辻瞼の記事一覧

大森靖子が解き放った流星

2017年9月、大森靖子のニューアルバム『MUTEKI』が発売された。今回とりあげる楽曲『流星ヘブン』は、『MUTEKI』収録のアコースティック調バンドサウンドで構成されている。テーマは「創造的自殺」。ほぼ一発取りのアルバム曲の中でも、痛みや悲鳴のようなものが美しく優しく表現されている。

「運命は必然では無く偶然だ」と言い切ったYUKIの本心とは?

YUKIはかつて一世を風靡したバンド、JUDY AND MARYの元ボーカルである。『そばかす』という曲なら聴き覚えがあるかもしれない。バンド解散後、ソロになった彼女は、2017年3月頃にアルバム『まばたき』を発表したばかりだ。YUKIがソロになってから3枚目のアルバム『joy』に収録された『JOY』という曲がある。タイトルを区別するために、曲名は大文字だ。明るく踊れるアップテンポな曲だが、今回は特に歌詞について掘り下げてみよう。

SuGが描いた「東京のシド&ナンシー」

SuGとは、2017年9月2日の武道館公演をもって、無期限活動休止になったヴィジュアル系ロックバンドだ。ボーカルの武瑠が中心人物だったが、無期限活動休止発表以降、公の場での発言は特になく、表舞台からも降りると宣言している。今回とりあげる楽曲『桜雨』は、作詞作曲からMVのディティールに至るまで、武瑠が徹底して作りこんだ意欲作だ。

続け!女王蜂の歩む修羅の道

女王蜂は4人組のロックバンドだ。2009年に神戸で結成され、2011年にデビューした。ボーカルのアヴちゃんを筆頭に、年齢、国籍、性別は非公開。映画『モテキ』のテーマソングに楽曲『デスコ』が抜擢されるなどして注目を集めた。今回は女王蜂5thフルアルバム『Q』の中から、『しゅらしゅしゅしゅ』をひもといてみたい。タイトルだけ見ると、全部ひらがなでかわいらしい印象かもしれない。「しゅしゅしゅ」なんて発音してみるとちょっとマヌケている。しかし、実際に聴いてみれば、そんな印象は拭い去られ、あっという間にトリコになること請け合いだ。

february6からheavenly6へ、可愛くつづったメッセージって?

川瀬智子のソロプロジェクトのTommy february6とTommy heavenly6。ブライトサイドをfebruary6が、ダークサイドをheavenly6が請け負っている。喧嘩したり認め合ったり素直じゃない2人の関係を歌っている曲がある。

FABLED NUMBERの向かっていく先にあるものは?

FABLED NUMBER(フェイブルドナンバー)とは、2012年結成の、6人組エレクトロ・ロックバンドだ。サマーソニックやイナズマロックフェスなどへの出演も果たしている。エモーショナルなエレクトロサウンドに、たたみかけるような英語、日本語、関西弁の入り混じった歌詞が特徴だ。