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DaizyStripper「可能性に気付きたい」新譜に捧げた真の想い【インタビュー】

5人組ビジュアル系ロックバンドのDaizyStripperが24日、セカンドシングル『4GET ME NOT』をリリースする。

2018年1月25日

Interview

橋本美波


この記事の目次
  1. ・“まだ見えていない可能性に気付きたい”
  2. ・メンバーが好きな歌詞のフレーズ
  3. ・フレーズにちなんだ思い出
  4. ・パレードってある意味人生
  5. ・DaizyStripper 最新情報
  6. ・リリース情報
  7. ・ライブ情報
  8. ・DaizyStripper Profile
同作はL'Arc〜en〜Cielのギタリスト・Kenがプロデューサーに加わり楽曲を制作。彼らにとって新境地を開いたと言っても過言ではない今作は、愛しい人への別れがテーマになっており、一際壮大な世界観が見えるキラーチューンとなっている。作曲を務めた風弥~Kazami~は「自分らが“まだ見えていない可能性に気付きたい”」という想いから、Kenにプロデューサーをお願いしたという。今回UtaTenでは、新しい顔を見せてくれた彼らに新譜についてじっくり話を伺った。

“まだ見えていない可能性に気付きたい”

--メジャーセカンドシングル『4GET ME NOT』が1月24日にリリースされます。今作はデイジーさんの楽曲の中でも、珍しい形のサウンドになっていると感じました。どのようなテーマ性を持って制作されたのでしょうか?

風弥~Kazami~:今回はL'Arc〜en〜Cielのギタリスト・Kenさんがプロデューサーに入って下さりました。僕らの中でプロデューサーを入れたいって話になったのも、自分らが“まだ見えていない可能性に気付きたい”っていう想いから外部の方にお願いしようと思ったのがきっかけです。制作の前の段階からKenさんに入って頂いて、曲の打ち合わせをしたんですけどKenさんからは「DaizyStripperが世の中に後5曲しか出せないとしたらどんな曲を書いてくる?」って言われて、皆で楽曲をそれぞれ持ち寄って選んだこの曲になりました。

--そうだったんですね。一際ダーク色が強い楽曲になっていますよね。

風弥~Kazami~:そうですね。選曲会が終わったときに、大体30曲ぐらい集まっちゃったんですけど…

夕霧:5曲って言われたのにね(笑)

--かなり作られたんですね。

風弥~Kazami~:Kenさんにも、「5曲って言ったのになんで30曲あんだよ~(笑)」って言われたんですけどね。でもその中でメンバーそれぞれの5曲は何か?って考えたり、Kenさんにも5曲選んでいただいて。だけど、Kenさんが選んだ5曲とメンバーそれぞれが選んだ5曲が全く違うものだったんですよ。今回はKenさんが選んで頂いた5曲からセレクトしてこの『4GET ME NOT』になりました。

--タイトルは後から付けたんですか?

風弥~Kazami~:タイトルも後ですね。夕霧が。

夕霧:僕が付けました。最初は「forget」って普通のスペルで出したんですけど、Kenさんが「この『forget ME NOT』のタイトルをどっかいじって、歌詞をDaizyStripperっぽくするテクニックある?」って聞かれて。例えば頭を4にするアイデア
とかいろいろ出したんですけど、そしたらこの『4GET ME NOT』が一番見栄えも良いし、インパクトも良いっていう事になってこれになりました。

--Kenさんと制作を共にしてみていかがでしたか?

なお:僕は、Kenさんとラルクさんがきっかけで音楽を好きになったし、人生を変えてもらった方なので、その人にもう一度人生を変えて頂けてめっちゃ嬉しかったです。凄い緊張するのかな?って思っていたんですよ、神だから(笑)だけど、近所に住んでるお兄ちゃんぐらいの感覚で話しかけてくださったので、おかしな話ですけどそんなに緊張しなかったというか。凄く優しい方で!それがまず一番最初の衝撃でした。

--ギターに関して何かアドバイスをもらったりしたのでしょうか?

なお:いっぱいもらいましたよー。でもそれを語るにはソロのインタビューで答えたいぐらい長いのでとっておきます(笑)

一同:(笑)

--楽しみにしてます!ではまゆさんお願いします。

まゆ:俺もバンドやりたいなって思ったのは、L'Arc〜en〜Cielさんだったんです。ギタリストでカッコいいって思ったのがKenさんでしたし、曲もずっと聴いてきてバンドでコピーとかもやっていたし。そんな中で、Kenさんってどんな景色を見ながらギターを弾いているのかな?っていうのを凄く想いながらギターをやっていたので、今回は少しでもそれを知れたのでよかったです。Kenさんと同じタイプのギターを使っていたので、Kenさんのセッティングとかを全部教えてもらったりとかもしましたし、「こうやるんだよー。でも判断は自分で合えば取り入れればいいし」って言ってくださったり、細かい所を何時間も付き合って下さりました。

--自分で何か気付けたこととかもありました?

