ハイスペック集団IVVYの詳細プロフィール
左から、TAIYU、TOSHIKI、HIROTO、YU-TA、KENTO.i──みなさんのプロフィール的な部分も伺っていきたいので、お名前と“歌詞が好きな曲”を教えてください。
HIROTO:リーダーのHIROTOです。よろしくお願いします。歌詞が好きな曲は、清木場俊介さんの『僕の傍にいた君は…君の傍にいた僕じゃない』って曲です。題名からすごいんですけど、男女2人の間に元々愛はなかったのかな、みたいな曲なんですけど、すごい深くて。
深く見ないと分からないような歌詞にすごい惹かれて、深みに吸い込まれるじゃないですけど、いろいろな情景が浮かんだり、考えさせられるのがすごい好きですね。
僕も作詞作曲するので、勉強というか。こういう歌詞を書けたらいいなと思った曲です。
──ありがとうございます。リーダーHIROTOさんはサッカー部で全国大会も出場されたとか。
HIROTO:はい、そうなんです。
──サッカーを頑張っていたことが、今の音楽活動に活かされてると感じることはありますか?
HIROTO:もう、それでしかないです。強豪校だったので、メンタルも体力的にもきつかったんですけど、その分、精神的な成長が大きかったです。
今やってるダンスも音楽も “好きなこと”なので、練習や何事も苦痛と思わないんですよ。(笑)
──ありがとうございました。では、続いてYU-TAさんお願いします。
YU-TA:YU-TAです。よろしくお願いします。僕はCrystal Kayさんの『幸せって。』っていう曲の歌詞が好きです。人って幸せの基準を結構比べたがるけど、“私は私でこういうことをしているから”って自分なりの幸せを確立していくっていう曲で。
例えば、自分が疲れている時やうまくいかなかった時、“自分の幸せって何だろう”って悩んでしまう事があるけど、そういう時に聴くと、“自分には仲間がいるから”とか、“自分には、今追っている夢があるから”と前向きな気持ちになれるので、この曲が好きです。
──音楽業界って特にそうかもしれないんですが、やっぱり人と比べちゃうみたいなことってありますか?
YU-TA:できるだけ目を背けたいとこなんですけど、やっぱり現実戦っていかなきゃいけないじゃないですか。音楽は楽しみたいけど、仕事としての部分も忘れちゃいけないみたいな。
自分の場合は音楽でうまいことマインドコントロールをして、日々仕事のモチベーションを上げていきます。
──今はうまくバランスが取れているような感じなんですね。そしてYU-TAさん、九州出身なんですね。
YU-TA:はい。九州の長崎出身です。
──しかも、警察官の道もあったと!?
YU-TA:そうなんですよ。警察の試験を受けて内定をいただいたんですけど、音楽をやりたいという気持ちがあったので、反対されたけど、こっちの世界に飛び込もうと思って。
──すごい決心ですね!
YU-TA:かなり反対されました…ほかのメンバーも同じだと思うんですけど、やっぱりやりたいことをまずやらないと人生絶対に後悔すると思ったので、思い切って決心しましたね。
──決断力の塊りですね(笑)。
YU-TA:いい意味で世間知らずだったんだと思います。知らないからこそ怖いものもないし。今だったら、その決断はたぶん無理だったかも…。18歳の若いときだったからこそ、何にも恐れず上京して、夢を目指せたんだと思います。
──ありがとうございました。それでは続いてTOSHIKIさん。
TOSHIKI:TOSHIKIです。よろしくお願いします。
僕の歌詞が好きな曲は、クリス・ハートさんの『I LOVE YOU』って曲です。初めてPVと合わせて曲を聴いた時、本当に泣いちゃって。歌詞がストレートにグッと来るんです。
僕もこの曲歌ったことあるんですけど、すごい感情移入しやすくて、また歌いたいなっていつも思っちゃう。
HIROTO:どうりでめっちゃ歌っているわけですね。(笑)
TOSHIKI:そうそう。歌う。歌いたくなるんですよね。
──感情移入できる、うん、確かに。あの曲、同じ経験をしていなくても、すごく情景が分かりますよね。
TOSHIKI:そうなんですよ。切ない。
──そしてTOSHIKIさんのプロフィールでピックアップすべきは、消防士!
TOSHIKI:そうですね。2年間、東京で消防士をしていましたが、日々「やっぱり歌がやりたい」って想いが出てきて。おじいちゃんになって最後ってときに“うわー、やりたかったな”って思いたくなかったので。
──すごい想像力。
TOSHIKI:そう。1回想像したんですよ。
HIROTO:人生1度きりだからね(笑)。後悔ないかみたいな?
TOSHIKI:そうそう。そしたら、やっぱり、うわ、これはもう駄目だって思って。だったら、もう、人生なにが起こるか分からないじゃないですか。心臓、いつ止まるか分からないし。
だから、もう自分で責任持ってやろうと思ってやりました。
──素敵です。ありがとうございました。では続いてKENTO.iさん。
KENTO.i:IVVYのKENTO.iです。よろしくお願いします。僕もHIROTOと一緒で作詞作曲を結構するので、歌詞が好きな曲ってなかなか選べないくらいあるんですけど、ここ最近だと久しぶりに『Carry On』っていう曲を聴いて「雨の日も どんな日も 「夢」だけは 捨てちゃいけない!」って歌詞に改めてグッときましたね。
この間この話はYU-TAと2人でしていて。
YU-TA:言ってましたね。
KENTO.i:やっぱりいろんなことありますけど、本当に夢だけ捨てなければいつまでも成長できると思いますし、それがあるから頑張れるし、キラキラできるし。
──KENTO.iさんご自身は、ずっと“音楽をやりたい”って思ってきたタイプ?
