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「君の名は。」、そして「天気の子」! 若き巨匠・新海誠を辿る!

社会現象となった劇場版アニメ「君の名は。」。この作品の生みの親は、アニメファンの間では天才と称されてきた新海誠。最新作「天気の子」の公開が控えているこのタイミングで、新海誠の作品群と、それを語る上で欠かせない音楽について、紹介しましょう。

公開日:2019年6月21日 更新日:2019年9月3日


この記事の目次 []
  1. ・「君の名は。」を経ての最新作「天気の子」!
  2. ・新海誠という才能のシンデレラストーリー
  3. ・永遠の名作「秒速5センチメートル」
  4. ・世界観を特化させた実験作「星を追う子ども」「言の葉の庭」
  5. ・満を持しての国民的超大作「君の名は。」
  6. ・新海誠作品を彩ってきた音楽
  7. ・「秒速5センチメートル」
  8. ・「言の葉の庭」
  9. ・「君の名は。」
  10. ・新海誠とRADWIMPSのケミストリー、巻き起こる社会現象
  11. ・最新作「天気の子」もRADWIMPS!
TOP画像引用元 (Amazon)

「君の名は。」を経ての最新作「天気の子」!

来たる2019年7月19日、前作「君の名は。」から3年を経て、新海誠の最新作「天気の子」がいよいよ公開されます。

映画『天気の子』予報②


天候の調和が狂った時代で、家出少年の帆高と、不思議な能力を持つ少女の陽菜の二人の恋、そしてそれぞれの選択する生き方を描くこの作品は、前作よりも色濃くなった新海誠の世界、そして豪華キャスト陣に期待せざるを得ません。

新海誠という才能のシンデレラストーリー

会社員として働きながらアニメーション制作をしていた深海誠は、2002年に実質のデビュー作である初の劇場アニメーション、「ほしのこえ」を発表しました。

監督・脚本・作画・編集などといった、制作のほとんどを深海誠一人がおこなった25分の短編アニメーションであるこの作品は、第6回文化庁メディア芸術祭特別賞・第8回AMD AWARD BestDirector賞などをはじめ、多数の賞を受賞したのです。

2年後には、初の長編アニメーション「雲の向こう、約束の場所」を発表。巧みな演出や音楽との親和性が高く評価され、この作品は第59回毎日映画コンクールにおいて、宮崎駿監督の「ハウルの動く城」などを抑えて、アニメーション映画賞を受賞しました。

そして新海誠の才能は、今でも名作と名高い次作によって、世間に知れ渡ったのです。

永遠の名作「秒速5センチメートル」

2007年に新海誠が発表した、3部構成の連続短編アニメーション「秒速5センチメートル」。

「秒速5センチメートル」予告編 HD版 (5 Centimeters per Second)


完成された情景描写と心情表現、そして、悲しすぎるストーリーと音楽が化学反応を起こし、新海誠ならではの儚くも美しい世界観を放つこの作品は、「君の名は。」が大ヒットしてもなお、新海誠の最高傑作と言われています。

世界観を特化させた実験作「星を追う子ども」「言の葉の庭」

2011年に発表された「星を追う子ども」は、それまでの作風とは大きく異なり、ファンタジー要素が強く、アクションシーンやジブリのオマージュが盛り込まれており、新海誠自身も実験的な側面がある作品だとコメントしています。

新海誠『星を追う子ども』特報映像


さらに2013年には、「言の葉の庭」を、劇場公開と同時にDVD&Blu-rayのパッケージも先行発売。この作品は、新宿御苑を舞台に、主人公とヒロインの二人の関係性、そしてそこに降り注ぐ雨をとにかく美しく描写しています。

映画『言の葉の庭』予告編映像


新境地を開拓したマニアックな作品でありながら、秒速5センチメートルの興行収入を10日で突破し、新海誠の代表作の1つとなりました。

そして、次の作品で新海誠は、それまであえて作ってこなかった、「普遍性の高い近代王道アニメ」に挑み、世界中を震撼させます。

満を持しての国民的超大作「君の名は。」

新海誠は、初めて挑んだ「王道アニメ」ともいえる作品、「君の名は。」を2016年に発表。

画像引用元 (Amazon)


様々な面で、これまでになかった普遍性を持つこの作品は、2016年8月の公開から28日間で774万人を動員し、日本のアニメーション監督としては、宮崎駿に続いて2人目となる、興行収入100億円を突破。