まゆ:それによって気付けたこととか、Kenさんがギターを弾く時にどれだけ色んな事を考えているのか?っていう事を知れたのが大きかったですね。帰ってから練習するときも、その時に味わった気持ちを忘れないでギターを弾いているし。何よりKenさんのギターってすごい人間としてのフレイバーが強くて。そういう意味では自分のフレイバーをもっと出していこうっていう事に、意識が凄く強くなりましたね。

--夕霧さんはどうでしたか?

夕霧:僕は歌詞を書き始める前に、Kenさんと歌詞の打ち合わせをさせて頂いて。「俺はこういう景色が見えているんですけど、Kenさんどう思いますか?」って質問すると、Kenさんは「俺もそういう景色が見えているよ」って言ってくださったりして、二人で世界観をすり合わせてから歌詞を書きました。実際の歌詞が書き終わった後、Kenさんに歌詞を見てもらったら「全体的にはいい出来だけど、ここの一行とかはもうちょっと天井を高くした景色とかの言葉に変えられないかな?」っていう風に具体的にアドバイスをしていただいたので、自分なりにもう一回書き直したりしていきました。5回ぐらいやりとりしたので、作詞には時間がかかったんですけども、自分なりにも満足できた歌詞が出来上がりましたね。

--かなり試行錯誤されたんですね。

夕霧:そうですね。レコーディングの歌録りの際にもKenさんが来てくださったんですよ。歌い終わる度に「凄い良いけど、夕霧もう一段階体鳴らせるんじゃない?チャレンジしてみて!」とか、自分的にも挑戦できる課題をいっぱい与えてくれましたね。長年一緒にやっているエンジニアさんがいるんですが、その方と話し合いながら壁を乗り越えてKenさんが与えてくれた課題をクリアできたので、自分にとって刺激的でした。大変だったこともあったけど、得たものが多かったのでKenさんには感謝しかないですね。

--ちなみにKenさんは、夕霧さんの歌声に対して何かおっしゃっていたのでしょうか?

夕霧:「ボイストレーニングしたらもっと鳴ると思うよ!夕霧っていう楽器自体はすげー良いモノを持っているから」って言われましたね。自分の体全部が楽器って思っていなかったから、今後は体全体を意識していこうって思いました。

--Reiさんはいかがでしたか?

Rei:Kenさんは僕の中だと、人として学ばせてもらったことが凄く多くて。レジェンドな方なので、どういう進め方をするのかな?ってみんな緊張はしてたんですけど、一人ひとりに課題を与えたり、その人に合わせた目線でプランニングをしてくれて。自分たちが何をすべきか?っていうのが、明確にわかってレコーディングが進められました。本当に人をよく見ているなって。洞察力も、観察力も全てが兼ね備わっているところが、僕はリーダーとしても学ばなきゃいけないなって思った所です。ベースのプレイに関してもレックが終わってから聴いてみるっていうスタンスだったんですけど、「うまいねー!」って言われた瞬間、凄く嬉しかったです。自分の中でも納得のいくレコーディングが出来たし、11年続けてて、一番良い作品が一番良いプレイができたなって自負していますね。

--かなり影響を受ける所もあったんですね。

Rei:はい。元々興味深かったのが、Kenさんっていうギタリストが、ベーシストにどういう視点を持っているかっていう所もあったんですよ。でもKenさんって全体を見ているし、僕も全体を見たいタイプだったから、話は凄くあったんですよね。言葉では表せないんですが、プレイヤーとしての部分が確立されている方だと思います。

--『4GET ME NOT』のアウトロ部分が、弾むような低い音がしますね。ここの部分がとても気になりました。

なお:おっ!良い質問(笑)

風弥~Kazami~:あれは遊び心で。今回、Kenさんとプリプロから一緒に作業したんですけど、曲が終わると見せかけてまた何かあるトリッキーな感じとか「それやったらウケるよね!」っていうような楽しさから生まれたアイデアで。5回ぐらい入っていますね。あそこの音だけでも凄い時間をかけて作りましたし、あの音は『4GET ME NOT』でしかないオリジナルの音なので、全世界のどこにでもない音でもありますね。それぐらい大事に一個一個作っています。

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