KENTO.i:違うんですよ。川崎フロンターレのサッカーのジュニアユースにいたり。
──うわ! マジですか!?
KENTO.i:ずっとプロサッカー選手を目指していたので、プロとして活躍している同期のライバルを見ると、“うわー、もしかしたらサッカーやってたら、ここにいたのかもしれない”みたいな。(笑)
なのでやっぱり人一倍夢に対しては絶対叶えなきゃいけないっていう思いも強いです。
──周りに対する責任感みたいなのもありますよね、きっと。
KENTO.i:そうなんですよ。サッカーをやめたときは、本当に周りから誰もいなくなっちゃって。家族も、友達も、学校の先生とかも、みんなから「いや、お前ばかだろ」って見放されて一時期孤独になったときがあって、すごい悔しかったです。けど、アーティストになりたいという気持ちだけは確かだったので、それを貫いていこうと思って進んでいったら、だんだん認められるようになってきて。
──すごいですね。その勇気すごい!
KENTO.i:それがプロフィールに書いてある韓国のオーディションとかにつながっているんですけど。
──なるほど。そういえばKENTO.iさんのラップの歌詞ってK-POPっぽいですよね!
KENTO.i:本当ですか?ありがとうございます!うれしい! K-POPすごい好きなので結構研究してます。
韓国の大手事務所のオーディションに全部最終まで残って落ちて、すごい悔しい思いをいっぱいしてきたので、たくさん練習して、“落とした奴ら見てろよ!”ぐらいの勢いで、とんでもない奴になってやろうって決めて、IVVYに入らさせてもらいました。
──皆さん本当に熱い思いを持ってIVVYとして活動されているんですね。ありがとうございました。続いてTAIYUさん。
TAIYU:TAIYUです。お願いします。僕は、シンガーソングライターのReNさんの『Tell Me Why』っていう…
YU-TA:めっちゃ俺好き、ReN君。
TAIYU:本当ですか?
YU-TA:ね。ヤバいよね。
HIROTO:すごいイメージに合う。
──そうなんですね!
TOSHIKI:聴いてたんだね。
TAIYU:ずっと聴いてた。
YU-TA:超カッコいい。めっちゃカッコいい。
TAIYU:そう。アコースティックギター1本で弾いてるアーティストさんなんですけど、すごくその『Tell Me Why』っていう曲は、自分の大切な人が自分のせいでいなくなってしまうんだけど、そこに対して、自分が何がいけなかったのかとか、何が悪かったのかっていうのを教えてよって言っても、それすらも叶わない切なさともどかしさとか。
自分も似たような経験が昔にもあったので、聴くたびに切ない気持ちとメロディーとアコースティックギターの音色が心地よく自分の耳に届いて、すごくこの歌詞の意味が心にグサッとくるので、僕がずっと好きな歌詞の曲です。
──男らしくて強そうなイメージですけど、そういう部分もあったり。
TAIYU:結構、内側はめちゃくちゃガラスで(笑)。変な言い方だけど、女々しいって言われるんですよ。
HIROTO:そう。男らしさでいったら、このメンバーの中ではないほうなんだよね。
TAIYU:(笑)ないですね。
──そうでしたか(笑)。今作の『First&Last』っぽい感じ?
TAIYU:そうですね。結構そうですね。
YU-TA:ぽいですね。
KENTO.i:この中で言ったらね。
TAIYU:結構、僕ら乙女なところ結構あるので。(笑)
YU-TA:乙女はちょっと違う(笑)!
TAIYU:でも、意外とね、友達とかに勧められた少女マンガとかでキュンキュンしちゃうタイプなので。(笑)
──そうなんですね!
HIROTO:現実的に、『First&Last』的な感情がありそうなイメージなのはTAIYUですね。
TAIYU:確かにそうですね。いつまでもずるずる引きずっちゃいます。
全員:(笑)
TOSHIKI:いやいや。
──いいキャラしてますね。
TAIYU:そうなんです。そうなんです。
YU-TA:主人公じゃん。
TAIYU:裏主人公なんです。(笑)
──じゃあ、めちゃめちゃ感情移入できちゃうよと。このサビは。
TAIYU:そうですね。
YU-TA:いいよね。
──作詞はされるんですか、TAIYUさんは?
TAIYU:僕は、主にIVVYではダンスをメインで担当させてもらってて。メンバー同士で振りを合わせるときは一応僕が中心になって、ところどころ振り付けを修正したり、メンバーで振り付けを考えるときは僕が担当したり。
──ダンスはいつからやられていたんですか?
TAIYU:ダンスは中学校3年生の部活を引退したあとに。もともとダンスをやりたいとは思っていたんですけど、部活の部長だったので、それが終わってからだったらいいよってお母さんが言ってくれたので。
──部活は何をやられていたんですか?
TAIYU:部活は、陸上部に入っていまして。中学校を通してずっとやっていました。
──すごいですね。
TAIYU:当時、周りの友達の中では足が速かったので、俺の足の速さならオリンピックへ行けると思っていたんですけど(笑)。札幌市内の大会の準決勝ぐらいで駄目でした。
──すごい!
TAIYU:いや、全然です。