心地良いサウンドをテーマにしたミニアルバム
──12月5日にミニアルバム『New Beginnings』をリリース!5曲収録されていますが、どんなミニアルバムに仕上がりましたか?伊藤「とにかくサウンドが心地良いと思います。部屋の中でずっとループして聴いていても邪魔にならないような、体の中にスッと入って来るような楽曲を集めました。このミニアルバムを制作するにあたって、その時感じていた心情を、それぞれの曲に落とし込めたので、その2つのポイントで聴いていただけたらと思います。」
──私も昨日ずっとループで聴いていたんですけど、すごく温かい気持ちになれる作品だなと思いました。『New Beginning』と『happiness』の2曲に関しては、配信リリースのタイミングで掲載されたインタビュー記事もチェックしていただければと思いますが、 まずは改めて『New Beginning』の聴きどころを伺いたいと思います。
伊藤「この曲はイントロがミステリアスな感じなんですけど、サビは心地良いサウンドに繋がっていくので、そのサウンドの変化を楽しんでいただけたらと思います。私が音楽活動を始めるきっかけ、その時の心情を赤裸々に綴った歌詞になっているので、そこも合わせて聴いていただけたらと思います。」
──確かにイントロが印象的ですね。ファンタジックな感じだなと思ったんですけど、MVもそのイメージにぴったりですね。
伊藤「佐賀県の御船山楽園というところで撮影させていただいたんですけど、チームラボのアート作品を施されていた場所があったんです。私がもともとチームラボの作品のファンだったんですけど、チームラボは、新しいものを世の中に発信していくイメージがあったので、私が新しいことに挑戦するという意味では、勝手ながら共感する部分があって、お話しをさせていただいたら、その場所でMVを撮影させていただくことになりました。」
──続いて、『happiness』は、どんな曲ですか?
伊藤「一番サウンドがふわふわしていて、浮遊感が溢れる、気持ちのいい楽曲に仕上がったんじゃないかなと思います。歌詞は、私が思うファンの皆さんをイメージして表現させていただいたもので、私にとってファンの皆さんって、ひとつひとつの光であったり、一人一人の思いとか涙とかがひとつに集まって、それがきっと幸せの形なんじゃないかなというのをイメージして作った曲です。」
──ちなみに、伊藤さんが最近「happiness」、幸せを感じた瞬間は?
伊藤「温かい麺類が食べられた時です(笑)。子育てをしていると、温かくて、伸びきっていない麺を食べる事が至難の業なんだなって、つくづく感じるんです。さっき、きつねうどんを食べて来たんですけど、なんて温かくて、コシのある、おいしい麺なんだろうって思いながら食べていて、幸せを感じました。(笑)」
クリスマスソングを作りたかった
──そして新曲が3曲収録されています。『Eternal Story』は、「小さな幸せを大切に」をテーマにしたクリスマスソングですね。伊藤「今回、ミニアルバムをリリースするにあたって、私の中でクリスマスソングを作りたいという願望があって、この曲を作らせていただきました。」
──MVでは犬と戯れていますね。
伊藤「誰でも共感できるような、自分のまわりにある幸せをMVでも描きたくて、どんな表現にしようかなって考えていた時に、私の実家で犬を5匹飼っているんですけど、母親が、あなたはずっとウサギになりたいって言っていたっていうぐらい、昔から動物が好きだったんです。今でも動物との触れ合いを大切にしているので、ワンちゃんがくれる幸せを描きたいなと思って、今回パートナー役と子役の方を招いて、撮影させていただきました。」
──特に好きな歌詞の部分を教えて下さい。
伊藤「サビの♪小さな幸せを 永遠に愛していけるように♪というフレーズが大好きです。あと、♪大切なものに 気づきながら 生きていこう♪って、わかっていても、1年の中で何回そう思えるんだろうって思った時に、このクリスマスの日をそう思える日と決めてしまえば、そうやって自分自身で実感することって素晴らしいことだなって、改めてこの曲を作りながら思いました。もちろん、幸せな時ばかりではないし、辛い時が多いかもしれないけれど、まわりの人に感謝したり、隣の人の笑顔に救われたり、そんなことに気づく日っていいなぁって思います。」
──伊藤さんが一番印象に残っているクリスマスの思い出は?
