:大富豪は強いです。こないだ15連勝ぐらいしちゃった。(笑)

ササキハヤト:すげえ腹立つんですよ。

永田涼司:そう。(笑)(カードを続けざまに出すフリをしながら)オェイ~~オェイ~~つって。

ササキハヤト:だんだんイライラしてくる。

永田涼司:(笑)



──あれはないんですか?大富豪と大貧民の交換とか?

永田涼司:ああ、ありますあります。

ササキハヤト:でも勝つんですよ。大富豪のセンスあるんですよ。

永田涼司:あるねー。

ササキハヤト:(じわじわ来た感じで)大富豪のセンス……。(笑)


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2012年10月にVo.ササキハヤト、Ba.ミヤシタヨウジ、Dr.コウタロウ、Gt.永田涼司により、結成された北海道札幌市在住4人組ロックバンド。 海外ロックの系譜を持った世界水準のサウンドと、抒情的かつ温かな歌声は絶妙なバランスで共存。無邪気に「音」と遊ぶバランス感覚は、フェスシーンからJ-PO···

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