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【歌詞コラム】「Lemon」に勝るとも劣らない感動作 米津玄師の「海の幽霊」

今をときめく米津玄師。彼がアニメ映画『海獣の子供』に提供した主題歌「海の幽霊」。が早くも話題になっている。この「海の幽霊」で描かれている歌詞の世界を紹介していこうと思う。

公開日:2019年6月6日 更新日:2019年8月1日


この記事の目次
  1. ・注目作品『海の幽霊』
  2. ・映画に負けないものを目指した
  3. ・ヒロインの心理へアプローチ
  4. ・ラブソングとしての「ときめき」も…
  5. ・「海の幽霊」とは?
  6. ・米津玄師 最新情報
  7. ・リリース情報
  8. ・映画情報
  9. ・米津玄師 Profile

注目作品『海の幽霊』


今をときめく米津玄師。彼がアニメ映画『海獣の子供』に提供した主題歌「海の幽霊」。この作品が早くも話題だ。

米津玄師がアニメ映画への提供した曲で思いだされるのが、DAOKOとのコラボした作品『打上花火』だ。作品のストーリーに寄り添いながら、見事に盛り上げる音楽。これが非常に良かった。

今回も同じ形でアニメ映画への提供主題歌となる「海の幽霊」。この作品も、映画に寄り添った快作となっているに違いない。

そんなドラマティックで感動的な米津玄師の歌詞の世界を見ていこう。



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映画に負けないものを目指した

画像引用元 (Amazon)

今回の映画の原作は、五十嵐大介作のコミック『海獣の子供』だ。この作品に、米津は10代の頃に衝撃をうけたという。

そんな思い入れのある作品の映画化主題歌オファー。気合が入らないわけがない。実際に米津玄師は、「原作が持ってるものに負けないよう、それでいてうまく寄り添えるようなもの」に作品が仕上がるように四苦八苦しながら、制作に挑んだようだ。

ここからは、映画の物語に言及をしてゆく。この『海獣の子供』は、スティーブンソン著の子供向け海洋冒険小説「宝島」以来続いている、少年少女たちの普遍的なひと夏の冒険を描いている。そして、物語に特殊な設定が施されている。

ただ、あの「宝島」とは違って、ずっと過酷な設定ではあるのだが…そのあたりは深く掘り進めず、今回は物語の細部にせまっていく。

ヒロインの心理へアプローチ

大枠の映画のストーリーは、ヒロインの中学生の少女“安海琉花”が、不思議な少年“海”とその兄“空”に出会い、海洋・海中を舞台に冒険の物語へと展開していくお話だ。

米津はこのストーリーの後日談という形で「海の幽霊」を作っていったようだ。



映画の結末に関係する部分でもあるため、今は深く書けないが少女と少年たちは、ある結末を迎える。

その結末の後の世界を描いているのが、「海の幽霊」なのだ。

ヒロイン・安海琉花の心理を、巧妙に歌詞に載せて魅せてくれる。映画に寄り添っていることを前提に、歌詞に注視していこう。

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星が降る夜にあなたにあえた
あの夜を忘れはしない
大切なことは言葉にならない
夏の日に起きた全て
≪海の幽霊 歌詞より抜粋≫
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今作は、前述したとおり「少年少女の普遍的なひと夏の思い出」を描いている。
とすれば、「夏の日に起きたすべて」。これが映画の見どころとなるのだろう。ネタバレを避けるためここは注視せずに、ヒロインの心理へと肉迫していく。

すこし前のフレーズに話を戻そう。その他のサビの歌詞の中にも映画のキーワードが頻出する。「星が降る夜」・「あの夜」このあたりは既に公開されている映画予告でも描写されているシーンである。

その上で普遍的なポイントとなるのは、「大切なことは 言葉にならない」という点だ。
そんな凄い体験をした琉花は、「あなた」…つまり空と海のどちらかと夏の日に起きた「あの夜」に戻りたいという心情が読み取れる。

