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【インタビュー】すべらない話?いや、泣ける話!小籔が語るKOYABU SONIC (3/3)


65歳までは吉本新喜劇ィズをやりたい

──最後に収録されていたのが、吉本新喜劇のPRのような。

小藪千豊:はい。新喜劇を見てという歌です。なので、吉・本・新・喜・劇を1個ずつ英語に変えたんです。


──そういう意味ですか!私、このタイトルの意味を聞こうと思っていました。

小藪千豊:吉は、Luck。あとは、本やから、book。


──シュールなところを攻めていきますね。

小藪千豊:はい。僕らもバンドをやっているけど、結果は、新喜劇を見てほしいみたいなことを、一応、やっています。


──新喜劇に繋げたいという思いはバンド活動をされていく気持ちの中で、大きい部分ですか?

小藪千豊:そうですね、新喜劇のために…というまではあれですけど。やっぱり、テレビ出たりとか、音楽活動をやったりとか、やっていることが全て、ちょっとでも新喜劇に還元されていったほうが良いなというのは常日頃思うので。

新喜劇の若手たちも、何かの形で、知名度が上がったりしますし、新喜劇ばっかりじゃなくてよその仕事をすることで、ちょっとリフレッシュできたり何か見えてくるものもきっとあったりすると思うので。
僕も最初“バンドを組まな”と思ったときはミュージシャンの人それぞれにお願いするとか、そんなのも思ったんですけど、どうせだったら新喜劇の人のほうが良いかなということを考えて。たまたま、ギター上手な子とかおったので、それでやるということになりました。


──より新喜劇のプラスになる選択を。

小藪千豊:はい。インスタを始めたのもバンドのためやったんですよ。2015年1月から、僕はバンドをやっているんですけど、2014年にKOYABU SONICが終わるときにはもう、KOYABU SONICを始めて10年目になる2017年に復活させるぞと決めていたんですよ。

で、2017年に復活させるためには、バンドをしないといけない。でも、2017年に組んでからでは、下手くそやからやばい。2015年からバンドを組んで、1年練習して、2016年にバンドデビューして、そこからバンド活動を1年やってやったら、ギリいけるやろうと。

そこまでの流れは細かいところまでイメージできたんやけど、バンドのプロモーションやとかの事を考えたときに、自分たちのお客さんじゃない、よその人に知ってもらうことがたぶん一番しんどいけど大切やなと感じたんです。

そのために何かしんどいことやらなって思った時にインスタって手段をとったんですね。当時はまだそこまで皆がやっているようなツールではなかったんですよ。“おしゃれさんたちはこれをやってんねんな。これでフォロワーを増やして、増えたところでバンドをやりますと言ったら、告知になるかな”と思いまして。


──なるほど。小籔さんご自身、インスタグラマー化はしてきましたか?

小藪千豊:はい。でも、最近は、バンドの告知ばっかりしているからやっぱり、フォロワーは、えらい減っていきますね。


──2017年にKOYABU SONICを復活させると決められていたように、数々立ててきた目標を全てクリアされてきているかと思うんですけど、今現在見えている目標みたいなところはありますか?

小藪千豊:今、ジェニーハイというバンドのほうは、おかげさまで良い感じになっているというか。JOIN ALIVEという北海道のフェスも、4000人集まるキャパのところに1万人集まって、そのステージでは一応、過去最高集めた!みたいになったりとかしているんです。そっちは川谷さんがプロデュースみたいな感じで、僕は付いて行くだけなんですけど。

やっぱり、こっちもなかなか難しいですけど、ちゃんとしたいので。本当に1曲、皆が知っている曲を作って、KOYABU SONICに毎年来る人たちに吉本新喜劇ィズというバンドを覚えてもらいたい。

みんな演奏上手い時点でメジャーデビューするじゃないですか、でも僕等は下手くそな時点でメジャーデビューしたんですよ。ですので、成長型・育成型バンドなんです。元々下手やから「前よりうまなったな」と言っていただくこともちょいちょいあって。去年より今年のほうが僕らのバンドは上手になっていますし、さらに今年より来年って、育成ゲームのように成長していくさまを見ていただきたいです。親戚の子を見るかのように、あたたかく見守っていただいて(笑)。

なので、毎年、毎年、KOYABU SONICのたびに上手になっていくというのが、一番の目標かもわからないですね。


──なるほど。急に解散してしまうようなことは、なさそうですね!(笑)

小藪千豊:これに関して言うと。ボーカルが辞めない限りは、続いていけるかなと思うんです。ボーカルも、最悪、変わってもええんかな…(笑)。
僕は、どういう形でも65歳まではこの吉本新喜劇ィズをやりたいなと思っています。


とにかく来やすいKOYABU SONICに行こう!


──ありがとうございました。最後に改めて、KOYABU SONICの告知をお願いします!

小藪千豊:KOYABU SONICは僕のおすすめのアーティストと、おすすめの芸人さんしか呼んでいないんです。僕が好きな人たちだから、ちょっと世代じゃない人もいるかもわからないですけど、聴いたら皆すごいので誰かしらは好きになってもらえると思います。

最近フェスに芸人が出ることはちょろちょろあると思うんですけど、これだけたくさんの芸人が出てくれています。しかも、チャンピオンとかクオリティの高い芸人が見れるところって、ここだけやと思うんですよ。
お笑いのラインナップに関しては、特に自信があります。屋内ですし、涼しいので、見に来てもらえたらと思います。駅からも近い!そして、家族連れでも、キッズスペースがあったりしますし。


──子ども料金も設定されていますもんね。

小藪千豊:はい。縁日があったり、食べ物も、大阪の名物があったりとかします。僕の好きなものが出てきたりしますので。


──東京でも開催してほしいです。

小藪千豊:ね、本当に。


──ありがとうございます。本番、成功を祈って、楽しみにしています!

小藪千豊:ありがとうございます。


TEXT:愛香
PHOTO:大西基


ライブ情報


KOYABU SONIC 2018
9/17(月.祝)
@インテックス大阪5号館&1号館
チケット詳細→http://www.koyabusonic.com/

11/3(土.祝) unBORDE LUCKY 7TH TOUR@福岡LOGOS
11/4(日) unBORDE LUCKY 7TH TOUR@Zepp Osaka Bayside
チケット詳細→https://sp.wmg.jp/unbordelucky7thtour/

unBORDE LUCKY 7TH TOUR公式サイト:https://sp.wmg.jp/unbordelucky7thtour/

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