2016年11月までで興行収入が194億円を超えただけでなく、最終興行収入は250億円にまで到達し、日本映画としては歴代2位の数字を打ち立てました。

新海誠作品を彩ってきた音楽

新海誠は、作品において音楽の担う役割に重きをおいており、新海誠のヒット作に名曲あり、といっても良いでしょう。

「秒速5センチメートル」

ラストシーンで印象的に使用された、山崎まさよしの「One more time, One more chance」は、作品で使用されたことにより、楽曲の再ブームが巻き起こるほどでした。

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いつでも捜しているよ
どっかに君の姿を
向いのホーム 路地裏の窓
こんなとこに
いるはずもないのに
≪One more time, One more chance 歌詞より抜粋≫
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物語のラストで最も存在感を放ったのは、印象的なセリフでもどんでん返しでもなく、儚くも美しい音楽と、その音楽によって初めて意味を持つ映像でした。

「言の葉の庭」

秦基博が歌うエンディングテーマ「Rain」が、雨をモチーフにしたこの作品の世界観を見事に表現しています。

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どしゃぶりでもかまわないと
ずぶぬれでもかまわないと
しぶきあげるきみが消えてく
路地裏では朝が早いから
今のうちにきみをつかまえ
行かないで 行かないで
そう言うよ
≪Rain 歌詞より抜粋≫
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またこれだけでなく、秦基博はもう1曲、同作のためにイメージソング「言ノ葉」を自ら書き下ろし、新海誠がミュージックビデオとCDジャケットを手掛け、物語の世界の一端を担っています。

秦 基博 / 「言ノ葉」Music Video -Makoto Shinkai / Director's Cut


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追い続ける夢に 届かない僕と
重たい毎日に しゃがみ込む あなた
同じ孤独 つないだ ずっと 忘れたことはない

晴れるかな 心もまた 泣き出した空の下
あなたがいたから僕がいるよ
oh 呼びかけるよ もう聴こえなくても
≪言ノ葉 歌詞より抜粋≫
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「君の名は。」

名作たらしめたRADWIMPS
そして、大ヒットを記録した「君の名は。」においても、新海誠ならではの音楽を活かした作品作りが、楽曲と作品そのものの両方の魅力を際立たせています。



RADWIMPSは、レベルの高い演奏技術に裏打ちされたハイクオリティーなミクスチャーロックが、若い世代に絶大な支持を受け、2006年にメジャーデビューした4人組ロックバンドです。

ギター&ボーカルの野田洋次郎が紡ぐ歌と歌詞は、人の欲や恋心をリアルかつ芸術的に表現し、テクニカルでギミックに富みながらもキャッチーなサウンドは、耳の肥えた音楽ファンからも高く評価されています。

そんな大人気ロックバンドは、新海誠の抜擢を受け、再びその魅力的な世界観を炸裂されたのです。

新海誠とRADWIMPSのケミストリー、巻き起こる社会現象

RADWIMPSは、「君の名は。」の劇中楽曲20曲以上を担当しました。

その中でも、劇中で印象的に使用された「スパークル」や「前前前世」、そしてエンディングテーマとして流れた、「なんでもないや」などのボーカル楽曲は、社会的ブームになったのです。

映画音楽としてアニメーションのヒットに貢献するに留まらず、RADWIMPSによるサウンドトラックアルバム「君の名は。」、そして前前前世などのボーカル曲を収録したアルバム「人間開花」がいずれも好セールスを記録しました。

前前前世 (movie ver.) RADWIMPS MV


映画のメインテーマといえるこの楽曲「前前前世」は、野田洋次郎ならではの歌詞表現と、RADWIMPSのまっすぐでありながら一筋縄ではいかない楽曲アレンジが、高校生を主人公とする映画の「青春」と「奇跡」を、完璧に表現しています。

最新作「天気の子」もRADWIMPS!

そして何より期待されるのが、前作に引き続き音楽を担当するRADWIMPSでしょう。

今回も劇中音楽の全てを担当しており、ゲストボーカルに女優の三浦透子を迎えるなど、前作とは違ったアプローチで、RADWIMPSは「天気の子」にケミストリーを起こすはずです。

記事の冒頭で紹介した特報映像「予報②」では、早くも主題歌「愛にできることはまだあるかい」の一部を聴くことができます。

世界の巨匠となった、新海誠の織り成す新しい物語に、世界中の人々はもう酔いしれる準備ができています。

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TEXT 武山和正

野田洋次郎(vo/gt/pf), 桑原 彰(gt), 武田祐介(ba) (Dr 山口智史は持病の悪化のため活動休止中) 2001年結成、2005年メジャー・デビュー。 ジャンルという既存の枠組みに捉われない音楽性、恋愛から死生観までを哲学的に、ロマンティックに描いた歌詞で、思春期を過ごす世代を中心に大きな···

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