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【特集】これを聞かずにロックは語れない!伝説のバンド"THE BLUE HEARTS"

解散から20年以上たった今もなお、CMやTVドラマなどで多くの楽曲が親しまれる「THE BLUE HEARTS」。その存在感は、バンド活動をする人すべての憧れといっても過言ではありません。決して色褪せることのない、ブルーハーツの魅力や楽曲についてご紹介いたします。

2019年3月12日


この記事の目次
  1. ・パンクロック好きにはたまらない!!
  2. ・パンクロックの神様
  3. ・THE BLUE HEARTSの魅力
  4. ・知らない人は聞いて欲しい、名曲たち
  5. ・リンダリンダ
  6. ・情熱の薔薇
  7. ・歩く花
  8. ・チェインギャング
  9. ・伝説の伝説は続く
  10. ・終わらない歌
  11. ・ラブレター

パンクロック好きにはたまらない!!


パンクロックを愛する人にとっては、神様のような存在である「ザ・ブルーハーツ」。カバー曲しか知らない若者のみなさん、これを知らずしてロックは語れません。

パンクロックの神様

ブルーハーツと聞いて「あー、あのヤバイ歌い方の人ね!」と思った方。恐らくお若い皆さんでしょう。

確かにその通りなのですが、違います。(断言)

彼らは1985年から1995年までの10年間活動した、伝説のバンド。甲本ヒロト(Vo)、真島昌利(Gt)、河口純之助(Ba)、梶原徹夜(Dr)の4人組です。

何が伝説なのかというと、そのヒット曲の数々。といっても、ブルーハーツはオリコンチャートなどではあまり結果を残していません。シングルで1位を獲得したのは『情熱の薔薇』くらい。

それでも、彼らの楽曲は今なお多くの人々に愛されています。それを象徴するように、解散後にはたくさんのトリビュートアルバムが発売。数多くのアーティストが名曲の数々をカバーしました。

また、関連書籍や映画も次々と発表され、現在もCMソングなどに多数起用されています。THE BLUE HEARTSが後世に与えた影響は、多大なるもの。まさしく「伝説のバンド」なのです。

THE BLUE HEARTSの魅力


社会に対する強いメッセージが印象的な彼らの楽曲。その強さといったら、現代なら放送禁止になるレベルです。(笑)

でもそのシンプルでストレートな言葉こそ、彼らの魅力。分かりやすいから届きやすく、こんなにも多くの人の心に響いたのではないでしょうか。

また、言葉が耳に入りやすい単純なコード進行も魅力の一つ。それにも関わらず、楽曲の幅がかなり広いのも彼らの素晴らしさです。

そんなブルーハーツだからこそ、バンド名にもさぞかし深い意味があるのかと思いきや…それは特にないそう。(笑) 誰もが呼びやすく、小学生でもわかるような英語で、バンドの音楽性が見えないような名前にしたかったんだとか。この抜け感も素敵なポイントですね。

ちなみにブルーハーツの解散後は、甲本ヒロトと真島昌利+3名で「ザ・ハイロウズ」を結成。2005年には活動を休止し、先の2人は現在「ザ・クロマニヨンズ」として活動しています。

知らない人は聞いて欲しい、名曲たち


ブルーハーツの概要を知っていただいたところで、続いては楽曲について。

本当はマイナーな楽曲について語り倒したいところですが… 今回は初心者の方でも知っているような有名な楽曲を中心にご紹介いたします。

リンダリンダ


「ドブネズミみたいに美しくなりたい。」そんな衝撃的な歌い出しがあまりにも有名な楽曲。

「リンダリンダ〜」と歌いながら暴れる甲本ヒロトの映像もまた有名ですよね。その姿に気を取られがちですが、実はとても優しい歌。LIKEやLOVEを超えた何かが歌われています。

----------------
もしも 僕が
いつか 君と出会い
話し合うなら
そんな時は
どうか愛の意味を
知って下さい
≪リンダ リンダ 歌詞より抜粋≫
----------------

「リンダ」は女性のことを表しているのでしょうか。きっと愛する女性への熱い気持ちを歌っているんですね。

…なーんて解釈は書きません。(笑)