ラブソングとしての「ときめき」も…



ちょっと角度を変えてみよう。

この曲は、一見するとラブソングのようにも思える。作中でも、淡い恋がある。

とはいえ、あくまで共にヒロイックなアクションを共にした同士としてのヒロインの友情節といえる。

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風薫る砂浜で また会いましょう
≪海の幽霊 歌詞より抜粋≫
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ラストの「また会いましょう」で魅せるさわやかな言葉が、気持ちいい仕上がりとなっている。

ただ、映画とは関係なく、ラブソングとして聴くこともできる。

----------------
離れ離れでもときめくもの
叫ぼう今は幸せと
≪海の幽霊 歌詞より抜粋≫
----------------

「ときめくもの」がそのポイントとなる。

共に行動した中において、当然ラブが生まれる。

友情が恋愛に転化するのは、よくある話だけど、その瞬間を「ときめく」の一言で捉えたところこそ、「海の幽霊」の素晴らしいラブソングぶりだと言えるのかもしれない。

「海の幽霊」とは?



----------------
思いがけず光るのは 海の幽霊
≪海の幽霊 歌詞より抜粋≫
----------------

タイトルにもなっている「海の幽霊」が、この作品のキーワードになっている。

映画を見ても見ていなくても、このフレーズには不思議な快感があって良かった。

いずれにしても、米津玄師らしいメロディアス・スロー・ナンバーに仕上がっており、物語のヒロインの心情を描きつつも、愛を歌うバラードとしても採れる作品。

甘酸っぱくてほろ苦い過去の思い出を表現したバラードである「Lemon」に勝るとも劣らない壮大な楽曲に仕上がっている。

TEXT 宮城正樹

米津玄師よねづけんし(本名)、1991年3月10日、徳島県徳島市生まれ。 2009年5月より、ハチという名前でボーカロイドで制作したオリジナル楽曲をニコニコ動画に投稿しはじめる。中毒性の高い圧倒的音楽センスにより、人気が出はじめる。ハチ時代のブログ「電子帖八番街」で、「enjoy. Award 2009 ···

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米津玄師 最新情報

リリース情報

●2019年6月3日(月) 配信限定リリース
『海の幽霊』
▷販売サイト
(映画「海獣の子供」主題歌)





●2019年9月11日(水) リリース
New SINGLE 『馬と鹿』
▷『馬と鹿』特設ページ

★ノーサイド盤(初回限定)
価格:1,900円(税抜)
品番:SECL-2493~94
内容:CD+ホイッスル型ペンダント(レザージャケ)

★映像盤(初回限定)
価格:1,500円(税抜)
品番:SECL-2495~96
内容:CD+DVD(紙ジャケ)

★通常盤
価格:1,000円(税抜)
品番:SECL-2497
内容:CD only

【収録内容】
[CD](全形態共通)
01. 馬と鹿
02. 海の幽霊
03. でしょましょ

[DVD]※「映像盤(初回限定)」のみに収録
01. 「米津玄師 2019 TOUR / 脊椎がオパールになる頃」LIVE Teaser
・Flamingo
・LOSER
・砂の惑星
・飛燕
・かいじゅうのマーチ
・春雷
・TEENAGE RIOT
・amen
・Undercover
・Lemon
・ごめんね

02. 「海の幽霊」MV

《購入者店舗特典》
共通特典あり(詳細は後日発表)
※特典は「先着」となり、数に限りがあります。一部の店舗/ECサイトでは特典が付かない場合がございます。ご予約ご購入の際は、特典の有無を必ず店頭/ECサイトでご確認下さい。

映画情報

●映画『海獣の子供』作品概要
2019年6月7日(金) 全国ロードショー

【原作】
五十嵐大介「海獣の子供」(小学館 IKKICOMIX刊)

【キャスト】
芦田愛菜
石橋陽彩
浦上晟周
森崎ウィン
稲垣吾郎
蒼井 優
渡辺 徹
田中泯
富司純子

【スタッフ】
監督/渡辺 歩
キャラクターデザイン・総作画監督・演出/小西賢一
美術監督/木村真二
CGI監督/秋本賢一郎
色彩設計/伊東美由樹
音響監督/笠松広司
プロデューサー/田中栄子

