祝!巨匠がついに31歳!!
――寺中さんは、5月12日に誕生日を迎えられたばかりですね!お誕生日おめでとうございます!
寺中友将:ありがとうございます!!
――31歳になられた抱負をお願いします!
寺中友将:抱負を決めていなかったので、今決めます!31歳になったときに“31アイスクリームが食べたい!”ってなったんですよ。
それで誕生日当日に31アイスクリームを初めて食べました。
――え!初めてですか!
寺中友将:そうなんです。っていう話は置いといて…(笑)
全員:(笑)
寺中友将:やったことがない事をやりたいんですよね。
八木優樹:やったことがない事ってあんの?
寺中友将:逆に俺がやったことがない事なんだと思う?
小野武正:やってないこと?うーん…。
寺中友将:ないみたいですねっ!(笑)
全員:(笑)
寺中友将:家庭菜園とかをそろそろやりたいです!
八木優樹:ほっこり系(笑)、ギャップがやばい!
小野武正:でもやってないことまだあったよ。喫煙。
寺中友将:あー確かに煙草吸ったことないな。
小野武正:30歳になって急に煙草吸い出す…。
首藤義勝:おせぇー!(笑)
寺中友将:煙草後で借りて良い?
全員:(笑)
寺中友将:でもなんか植物系を育てようと思っています。コケとかやってみたいです。
――コケですか!?コケって生やすのに年月がかかりそうですね。
寺中友将:なんかコケアートみたいなのがあるらしくて、それがカッコいいなって思っていて!
小野武正:盆栽は?
寺中友将:盆栽は後かな~とりあえずコケ!まだ俺、盆栽の域に達してないです。
「BUBBLE-GUM MAGIC」はKEYTALKのキーとなる曲
――『BUBBLE-GUM MAGIC』は約1年ぶりのリリースだと思うんですが、この間めちゃくちゃ曲ができたのではないでしょうか!?
寺中友将:『BUBBLE-GUM MAGIC』に向けては、みんなで40曲ぐらい作ったりとかはありました。
――冗談抜きで40曲ですか(笑)!?
寺中友将:嘘に聞こえますか(笑)!?冗談言うのはこっちなんですよ。(小野を指さす)彼しか冗談言わないんで、残りの3人は本当の事を言います!本当に40曲作りました。
――そんな中から移籍第一弾のシングルとして『BUBBLE-GUM MAGIC』をリリースされたのは?
首藤義勝:最後は直感で、ビビッと来ました!!
寺中友将:ここ1年リリースがない中で、その1年間で40曲を作った訳じゃなくてつい最近作ったのが40曲なんです。
いつから作ったんだっけ?
首藤義勝:3月上旬かな。
寺中友将:その期間でバーッと作りました。小野くんが一番大量生産をしていましたね!
小野武正:作りまくりました!
――それだけ作られたのでしたら、今回のシングルに3曲目も入れていきたいというお話はなかったんですか?
小野武正:そういう話もあったんですけど、今回は2曲でいこうという話になりまして。
――『BUBBLE-GUM MAGIC』と『海』を一緒に収録されたのは、初めからイメージがあったのでしょうか。
首藤義勝:1曲目が決まってバランスは考えましたけど、全然選択肢はいっぱいありましたね。
――『海』の歌詞に「魔法のように」や「オレンジ」という単語が出てきますが、これは『BUBBLE-GUM MAGIC』の影響で入っているのかと!
首藤義勝:リスペクトですね!!(笑)
寺中友将:今までもそういう奇跡的なことが、ちょこちょこあるよね。ワードの繋がりがなんかあったりとか。
――今皆さん一緒に生活されているとかじゃないですよね?
首藤義勝:いや~実は…。
寺中友将:実は…。
首藤義勝:してないんですよ(笑)!!でも家は近いですよ。
寺中友将:義勝とは2メーターいくか、いかないかです!
――それ一緒に住んでいますね(笑)
首藤義勝:そうですね。
全員:(笑)
――今作『BUBBLE-GUM MAGIC』は、KEYTALKさんにとってどんな立ち位置の1枚になりましたか?
小野武正:移籍第一弾という事もあり、環境も変えて心機一転して。新たな一面も見せたいなっていうのがあって。
この曲がきっかけで、新しいKEYTALKが始まっていきつつ、今後のKEYTALKのキーとなる曲になるんじゃないかな?と思っています。
――まさに『BUBBLE-GUM MAGIC』でもまた新しい一面を見せていただきましたが、義勝さんの中で今作のようなメロディーを書きたいと思ったきっかけはあったのでしょうか?
首藤義勝:レコード会社移籍第一弾というのが、割と大きなきっかけで。
せっかくなんで音楽的にも新しい感じを挑戦したいなって思って、この曲を作りました。
――歌詞については音に寄せにいったような?
首藤義勝:そうですね。特にAメロのラップっぽいノリのところが音を重視させて、韻を踏んで遊んでみたりとかしました。
サビとかが、僕らKEYTALKになんとなく当てはまるような音楽というのを、歌詞のテーマの一つにするように意識しました。
――タイトルはどのように決められたんですか?
首藤義勝:どうやって出来たっけ(笑)。僕、タイトルより歌詞が先に出来ることが多くて。
歌詞の中に一か所だけ、中々書き終わらない空欄が出来て、そこが曲タイトルになることが多いです。今回もそうでした。
――『BUBBLE-GUM MAGIC』を義勝さんから受け取った時の印象を伺わせてください。
寺中友将:今までKEYTALKがリードトラックにしていた楽曲と比べたときに、BPM(テンポ)が遅めになっているのが大きくて。
あとAメロのメロディーがあまり変化しない所は、すごく新しい所だなとか。リズムのノリで言葉を持っていくカッコ良さとかで、新しい一面を見せれるなと、最初聴いたとき思いますね。
――八木さんはいかがですか?
八木優樹:最初にドラムとギターがあってその後にバンドが入るんですけど、バンドが入ったときのワイドな感じというか。広がりがあってカッコいいみたいな。
言葉にすると難しいんですけど、個人的にすごくグッときていて。難しい事を考えずに、カッコいいと思ってもらえるような曲だなと。
この曲をシングルカット出来て良かったです。
――小野さんどうでしょうか。
小野武正:デモの時点で全貌というか、完成系に近いものがあって。これを移籍第一弾で出せたら、クールでカッコいいなという印象でした。
――義勝さんの中でアレンジまでイメージは出来ていたんでしょうか?
首藤義勝:割とそうですね。シンセの混ぜ具合とかは大体イメージしていた感じで、そのままでいきました。
――2番の始まりとかは面白くて好きです!
首藤義勝:そうですね。あそこは巨匠(寺中)が“エフェクトかけたらどう?”ってアイデアをくれて。良い音ですよね、どうなってんのかわかんないですけど(笑)
寺中友将:あれは一つのキセキ的な所というか。ワンコーラス出来て仮歌入れて、プロデューサーに1回色々広げる形で作ってもらったんです。その時に、そこの部分の声だけ機械的になっていて。その感じが最初聴いたとき、カッコいい!ってなって、それで本チャンと録れたときにも、活かせたらいいなって思っていました。
――たまたまのアクシデントですか!
寺中友将:たまたまですね。