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【インタビュー】KEMURI伊藤ふみおの6年半ぶりソロアルバムはカクテルのような作品に

KEMURIのボーカリストとして活動中、伊藤ふみおが6年半ぶりのとなるソロアルバム『FRENDSHIP』を3月27日に発売。なぜ、ソロアルバムを…。という話から、彼の交遊関係までいろいろ伺った。

公開日:2019年3月31日 更新日:2019年4月18日

Interview

長澤智典


この記事の目次
  1. ・アルバム『FRIENDSHIP』は、期が熟したからこそ生まれた作品。
  2. ・「それを表現している伊藤ふみおの音楽がいいな」
  3. ・『Beautiful Dreams』がとにかく良すぎて
  4. ・『FRIENDSHIP』というアルバム
  5. ・その人との繋がりでしか出来ないことをやっていきます
  6. ・好きな酒から何から全部口に出して歌っています
  7. ・KEMURI 最新情報
  8. ・リリース情報
  9. ・KEMURI Profile
  10. ・伊藤ふみお(KEMURI) 最新情報
  11. ・リリース情報
  12. ・ライブ情報
  13. ・伊藤ふみお(KEMURI) Profile

アルバム『FRIENDSHIP』は、期が熟したからこそ生まれた作品。


          
──KEMURIのボーカリストとして活動中、ふみおさん、6年半ぶりにソロアルバム『FRIENDSHIP』を発売します。KEMURIとしての活動がメインとはいえ、なぜ、このタイミングでのリリースだったのかが気になります。

伊藤ふみお:KEMURIが活動を止め、ソロ活動を始めたわけですが。自分の気持ちの中、「本格的にソロ活動へ進みだそう」と心に決めた矢先に、降って湧いたようにKEMURI再結成の話が出ました。
 そのときには、「KEMURIをやりながら、ソロ活動も頑張ろう」と思って踏み出したんですけど。時間もエネルギーもすべてKEMURIに傾け続けてきたらあっと言う間に6年半経ってしまったように、平行しようにもぜんぜんソロ活動が出来なかったのが正直なところでした。


──気持ちの中には、両立しようという意志はあったわけですね。

伊藤ふみお:ありました。とはいえ、一つのことを突き詰め始めたら二つの道を同時にというのは難しいですね。今回は、たまたまそのタイミングが訪れたといいますか、図らずも、ソロとして作品を制作するための期が熟したからこそ出来たことだったなと思います。そこには、人との出会いなど、いろんなタイミングが重なり生まれたことでした。

 楽曲提供という形で参加してくれた人たちも、レコーディングメンバーにしても、エンジニアの方も、そう。みんながすごくいいタイミイグで集まれたことで、今回の作品が生まれました。しかも、納得のいく良い作品を残すことが出来たなと思います。まさに、期が熟したからこそ生まれた作品だと僕は受け止めています。


──楽曲の制作も、短期集中で行ったのでしょうか?

伊藤ふみお:短期集中でしたね。そこはメリハリをつけないと、なかなか二足の草鞋は…同時進行は難しいですからね。


「それを表現している伊藤ふみおの音楽がいいな」

──アルバムにはスカ/レゲエ/ダブの要素を持った楽曲も多いように、その辺を突き詰めようという意識もあったのでしょうか?

伊藤ふみお:なんだろう、最終的には"伊藤ふみおが前に出る作品"にしたかったんですよね。自分の歌がちゃんと前に出るようにと言うのかな。スカバンドやレゲエバンドとしてではなく、もうちょっとミスクチャー的な音楽が好きな伊藤ふみおがちゃんと見えるアルバムにしたかったんです。


──外部参加で楽曲を提供してくださった方は、ふみおさんの音楽的な趣向とも異なるテイストで楽曲を提供してくださっていません?

伊藤ふみお:彼ら(斉藤和義や難波章浩)にはちょっとアコースティックな曲をお願いしますと頼んだので。でもね、お願いしたのは「アコースティック」というキーワードくらいでした。あとは自由にお任せしています。


──ふみおさん自身は、今、何を表現したいのかを軸に据えながらの制作だったわけですよね。

伊藤ふみお:そうですね。僕はレゲエも、スカも好きだし、いろんな音楽が好きなんですけど。結局ズーッと聴いているのは、その人の音楽なんですよ。クラッシュやボブ・マーリーが、まさにそうなんですけど。レゲエが好きというよりも、ボブ・マーリーが好き。パンクも好きだけど、クラッシュのジョー・ストラマーが好き。ジャズも好きだけど、ルイ・アームストロングがすごく好きとか。

その人が好きで聴いている音楽がけっこう多いなと感じたので、自分のアルバムを作るときも、そこを追求したかったんですよ。聴いてくれた人のとっかかりがスカであっても、「それを表現している伊藤ふみおの音楽がいいな」と思ってもらえる作品にしたかったんですよね。


『Beautiful Dreams』がとにかく良すぎて

──『Pizza Margherita』とか、すごくブッ飛んでていいですね。

伊藤ふみお:あの曲は構想10年、演奏40秒みたいな(笑)、壮大な時間をかけた壮絶に短い曲。もともとは、子供にピザの曲を作るという約束を10年前にしていたことが発端。それを10年かけて形にしています(笑)。
この曲を作ったのも理由があって。それが、斉藤和義くんの作ってきた『Beautiful Dreams』がとにかく良い曲すぎて、「何をこの曲の前に持ってきたら良いんだろう」と思い悩んだときに生まれたのが、インパクトを重視した『Pizza Margherita』。ホント『Pizza Margherita』が出来たおかげで、「斉藤和義くんの書いた『Beautiful Dreams』の前に持ってこれるユーモアあふれる面白い曲が出来たぞ」という手応えをつかめましたからね(笑)。



──『Beautiful Dreams』は本当に胸をぐっとつかむ名曲だと思います。

伊藤ふみお:びっくりするくらい、 ほんとに彼は素晴らしいミュージシャンだなって思いましたね。すっかり斉藤和義ファンになりました。


──でも、近しい方なんですよね。

伊藤ふみお:そうですね。「ROOTS66」という、1966年生まれのミュージシャンが集まったイベントで初めて会ったんだけど、僕的にはけっこう心近いところで接しているミュージシャンです。彼は一人でいろんなギターを弾いて重ねては、ローズピアノを弾いたり、スティールギターの高田漣くんを呼んでくれたりと、一人であの世界観を仕上げてくれた。そのうえに乗っかって僕が歌ったように、彼にプロデュースしてもらったという形で『Beautiful Dreams』は作りあげました。


──外部の方にお願いした楽曲に関しては、楽曲を作ってくださった方の色に染まってゆくスタイルで進めた形でした?

伊藤ふみお:そうでしたね。「こうしたい、あーしたい」とはあまり言いませんでしたね。『Beautiful Dreams』は最初英詞だったんですけど、彼となんとなーく話をしてたら、日本語の歌詞のほうがしっくりくるのかなぁと思ったので、日本語の歌詞を作りました。


──英詞か日本語詞かも、その楽曲が導き出す色次第だ。

伊藤ふみお:そう、『Beautiful Dreams』に関しては「英詞でも日本語の歌詞でもどっちでもいいよ」と斉藤和義くんは言ってたけど、彼と話をしていたら「きっと日本語の歌詞のほうが嬉しいんだろうな」と思ったし。日本語の歌詞を歌ったときに、ひと言ふた言「ここはこっちのほうがどう?」みたいなティレクションもくれれば、それがまたすごく良かったんですよね。

ひと言ふた言の斉藤和義節が入ったことですっごくいい歌になったので、日本語の歌詞にして良かったなと思います。

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