伊藤「初めてお付き合いをした学生時代の彼との思い出なんですけど、彼と初めてクリスマスを過ごす時に、手編みのマフラーをプレゼントしようと思ったんですよ。でも、マフラーなんて編んだこともないし、全くわからなかったので、母親に聞きながら編んでいったんですけど、雑な感じのマフラーが出来上がっちゃったんです。時間もなかったので、なぜかそれを彼にあげたんですよ(笑)。今思えば、ひどいマフラーだったと思うんですけど、そのマフラーを彼は毎日学校に着けて来てくれたんです。それがすごく嬉しかったなって、今でも記憶に残るクリスマスですね。」
──先日は、ららぽーと横浜で、クリスマスイルミネーションの点灯式に参加されていましたが、いかがでしたか?
伊藤「すごくロマンチックな夜を久々に過ごしましたね(笑)。屋外だったこともあって、ちょっと寒かったんですけど、ロマンチックな場所で歌唱できて、すごく嬉しかったですし、私が登場した時に、たくさんの方が待っていて下さって、大きな歓声を下さったんですね。それが嬉しすぎて、だから私は歌いたいって思うんだなって、思いました。」
──続いて、『LOVE or LIPS』ですが、セクシーな曲ですね。
伊藤「そうですね。テンポも良くて、このミニアルバムの中では異色で、スパイスみたいな曲になったかなぁと思います。『LOVE or LIPS』以外の曲って、私の心情を歌った曲が多いんですけど、この曲は私のやりたいことを詰めてみたいなと思ったんです。メイクとか、ファッションとかが好きな女の子っていう、私自身を映したかったという思いがあって、この曲が出来上がりました。なので、おしゃれさを感じさせるような1曲になったかと思います。今後、TikTokとかでマネ出来るような振付もあるので、皆さんにマネして踊ってほしいなと思います。(*現在配信中!)あと、メイクの中で一番選ぶのに困るものって、リップだと思っているんです。リップって毎シーズン、ものすごい種類の新色が出るんですよ。流行りでも全然色が違ってきちゃうし。何十種類もあるリップの中から、あなたの個性はなに?っという問いかけも込めています。」
──ちなみに、伊藤さんが好きなリップの色は?
伊藤「私はクラシックなピンクベージュみたいな色が好きで、その色に心を奪われて何年か経ちます。でも、やっぱり赤みが強い方がいいなとか、ジューシーな方がいいなとか、その日の気分によって変わりますね。」
──洋服の好きな色は?
伊藤「黒い洋服がすごく多かったんですけど、最近黒すぎてダメだなと思ってきて(笑)、“脱黒”というのを意識しているので、ベージュとか、柔らかい色を手にするようにしています。」
──ラストに収録されている『A Song For You』の聴きどころは?
伊藤「この曲は、優しくて癒される曲を作りたいというところから始まったんですけど、ファンの皆さんのために贈る曲が欲しいなと思っていた時、ファンクラブイベントが始まるタイミングだったんですよ。そこで、各会場にメッセージボードを設置して、私へのメッセージを書いていただいたり、ファンの方々が送ってくださった応援メッセージの中から、私が印象に残った言葉をセレクトして、作詞家さんと相談して、この歌詞を作ったという感じなんです。ファンの皆さんからいただいた言葉をまとめたのが1番の歌詞で、その気持ちに私が応えているのが2番の歌詞になっているので、それを踏まえた上で聴いていただくと、謎が解ける部分もあると思います。」
来年はワンマンライブを!
──ワンマンライブを観たいと思っているファンの皆さんも多いと思います。伊藤「私もここまで楽曲が揃ってきましたし、これからやっぱりライブはやっていきたいと思っているので、来年あたりに形に出来たらいいなと思って、頑張っているところです。」
──楽しみにしています。最後に、読者の皆さんにメッセージをお願いします。
伊藤「今回はミニアルバムをリリースということで、このインタビューで私の曲作りの思い入れも伝えられたらいいなと思います。そして改めてミニアルバムを聴いていただいたら、更に曲が素敵に聴こえると思うので、是非たくさん聴いて下さい!」
TEXT&PHOTO ポッター平井
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