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【インタビュー】コナンOPを歌うNormCoreから悩める若者へ送るメッセージ

ボーカルFümiが指揮を執る音楽プロジェクトNormCoreが8月29日に、3rdSingle『カウントダウン』をリリース!アニメ『名探偵コナン』のオープニングを飾る同曲は、クリエイターのまふまふと共に共作。アニメの世界観に寄り添った、シリアスさとミステリアスが融合した疾走感漂う作品に仕上がっている。

2018年8月29日

Interview

愛香


この記事の目次
  1. ・まふまふと共作した『カウントダウン』
  2. ・蘭ちゃんとの赤い糸が切れてしまうのか?
  3. ・NormCoreワンマンライブ「NormCore Night Vol.2」
  4. ・『モハンカイトウ』は自分の中にある社会や大人に対する想い
  5. ・自分を救ってくれるものに出会って欲しい
  6. ・Fümiのピックアップフレーズ!!
  7. ・NormCore 最新情報
  8. ・デジタル配信 Information
  9. ・Release Information
  10. ・Live / Event Information
  11. ・NormCore Profile

まふまふと共作した『カウントダウン』


――新曲の『カウントダウン』はアニメ『名探偵コナン』のオープニングテーマですが、Fümiさんご自身、コナン世代ですか?

Fümi:そうですね。家で家族と一緒によく見ていました。


――主題歌が決定したときの気持ちはいかがでしたか?

Fümi:率直に嬉しかったですね。


――まふまふさんが作詞作曲に入られていますが、一緒に制作することになったきっかけから教えてください。

Fümi:僕が単純にまふまふさんの事がすごく好きでリスペクトをしていまして、今回こういった大きなタイアップもあったのでわがままを言わせていただきました。会社の方でまふまふさんと御縁があったので、オファーをさせていただき、まふまふさんも快諾して頂いたので、今回実現したという感じです。


――曲の制作について、対面で楽曲の方向性などのお話しはされたんでしょうか?

Fümi:どちらかというと、メールが多かったです。僕もまふまふさんも曲を自分で作るので、自分の家がスタジオみたいになっているんです。なのでデータを送りあった方が効率的でした。


――『カウントダウン』は『名探偵コナン』のオープニングテーマとして書き下ろしをされたということですが、アニメの持つ様々な表情のうち、どのようなシーンを切り取られた楽曲なのでしょうか。

Fümi:歌詞はミステリアスで意味深なものにしていったので、曲に対してこれはこういう意味だっていうのは明言していかないでいこうという感じなのですが、とはいえオーソドックスなテーマをメインとしています。

今は、劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』の安室さんなども賑わっていますが、僕等の世代は新一くんと蘭ちゃんのメインストーリーがあるので、シンプルイズベストというか、新一くんの心情とも重なるような所です。コナンのビックテーマから外れないようにというのは、抑えていました。


――ミステリアスな感じのテーマというのは、割とFümiさん発信のリクエストなんですか?

Fümi:そうですね。作りたい曲を何曲かあげて、マイナーアップチューンでと決めて。まふまふさんが作ってきてくださった一発目の曲にしました。


――その時点で仮歌詞はあったんですか?

Fümi:最初に歌詞はなくて。二人とも描きたかった所は、オーソドックスなコナン感が一致していたので。そこからどんどん肉付けして完成していきました。


――「吹き飛ぶ未来」、「二律の背を押す」、「加減知らずの筋書きで」というパンチのあるワードがありますが、かなり振り切っていますよね。

Fümi:そうですね。明るくポップなオープニングもあると思うけど、せっかくならシリアスとミステリアスさがある、カッコいいものが良いかなっていうのと、哲学的な単語選びはまふまふさんのオリジナル楽曲で、そういった片鱗も見えていました。そういう部分も好きだったので、まふまふさんを全面的に信頼して共作させていただきました。


――曲の冒頭、「二律の背を押す」のあとに、「ああ」と早速Fümiさんのハイトーンボイスにお目にかかれますよね。すごく鳥肌が立ちました!「二律の背を押す」もなんだか難しい言葉ですが、二択で迫られている事を示していますか?

Fümi:それは良かったです。そうですね。二択で迫られる局面を乗り越えてという感じです。


蘭ちゃんとの赤い糸が切れてしまうのか?


