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合唱ドラマ「表参道高校合唱部」に見事にマッチ。コーラスグループ Little Glee Monster『好きだ。』

Little Glee Monsterの『好きだ。』はTBSドラマ「表参道高校合唱部」主題歌。2013年に結成されたコーラスグループ。10代のメンバー6人で構成されています。この曲は途中でアカペラが入るという、いかにもコーラスグループらしい部分もあります。良いですね。

合唱がテーマの青春ドラマ主題歌


Little Glee Monsterの『好きだ。』はTBSドラマ「表参道高校合唱部」主題歌。

Little Glee Monsterは2013年に結成されたコーラスグループ。10代のメンバー6人で構成されています。この曲は途中でアカペラが入るという、いかにもコーラスグループらしい部分もあります。良いですね。

「表参道高校合唱部」は合唱を題材にした青春ドラマ。主演は新鋭の芳根京子。志尊淳、吉本実憂など若手注目株が出演。先生役の城田優と神田沙也加も歌声を披露します。

毎回、J-POPのスタンダードナンバーを合唱にアレンジして披露。歌えるキャストが揃った音楽ドラマです。オリジナル企画で知名度の低いキャストを主演にしているだけでも、昨今のTVドラマとしてはかなり意欲の高い作品。

この主題歌は「合唱」というドラマのテーマにしっかりハマっていました。

好きだ。


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「キミ」が好きだ ホントに好きだ
言えないけど 好きなんだ
どうしたら伝わる? この胸のざわめき
≪好きだ。 歌詞より抜粋≫
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合唱部員同士の恋愛要素も見どころだったこのドラマ。「キミが好きだ」という歌詞が対応しています。

「どうしたら伝わる?この胸のざわめき」とあるように、言葉にならないことを歌にしようというのがドラマのテーマ。

ドラマ内で「言葉で表現できなくなるとき、音楽がはじまる。BYドビュッシー」という城田優演じる有明先生の台詞が出てきます。なぜこの世に音楽があるのか、その根源的な問いに迫っただけでも意義があるこの台詞。このドラマの良いところですね。

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世間の顔色をうかがうばかりじゃ
いつか自分の色すら忘れてしまうよ
≪好きだ。 歌詞より抜粋≫
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この歌詞があるように、主人公真琴はバカにされながらも合唱部を盛り上げ、どんどん仲間を増やしていきます。「世間の顔色をうかがう」だけでなく、自分のやりたいことを貫く姿勢。それが主人公のキャラクターに活きています。

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小さいこの世界 見えない壁壊そう
≪好きだ。 歌詞より抜粋≫
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こちらもそう。この歌詞どおりに、真琴は合唱の力で学校内にある1軍、2軍、圏外という「見えない」ヒエラルキーの「壁」を壊していきます。ドラマの内容にしっかり主題歌が合っていたんですね。

気持ちは歌って解決しちゃおう!


もちろん、このドラマもツッコミどころはあります。毎回、歌って解決、ジャンプして解決という「それで解決しちゃうの?」という展開。これを合唱の歌の力で補っています。

観ている者は、歌が流れてきて「ああ、なんとなくいいものを観れたな」と納得してしまいます。

そんな「表参道高校合唱部」。こんなまぶしいキラキラした青春ドラマをストレートに誉めるのはちょっと恥ずかしいなと思う人もいるでしょう。そんな時、言葉で表現できなくなる時、「この胸のざわめき」を伝えたい時に、この主題歌があります。

「表参道高校合唱部」が『好きだ。』。この主題歌のおかげで言えましたね。

TEXT:改訂木魚 (じゃぶけん東京本部)

研ぎ澄ました歌声で人々の心に爪痕を残すことをテーマに結成された女性ボーカルグループ。 力強い歌声と高度なアカペラをも歌いこなす透き通ったハーモニーを武器に、2014年に『放課後ハイファイブ』でメジャーデビュー。 2017年に初の武道館単独公演のほか、Earth, Wind & FireやAriana Gran···

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