『XXXX』は今の感性で一番カッコイイと思うもの
──今回のアルバムはメロディーの動きで華やかにみせたり、KODAIくんがパートを担うような高音のフェイクなどは抑え気味で、どちらかといえば佇まいといいますか、歌のテクニックとか表現力で魅せるような曲が多いと感じました。KODAI:ありがとうございます!こういうディープな感じの音楽はやっぱり落ち着くなって思いますね。僕ら自身そういう音楽が好きなので。なのでこうやって自分たちのカッコイイと思うものをまたアルバムで表現できるのは嬉しいなって思います。
──アルバム出来てみての感触というのはいかがでしょう。
KODAI:インディーズの頃に出した『XVISION』というアルバムなんかは本当にその時カッコいいと思った曲だけを詰め込んだという感じだったんですけど、そこから3年活動してきて、今の感性で一番カッコいいって“俺らがX4や”っていう前向きな感じが詰まったアルバムになったと思います。だからこそアルバム名も『XXXX』にさせていただきました。
──セルフタイトルでありながらジャケットにはビジュアルが入っておらずシンプルなデザインになっていますね。
KODAI:そうですね、『XXXX』がドーーーン!!みたいな。とりあえず聴きゃわかるよ!っていう想いも込めています。
──ここであらためてですけど、X4というグループ名の由来を伺ってもよろしいですか?
T-MAX: Xには“未知”っていう意味があるので、未知の可能性、めっちゃスゴい奴みたいな、アベンジャーズ的な感じですね。あとは覚えやすいじゃないですか。ニューヨーク行った時に道歩いてたら「お前ら何なん?」みたいな人いて…
KODAI:エックスフォーーー!って(笑)。これだけで伝わるんですよ。
──子供でも赤ちゃんでも覚えやすいですね。「パパ」「ママ」の次くらいに「X4」って覚えてもらって(笑)。
KODAI:そ〜だけど、先そこ(笑)?
T-MAX:僕甥っ子がいるんですけど、MAXって呼ばれるんですよ。「まっくす〜!」って(笑)。
──可愛い(笑)。すいません話が逸れましたが、今回皆さんそれぞれのソロ曲が収録されていますけど、やっぱりソロ曲が入ってくるのは嬉しい?
KODAI:嬉しさはありますね!これはX4として活動を始めた時に“個々がそれぞれ立っていて集まった時に凄いパワーになるグループ”って掲げていたので、今回やっとスタートラインに立てたなって思いますね。
──曲順はストーリー性がなんとなく含まれているような気もしましたが、こだわったポイントは?
KODAI:最後が『ラストシーン』で終わるところですかね。
『ラストシーン』の最後に「Lalala…」って歌うところがあるんですけど、個人的にはそこが“別れも乗り越えて、一緒に前を向いていこうって”いうような想いがこもっている気がしてます。
──『ラストシーン』の主人公の男性は優しいですね…
X4:(笑)
──アルバムのどの曲に出てくる男性も優しい気がします。女性はいろんなキャラクターがいますけどね。
KODAI:そうですね、いろんな女性出がちですね(笑)