「カウントダウン」【名探偵コナン盤】ジャケット

――「コードを切るくらいで」という描写は爆弾処理をイメージしたような喩えですね。

Fümi:そうですね。事件の直接的な所でもありますし、蘭ちゃんの事と言えばその選択で、蘭ちゃんとの赤い糸が切れてしまうのか、繋がったまま未来に繋がるのか?など色んな解釈があるので。正解はみんなの心の中に..という感じです。


――歌声も前作の時と比べてヤングな感じがして、悩みや迷いを抱えているような気がしました。歌い方や声色で意識された点はありますか?

Fümi:淡々と歌った方が伝わるのかなと思いました。新一くんもがむしゃらにやっているけど、すごいスマートに見えるし。IQも高いし。淡々と歌う事によって、強がっている男のカッコよさも出るんじゃないかと。ファーストとセカンドに比べては、淡々と歌う事を心掛けました。


――新一くんのイメージを出したんですね!

Fümi:カッコいいという部分を掘り下げましたね。“今回の答えはそれ!”って感じでした。


――「水底は澄みきった青色らしいんだ 汚れていたのは汚いものを見すぎたこの眼?」という歌詞は深くて綺麗だなと思いましたが、どういった意味を込められたのかが気になりました。

Fümi:歌詞の意味に答えはないんですよ。なので僕がNormCoreのFümiとしてではなく、いち視聴者として独り言を言うのであれば、コナンってずっと単行本が多いじゃないですか?その中で、コナンが謎解きをして解決しただけではなくて、色んな事件の中で必ずしもその犯人が本当に悪くて、全てがダメだったという人生を歩んでいる訳ではなくて。

コナンも「真実はいつもひとつ」って言って、悪を裁いてどんどん話は進んでいくけど、コナン、新一の心情っていうのは多少の揺らぎはあると思う。これは自分の進むべき道なのかとか。今作の『ゼロの執行人』では、人の死とかも関わってきて何が正義なのか?がファクターになってくると思います。

そういった意味もあって、時に迷ったりだとか本当にこれで良いのか?という気持ちを比喩したんじゃないか?と。いち視聴者は語っています(笑)。


――いち視聴者として「野次の類はいつの日か耳を塞いでいたんだ」というフレーズに関してはFümiさん自身どんな解釈をされていますか?

Fümi:いち視聴者としての独り言を言うのであれば、さっきの所と近しいものがあります。色んな人の思惑があって事件が起きていて、今の日本社会もそうですけど常々警察が正しい事をしていて、警察が褒め称えられる訳ではないんですよね。

推理をして色んなことを暴いて解決していく中で、やっている事は正義なんだけどそれが妬まれたり疎まれたりしちゃう。でもそれは腹をくくって、その選択をし続けている。

蘭ちゃんとの事も、こういう俺だけど、命をかけて最後まで運命の糸を手繰り寄せて君まで辿り着くよ。だから誰に何を言われようとこのさだめを受け入れて、頑張って前に進んでいる気持ちが入っているのかもしれないなーって。いち視聴者として思います。


――今回のレコーディングで印象に残っている事はありますか。

Fümi:レコーディングはさくっと終わりました。イメージしていた仕上がりに終わった感じです。


――ミュージックビデオも公開されていますが、どのようなイメージを反映させたのでしょうか。

Fümi:1stと2ndが黒っぽいイメージだったので、それを白に変えてみたりとか。なるべく自然光が存在するような絵を選んでみたりとか。新しい事を映像的にもトライしつつ、ちゃんと今回の歌詞が伝わりやすいような作品になっています。


――『カウントダウン』の編曲には、三矢禅晃さんが入られています。バイオリンとギターの部分も、三矢さんが編曲されていますか?

Fümi:そうですね。


――メンバーのお二人は、ご自身のパートを編曲されることはあるのでしょうか。

Fümi:今の所、楽曲の制作ではないですね。ライブとかでカバーするときは、好き勝手にみんな弾いている感じです。


――この曲はライブで絶対、のりやすい曲ですね!

Fümi:のりやすいし、わかりやすい曲なので聴いている人も楽しめるのかなと思います。

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