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【インタビュー】路上で連日100人以上を虜にする新星、ANFiNYにインタビュー (3/4)


『Last Train Home』



――曲についても伺っていきますね。今作『Last Train Home』ですが、『Last Train Home』ってそもそもどういう意味ですか?

SHOYA:造語みたいな感じで、作曲してもらってる人の気持ちとしては、僕たちやっぱ路上をずっとやってるんで、路上以外の時間にスポットライトを当てた曲になってますね。

前作の配信の『STREET GIRL』っていうのが、路上で知り合ったあなたに一目惚れしましたみたいな曲になってるんですけど、今回の『Last Train Home』っていう曲は路上以外の時間で、やっぱみんな仕事だったり学校だったりいろんなことに悩みながら頑張って生きてるけど、何が癒しなのかって考えたときに、僕らのファンって多分僕らの歌だったり僕らの存在が自分たちにとっての頑張るモチベーションだったり癒しだったりすると思うんで、僕たちは会ってない時間でも歌を聴けば僕たちはいつでもそばにいるんだよっていうような。

「君は君が思うほど弱くないからね 歌なら僕が歌ってあげるよ」って言って歌詞にもあるように、直接的には元気づけてあげるとかじゃないけど、間接的に僕らはそばにいて歌ってあげたらみんな元気になれるよねって勇気付けられる歌詞が節々に全部入ってる感じになりますね。

KAZUKI:このミュージックビデオとかも、コンセプトがあって、僕らが妖精みたいな(笑)設定なんですよ。


――妖精?妖精ですか?

KAZUKI:女の子が主演でいて、その子をずっと見守ってるみたいな。その子には見えないけどみたいな。

SHOYA:見守ってたりとか、ぼーっとしてて誰かとぶつかって携帯が落ちたときに、本当は画面が割れるんだけど風がさっと、携帯をさらって反対側に向けてあげるとか、そっと置いてあげたりとか。うたた寝しそうにこうなったときに

KAZUKI:枕を

SHOYA:スッと入れてあげたりとか、そういう。

KAZUKI:そういうのも入ってます。


――かわいいですね。なにそれ。かわいい。MVのアイデアとかもお二人から出したり?

SHOYA:最初は普通に制作の人からこういうのがありますって下りてきたときに、もうちょっと妖精感あったらいいなと思って、一応言ってみたんですよ。

KAZUKI:「いいよ」みたいな。「それいいね」って。



――撮影自体はどうでした?初めてのMV撮影になりますよね。

KAZUKI:初めて、それこそ僕らだけじゃなくて女の子も一人出てもらって、その子とかも合間話しながら、楽しかったです、終始。

SHOYA:長かったです。

KAZUKI:1日かかったな。長かったですよやっぱ。

SHOYA:こんな長いんだと思いました。

KAZUKI:後半疲れすぎて、使えるカット少なくなっちゃったみたいな(笑)


――逆にこっちが癒されたいよってくらいになっちゃったんだ。

KAZUKI:そうです(笑)。でも楽しかったです!


――今のストーリーを伺っていると、演技っぽいこともされたんですかね?

SHOYA:でも少なかったですよ。

KAZUKI:ちょっとだけやな。ちょっとだけ演技みたいな。


――どうですしたか?そのちょっとだけ演技は。

KAZUKI:どうなんやろ。

SHOYA:まあでも…

KAZUKI:うまくできたな、わりかし。


――じゃあ今後またMVつくろうってなったときは、どんどんストーリーに寄せた展開ができそうな感じですね。

KAZUKI:そうですね。

SHOYA:そうですね。やっぱりそういうクリエイティブな面も興味はあるんで、どんどんどんどん。僕はどっちかっていうとそういうの考えるのが好きなんで。こういうふうに、ビューネくんもそうですけど、こういうふうにやったほうがKAZUKIもうちょっとかっこよく見えるんじゃない?とか。


――本当、経営者(笑)

SHOYA:自分もちょっとこう見えたほうがいいのかなっていう、どっちかっていうと(KAZUKIを指して)やるプロ(自分を指して)考えるプロに近い仲ではあります。だからこういうことやってほしいなって思うことも言いますし、逆にこういうのどう?っていうふうに言ってくることもあるんで、お互いがお互いのフィールドをちゃんと持ってるのが強みかなと。


――なるほど。話戻りますけど、この『Last Train Home』のテーマについてはお二人のリクエストもあったような感じなんですか?

SHOYA:事前に打ち合わせはありましたね。こういうふうなので行きますか?っていうのはあって。やっぱさっきも言いましたけど、路上が個性なんで、今のファンの子たちのことをとても大切にしていきたいっていうのがあるんで、そこの感謝の気持ちをシングルだったりとかライブだったりとか何かイベントだったりとかで出していけるように。
ファンの人を大切にするっていうのが1番ですね。それを1番に考えて今まで活動してきたんで、そこはこれからも変わんないですね。


――王子ですね。

SHOYA:でもそれは彼(KAZUKI)も思ってるんで。


――曲と歌詞ができあがったデモを受け取ったとのことでしたが、最初の印象はいかがでしたか?

SHOYA:僕はいい意味で、リリースイベントやったりとかたくさん歌っていく中で、どんどんどんどんよくなってきました。前作が結構激しめだったんで最初はちょっとおとなしいかなって印象があったんですけど、聴けば聴くほどこの曲のよさがたくさん出てくるっていうか。聴くたびに“ここいいな”って思うポイントが見つかるような曲ですね。

KAZUKI:するめ曲。噛めば噛むほど味が出るみたいな。

SHOYA:聴けば聴くほどいいって思ってもらいたいなっていうのが印象です。

KAZUKI:僕も同じ感じで、最初は90年代のポップスっぽいなって印象だったんで、逆に歌うのが難しくて。メロディとかシンプルだからこそどう歌えばいいのかっていうのすごい苦戦して。レコーディングとかもすごい大変でした。でもすんごいいい曲ですね。聴けば聴くほどいいっていうか。


――ファンの方の印象もどんどん変わっていく曲なんでしょうね。。ライブだとまた違ったパフォーマンスになってくるんですかね?

SHOYA:そうですね。歌のクオリティは大切にしながらも、やっぱ僕らがライブに求めてるものって、ある種ディズニーランドみたいな非現実的な世界なんで、ちょっとパフォーマンスはアイドルに寄ります。路上では僕たち、もう本当にただ立って魂込めて歌ってますみたいな、アーティストチックな感じなんですけど。

僕の考えですけど、ライブハウスではやっぱそれだと、飽きちゃう。だからちょっとアイドル性を出すことによって、楽しみ方が変わってくるんですよね。なんで、幅を持たしてるっていう意味では、「キャー」ってなってほしい。その「キャー」で僕らもやる気出るし、みんなもライブ始まったっていう1個のスイッチになってるので、そこが。

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2018年2月より活動を開始した、2人組男性ボーカルユニット。 ANFiNYというチーム名は、フランス語の【無限】とい単語から由来。また、英語で永遠という意味を持つ“Infinity”に“An”をつけることにより、「まだ未完成だけど、無限の可能性を秘めている」という願いも込められている。 メンバーは、···

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