【音楽】久石譲

米津玄師 Profile

●米津玄師(ヨネヅケンシ)

ハチ名義でボカロシーンを席巻し、2012年本名の米津玄師としての活動を開始。その独特なサウンドメイクをした楽曲の強さと、リアルな言葉の数々は圧倒的で、今の音楽シーンにはない新鮮さを鮮烈に刻み話題に。

2015年リリースの3rdアルバム『Bremen』ではオリコン週間アルバムランキング1位、iTunes週間チャート1位、Billboard Japan週間チャート1位という三冠を達成、2015年度レコード大賞優秀アルバム賞受賞した。

2016年はユニバーサル・スタジオ・ジャパン15周年企画 “やり過ぎ” コラボ、ルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」公式イメージソング、佐藤健・有村架純らが主演の映画「何者」の主題歌を中田ヤスタカ×米津玄師として初のコラボレーション作品として発表したりと、多岐にわたる才能を披露した。

同年9月に発売したシングル『LOSER / ナンバーナイン』はオリコン週間シングルランキング自身最高の2位を記録。

2017年2月には羽海野チカ原作のTVアニメ「3月のライオン」エンディングテーマを務め、自身初のアニメタイアップとなったシングル『orion』は、iTunesチャートを始め、各配信ダウンロードサイトで軒並み1位を獲得し、配信11冠という快挙を達成した。

6月に発売したTV アニメ「僕のヒーローアカデミア」のオープニングテーマとして書き下ろした『ピースサイン』がオリコン週間シングルランキング2位を獲得。iTunesチャートでもシングル・バンドルと1位を獲得。

8月には、初音ミク10周年「マジカルミライ2017」テーマソングとして、ハチ名義の『砂の惑星』を発表し、ニコニコ動画でボカロ最速ミリオンの記録を樹立。また、映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」主題歌をプロデュースし、『打上花火』DAOKO×米津玄師として発表した。

11月には4枚目のアルバム『BOOTLEG』を発表し、オリコン週間アルバムランキング1位、iTunes週間チャート1位、Billboard Japan週間チャート1位を始めウィークリー1位の23冠という快挙を達成。

2018年1月からはTBS金曜ドラマ「アンナチュラル」の主題歌として『Lemon』を書き下ろし“ミリオン”セールスを記録。「第96回ドラマアカデミー賞」にて【最優秀ドラマソング賞】を受賞。日本レコード協会にて「史上最速」の200万DL認定など音楽史に残る記録を残している。

8月には「<NHK>2020応援ソング」として、小学生ユニットFoorinがうたう『パプリカ』を発表。10/31には『Flamingo / TEENAGE RIOT』をリリース。表題曲の1つ『Flamingo』Music VideoはYouTube公開から3時間で100万再生突破、オリコン週間シングルランキングで1位を獲得。

『Lemon』は発表後、1年を通してその支持が拡大し続け、2018年各主要年間チャートを総なめにし、昨年末には紅白歌合戦に初出場、初のテレビでの歌唱が話題を呼び現在も大きな支持を受けている。

現在MVは3.9億再生を突破、2018年3月14日にリリースされたシングルは、デジタルダウンロードと合わせて300万セールスを超え、驚異の“トリプルミリオンセールス”を記録した。(ビルボードジャパン調べ)。

またミュージックビデオ『Lemon』『アイネクライネ』『LOSER』『ピースサイン』『灰色と青(+菅田将暉)』『orion』という新作旧作が立て続けにYouTubeでの再生回数1億を超え、2017年に発表し1億再生突破している『打上花火』含め、7作品が1億越えを達成。公式YouTubeチャンネル登録者数は380万人を突破している。

2019年1月19日より全国で自身初のアリーナツアー「米津玄師2019 TOUR / 脊椎がオパールになる頃」をスタートし17万人以上を熱狂させた。そして3/19には初の海外公演を上海・台北にて敢行し、大きな声援と反響のなか大成功をおさめた。
▷米津玄師 オフィシャルHP
▷▷米津玄師 公式twitter

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闘病を応援する気持ちが届きますように……