映画「覚悟はいいかそこの女子」音楽監督のお仕事とは
──優しいですからね。また話題が変わるのですが。KYOHEIさんは、映画「覚悟はいいかそこの女子」で音楽監督を勤められましたが。その音楽の使い方とか、注目してほしいシーンとか、苦労されたこととかありますか?KYOHEI:比較的に自由にはやらせてもらっていて。全般的にはロックなんですけど、Honey L Days ではやらないようなちょっとロカビリーとか、ファンクとか、そういうものも。劇版で歌がない、芝居の後ろで流れているBGM的な音楽なんです。そういういろいろな要素が入っています。
普通のラブコメなんですけどあまりラブコメしていない音楽なので、楽しめる人はもしかしたら楽しめるのかなって思っていますね。
可愛くなりすぎないようにしたかったというのもあるし。けっこう激しめにガンガン攻めているような曲もあるので、もしかしたら2回くらい見てもらえるとより楽しめるのかなと思ってます。
──今、お話を聞いていて、映画のビジュアルがロックとかファンクが流れるような感じの画じゃないので、今聞いていてすごく意外だなと思います、楽しみですね。
KYOHEI:画にはちゃんとはまっているので。大丈夫だと思うんですけど(笑)監督も喜んでくれました(笑)
──やっぱり、この場面でこの曲をかけるというところも、全部決めていくわけですよね?
KYOHEI:はい。割とお任せしますというスタイルだったので。逆にこっちから、ここはこういう曲はどうですかと。ピアノとストリングスのメロディアスな感じとかもあるんですけど、それはなるべく絵の世界に入っていって欲しいというか。そういう気持ちで作っていたりして。あと、ドラマ版があったんです。映画に先駆けて全5話が深夜で流れていたんです。
そっちで1曲、女の子が学園祭で披露する曲を主人公たちがバンドでサポートしてやるみたいな曲があるんですけど。それの劇版バージョンみたいなのが、この映画の中ではあったりとか。そこから追いかけている人には、面白い発見もあったりとか、そういう仕掛けもあります。
──そこのファンの人がまた見に来てくれると。
KYOHEI:はい。「あれ?これって?」と。しかも、そっちはボサノバスタイルの曲調に仕上がっていたりして。元々はロックなんですけど。そういう音楽的に面白いのは、もしかしたら楽しんでもらえるかもしれないです。
──分かりました。そういうところも注目になりますね。
KYOHEI:はい。
10月5日トンボリフェス(大阪)出演決定
──また、10月5日に大阪に来られてトンボリフェスに出演されますが、来ていただく方へ見所やメッセージをお願いします。
MITSUAKI:そうですね。場所が場所だけに、すごい賑やかな場所じゃないですか。僕もまだ会場は出来たばかりで行ったことがないんですけれど。食い倒れのあそこにね(笑)僕らも慣れ親しんだ。
──普段はお笑いの方とか、いろいろな方が出られるエンターテインメントの場所で
MITSUAKI:なので騒がしいというか、そういうイメージがあるんですけど。そこに乗っかって、そして僕らもこのベストにある曲のようにライブで盛り上がれるような曲もいっぱい入れていきたいなと思います。
──ここはやっぱりライブでノリの良い曲も当然やってもらえる感じですか?
MITSUAKI:はい、そうです。
KYOHEI:話を頂いたときに、まずコンセプトがすごい面白かったです。Honey L Days がおそらく初めて見る方も多い中、外国人の方とか旅行者の方にも向けてということなので。日本を背負ってじゃないですけど(笑)大阪か(笑)大阪を背負って(笑)MITSUAKIには関西弁を頑張ってもらって。
MITSUAKI:ぜんぜんやるよ(笑)
KYOHEI:大阪良い所だったなと帰ってもらえるような時間にはしたいですね。
──本当に今たくさんの方が来られていますもんね、大阪は。
MITSUAKI:ね。割と人が多いですね。たこ焼きのところとか、めちゃくちゃすごいじゃないですか。あれはすごい。
──心斎橋の商店街とか、たぶん観光客のほうが多いんじゃないかというくらい多いですね。それはまた10月、楽しみにしています。
KYOHEI:よろしくお願いします。
Honey L Daysからのメッセージ
──最後に、UtaTenのこのインタビューをご覧になった方にメッセージをお願いします。MITSUAKI:9月は僕たちにとっていろいろなイベントがあります。9月3日はデビュー10周年。そして10周年のアルバムを引っさげて9月7日からデビュー10周年記念のツアーが始まります。9月7日に大阪、阿倍野ROCKTOWNからスタートしますので。ぜひぜひライブも見に来てもらえたらと思います。
KYOHEI:僕も普段UtaTenさんを拝見するんですけど。これを見られる方は、きっと音楽大好きな方ばかりだと思うので、初めてこうしてインタビューされて嬉しかったです。ありがとうございます。Honey L Days のベストのタイミングで久しぶりにライブに来てくれる方とか、ずっと支えてくれる方が喜んでくれたりとか。音楽に救われているなと感じる日々がすごくありがたいです。どこかで実際にライブに足を運んでもらえたらきっと好きになってもらえるんじゃないかと思うので、是非よろしくお願いします。
──ありがとうございました。
TEXT&PHOTO:苦楽園 京
学生時代からバンドを中心にライブ活動を行っていたKYOHEI (Vo,Gt)と、ゴスペルグループで活動を行っていたMITSUAKI (Vo)が、舞台出演をきっかけに出会い、Honey L Daysを結成。 ライブハウスを拠点にロックヴォーカルデュオとしての活動を本格化させ、2008年にシングル「Go⇒Way / Center of th···