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【インタビュー】LAMP IN TERREN「自分を好きになれる一作」で再出発へ (3/3)




人の心も花と同じ『花と詩人』



──5曲目の『花と詩人』は1月19日に配信でリリースしたバラード曲ですね。「愛は水のよう 君は花のよう いずれ枯れるとしても 時計の針を 戻しはしないよ 君のいない日々は もう僕じゃないから」はとても綺麗な言葉ですね。こういった歌詞を綴られるときに、イメージしている事はありますか?

松本 大:今回僕、そのまんまで書いている事が多いんですが、人の心も花と一緒だなって書いていました。水をあげなければ枯れてしまう訳だし、好きって言わないと萎れてしまうんです。愛情を伝えないと心は枯れてしまう。でも、きっとあげすぎてもそれは根から腐ってしまう。年をとっていつかはいなくなってしまう。けど生きていく上では、すごい大切な事。“ずっと長く綺麗に咲いてもらうためには、気持ちを伝えようぜ!”ってことですね(笑)


──このフレーズは、女性ならキュンと来てしまいそうですね!(笑)

松本 大:あー!これを言ってくれる男はカッコいいと思いますよ(笑)


トカゲが見え隠れしている『亡霊と影』



──『亡霊と影』の「もう二度と戻らない昨日に 何を望んでいたんだっけ 僕はやっと夢から醒めたよ さよなら」フレーズだけが、アカペラになっていますね。ここは意図的にアカペラにされたんでしょうか。

松本 大:ここはそう浮かんだからやった感じで、深い意味はないですね(笑)でも意味づけしてもらえるのは嬉しいです。そういう意味があるように聴こえてくるものはあると思います。僕は頭の中で鳴っているものが、そのままレコーディングに反映されるので。実は僕、言葉がめちゃくちゃ苦手なんです。だから合わせている目とか言葉のニュアンスで会話を広げていったり、音で気持ちを聴き取ったりするのが好きなんです。音に込められている言葉も多いし。僕は説明ベタな所もあるから歌詞にするとわかりにくい所もいっぱいあるけど、僕らの事を理解してくれる人は、僕らと同じように言葉が下手くそで、身の回りにある環境とか表情、声のニュアンス、音の響き方など、文字にはないものを受け取ってくれているのかなって思っています。


──『亡霊と影』というタイトルにされた所が、とても気になりました。

松本 大:付き物みたいな感じだったんですけど、割とパッと浮かんでこれになりましたね。『亡霊と影』って漢字になっているんですけど、これをカタカナにすると後半トカゲになるんです。「切り離した尾」っていう歌詞は、トカゲの話をしているんです。擬態するのもトカゲだし、それを隠した歌詞になっています。


松本 大が選ぶピックアップフレーズ!!

──『The Naked Blues』の収録曲の中で、一番お気に入りの歌詞を教えてください!

松本 大:『月のこどもたち』が一番自分ぽいなって思います。中でも「星は歌って夜は語った 僕も照らされるように光った」は、自分ぽくて好きです。星は歌うらしいんですよ。そういうニュースを見たことがあって。この曲を書いたあとに、それは知ったんですけど、やっぱり“星は歌うじゃん”って思って(笑)。




──最後に『The Naked Blues』がどんな一枚になったのかと、リスナーの皆さんにメッセージをお願いします。

松本 大:ありのままですね。自分を好きになるための一枚で、自分になるための一作品。聴く人もそれに重ねて欲しいし、僕はそれを自分のために言っている部分もあるし。自分の事を好きになるために僕は歌うので、自分の事を好きになるために、あなたは僕らの曲を聴いてください。

TEXT:橋本美波
PHOTO:大西基

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2006年、長崎県で中学校2年生の中原と大屋が結成したバンドに同級生の松本が誘われる形で参加。その後、進学の都合で大屋と当時のドラムが脱退。2011年、地元の友人だった川口が加入して3ピース編成となる。 2012年、バンド名を「LAMP IN TERREN」に。ラテン語の「terra(星、大地)」を捩った造···

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