ツアーでは主軸になる曲
【A-TYPE】『シン世カイ』
――『innocence』はトレゾア(ファンの呼称)さんに向けられた曲だと感じましたが、風弥~Kazami~さんいかがでしょうか?
風弥~Kazami~:この曲は、2016年のクリスマスにファンクラブで西伊豆に行って、そのときのホテルがオーシャンビューだったんですけど、それを見ながら浮かんできたメロディーで。色んな新曲を作るときって、自分の中でのときめきや発明をいれたいって思いながら作っているんですけど、全ての人が感動するメロディーってなんだろう?って感じていて。そういうのを探求している中で見つけたサウンドです。
――風弥~Kazami~さんは、シンセで聴かせる美しいサウンドを作られていると思いますが、なぜあのような綺麗な作曲ができるのでしょうか?
風弥~Kazami~:自分自身が綺麗なメロディーで鳥肌が立って音楽に目覚めたんです。それは久石 譲さんだったんですけど、あのメロディーを聴いて鳥肌が止まらなくて。そういう鳥肌が止まらなくなるものを自分の音楽で作りたいっていうのが、作曲に対しての信念だから、それをとことん追求し続けようっていうのがいつもあって。それが形になっていると思います。
――夕霧さんは、風弥~Kazami~さんの楽曲を受けて歌詞を書かれましたが、これはトレゾアさんに向けたものですか?
夕霧:『innocence』は純粋とか無垢とか真っ白な部分という意味で、自分たちも今回の作品からKISS RECORDSっていうレーベルを立ち上げたので、ある意味今まで積み上げてきたものを崩すぐらいの気持ちで俺は歩き出そうと思ったし。10周年、バンドが無事に歩いてこれて、色んな事があったし出会ったり別れたりを繰り返して様々な経験をさせて頂いたんですけど、そこで改めて一瞬自分の人生を振り返ってみたんです。
これを全部引き連れて前に進んでいこうと思ったので、トレゾアに向けて書いている所もあるけど、俺の独り言かな。それをトレゾアのみんなが聴いててくれたらいいなって思っています。
――「昨日より明日はもっと愛してる」は夕霧さんらしい言葉づかいですね。
夕霧:そうですね。この一行は凄く気に入っています。1番では、今日までという歌詞を入れたので、2番では、昨日、明日を入れていますね。過去、現在、未来を込めました。
――「これから何があってもこの手を離すな」というフレーズは、トレゾアさん達もきっと好きになる歌詞な気がしました!
夕霧:(笑)既によく言われてますね!この曲は、6月5日の11周年ライブでVIPで入ってくれた子たちに、生で披露して歌詞を先にプレゼントしていまして。ツアーでは主軸になる曲だと思います。
――UtaTenは歌詞サイトなので、『シン世カイ』の中で一番お気に入りのフレーズを教えてください!
Rei:僕は「誰に何を言われたって恋をするのに正解なんてありゃしない恐れるなそろそろ行こうup you head」が好きです。自分の口癖にもなっているし、人に何かを言われて考えを変えるも正解なんだけど、俺は恋をするのに嘘をつく必要はないんじゃないのって伝えたい。
ファンの子から「この恋しちゃいけないと思うんですけど…」っていう相談を受けるときがあるけど、「いいじゃん、好きなら好きでいいんじゃないの?」って俺は言っちゃうし。それが正解かはわからないけど、君が正解ならそれで良いと思うんです。
なお:全部歌詞は好きなんですけど、一人でいるときについつい鼻歌で歌ってしまうのは『TIME CRUISE』のド頭の「眠れぬ夜は瞳の奥へ旅立とう」で、凄く印象に残る歌詞です。眠れない夜ってイライラしがちだけど、瞳の奥へ旅立とうってめちゃくちゃロマンティックじゃないですか?曲が出来てから歌の歌詞を入れたんですけど、歌メロと歌詞がスーって入ってきたんですよね。
それが凄い心地よくて、オケ時点で胸がいっぱいでして。すごく自分の世界に入れる曲で、まゆ君のギターも嫉妬する程の楽曲でした。
風弥~Kazami~:俺は『innocence』の「傷つくことを恐れたら もう純粋では居られない」がすごく夕霧らしい言葉だなって思っていて。デイジーが11年間色んな経験や想いをしたから、DaizyStripperそのものな気がして。
この言葉は俺らを象徴しているなって思って好きです。11年をやるのは簡単な事ではないし、時に何かを犠牲にしなければならない時もある。そういうものを経験できたから、わかる一行だと思います。
夕霧:実は俺も全く一緒でした。この一行にデイジーの10年間と、新しいチャレンジをしようよって言ってるのにも関わらず、傷つくことを恐れて新しい試みを辞めたら現状維持すら出来ないから。楽しむためには自分の信念を貫かなきゃ、そのためには傷つくことを恐れている場合ではないし。
もしかしたらファンの人に受け入れてもらえない音楽かもしれないし、どうなるかわからないけど、自分たちに嘘はつかずに純粋でいるためにという気持ちがあったので。バンドを象徴している一言だなって思うし、強い一行です。
まゆ:『コスモス』の「アメク愛の唄を咲き乱れ叫ぶしかない」が好きです。音を枯らすように魂の叫びを、音に出していくっていうのは自分の人生のようで良いですね。ライブでも、俺は全身をかけてそういう気持ちで音を出しているから。ライブでやっても上がりますね!アメクぜ~!!!(笑)
――最後に『シン世カイ』がどんな一枚になったのかを夕霧さんから、そしてファンの皆さんにメッセージをお願いします!
夕霧:この6曲で自分たち的には、新しい世界へ行けると思っています。世界の人たちをこの6曲で変えることは出来ないかもしれないけど、少なくとも聴いてくれた人の人生は変えることが出来ると僕たちは信じています。これまでにない楽曲を聴いて愛して頂けたら幸せです。
なお:You're my sunshine!!あなたは私の太陽です!!!(笑)
まゆ:曲をじっくり聴いてもらいたいなって思います!長く聴いてもらいたいなって思って作っているんですけど、すごく噛みしめてもらえる作品になったと感じています。ぜひ噛みしめて聴いてもらえたら嬉しいです。
Rei:11年目ですけど、何年経っても新たな世界を見せてやるからついてこいよ!!
風弥~Kazami~:挑戦を辞めません!!!
TEXT&PHOTO橋本美波
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Vocal 夕霧 / Guitar なお / Guitar まゆ / Bass Rei / Drums & Piano 風弥~Kazami~ の5名で2007年3月結成。2008年2月13日1st Single+DVD「ダンデライオン」発売。初作品でオリコンインディーズランキング第1位を獲得。 その後着々と動員を増やし、2012年4月〜5月、5th Anniversary ONE-M···