個人的に、この楽曲はラブソングではないと思います。だから当然「リンダ」も「君」も女性ではない。

では、一体なんなのか。

これも個人的な見解ですが、なんでもいいと思うんですよ、「リンダ」って。夢や未来といった漠然としたものでも。音楽やダンスなど何か取り組みたいというものでも。もちろん、特定の人物でも。

「出会った時、愛を持って接するから同じくらい愛してくれよ」というメッセージだと思うのです。

だから以下の歌詞が続くのではないでしょうか。

----------------
愛じゃなくても
恋じゃなくても
君を離しはしない
決して負けない
強い力を
僕は一つだけ持つ
≪リンダ リンダ 歌詞より抜粋≫
----------------

決して負けない強い力。それは、”リンダを思う気持ち”。

まとめると、これから出会うであろう自分にとって大切な何かに向けた愛を歌った歌。それが「リンダリンダ」だと思います。

以上を踏まえると、あれだけ暴れたくなる気持ちもなんとなくわかりますね。(笑)

情熱の薔薇


唯一チャートで1位を獲得した楽曲。栄養ドリンクのCMにも起用されていたため、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

歌詞をご覧いただくとわかるように、よくCMで使用されるのは最後の部分。サビなのか、Cメロなのか非常に不思議な作りの楽曲です。

そして注目すべきは歌詞。全体を通して深い。

「こんな気持ちわかるでしょう?」と繰り返されているのが印象的。この気持ち全くわからないという訳でもないですが、正直深すぎてわかりませんよね。(笑)

この「わかるようでわからない」というもどかしさがあるからこそ、いつまでも追い続けたくなるのかもしれません。

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永遠なのか本当か 時の流れは続くのか
いつまで経っても変わらない そんな物あるだろうか
≪情熱の薔薇 歌詞より抜粋≫
----------------

冒頭で投げかけられる疑問ですが、後のクロマニヨンズの楽曲に答えらしきものがあります。それは、『スピードとナイフ』という曲の歌詞。

----------------
変わらないものなんか 何ひとつないけど
変わるスピードが 違ったんだなあ
≪スピードとナイフ 歌詞より抜粋≫
----------------

あくまで個人的な解釈です。でも、ヒロトも大人になっているんですね……。

歩く花


隠れた名曲と呼び声高いのがこちら。

最近では結婚情報誌「ゼクシィ」のCMソングに起用されました。使用されたのは以下の部分です。

----------------
普通の星の下に生まれ 普通の星の下を歩き
普通の町で 君と出会って 特別な恋をする
≪歩く花 歌詞より抜粋≫
----------------

素敵。

もうこの2文字につきます。普通の中に特別を見出した!という感性が素晴らしいですよね。

変わりばえのない毎日の中にも、特別な何かが隠れていることに気付かされます。ぼーっと過ごしてたら勿体無いかもしれませんね。

冒頭部分もまた素敵。

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知ってるかい 忘れては いけないことが
何億年も昔 星になった
どんな時代の どんな場所でも
おんなじように 見えるように
≪歩く花 歌詞より抜粋≫
----------------

小さい頃に聞いてたら確実に信じてたと言い切れるほどの説得力。(笑)

荒々しいイメージを持たれがちですが、ブルーハーツにはこんなに優しい曲もあるのです。

チェインギャング


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僕の話を聞いてくれ 笑いとばしてもいいから
ブルースにとりつかれたら チェインギャングは歌いだす
仮面をつけて生きるのは 息苦しくてしょうがない
≪チェインギャング 歌詞より抜粋≫
----------------

こちらも数多くのアーティストにカバーされている名曲。メインボーカルが甲本ヒロトではなく、真島昌利であることでも有名です。

歌詞だけではおわかりいただけないのですが、しゃがれ声がとても素敵!曲中で歌われる劣等感や葛藤と相まって、胸に刺さります。

しかし。真島昌利ことマーシーの歌声に聴き惚れているだけではまだまだビギナー。この楽曲で聞き逃してはならないのが、甲本ヒロトのハモリです。

正直歌がうまいイメージってあまりないと思うんですが、このハモリを聞くとビックリ!マーシーの声を決して邪魔せず、でも主張しない訳でもない美声が聞こえてきます。

ブルーハーツの実力を見せつける一曲なのです。

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