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【歌詞コラム】愛する人から愛されないときの処方箋・コブクロ「そばにいれるなら」

日常生活に溶け込み、繰り返して聴きたい曲があります。コブクロの曲はまさに、そういった日常生活の必需品。なぜ、こんなにもコブクロの曲は聴く人の心を惹きつけるのでしょうか。名曲「そばにいれるなら」を聴いて考えてみました。

公開日:2019年8月2日 更新日:2019年8月6日


この記事の目次
  1. ・優しい気持ちになりたいときにコブクロを聴く
  2. ・闘わず、全てを受け入れる人の強さ
  3. ・なぜコブクロは無償の愛を歌えるのか?
  4. ・コブクロは本当は3人いた?コブクロ3人目のメンバー
  5. ・所属事務所社長の生年月日に秘められた「運命」
  6. ・コブクロは究極の愛を歌う
  7. ・コブクロ 最新情報
  8. ・リリーズ情報
  9. ・コブクロ Profile

優しい気持ちになりたいときにコブクロを聴く

遠い場所にいて、すぐには会えない大切な人を想うときに、コブクロを聴くと、温かい気持ちが、言葉にできなくても伝わっていくような気がします。

また、疲れて「自分の気持ちが荒んでいるな」と感じるときにもコブクロの歌を聴くと、なんだか、気持ちが浄化されるような気がして、癒されるのです。



いつしかコブクロの歌は、私の生活にとって、なくてはならない物となりました。私のみならず、コブクロの歌を生活の必需品にしている人はたくさんいますよね。

コブクロの歌は、何故こんなにも聴く人の心を惹きつけるのでしょうか。

名曲「そばにいれるなら」を聴いて考えてみました。


闘わず、全てを受け入れる人の強さ

----------------
出会うのが遅すぎたんだね 違う場所で違う恋を
そして今 君に恋をした でも今は彼のものだけれど
≪そばにいれるなら 歌詞より抜粋≫
----------------

「僕」の愛した人には「彼」がいました。残念ながら、よくあるシチュエーションです。

愛する人に愛されなかったときに、どうするか?ここから、見返りを求めない「美しすぎるコブクロ・ワールド」が展開されます。

----------------
好きな人に好きと 気持ちのまま 大きな声で
伝えるのが こわいなんて おくびょうだね
だけど僕にしか出来ぬこともある
≪そばにいれるなら 歌詞より抜粋≫
----------------

好きな人に想いを伝えることが出来ないのは、今の関係を壊してしまうのを恐れる気持ちもあるでしょう。でも、「僕」が最も恐れているのは、自分の気持ちを伝えることによって、好きな人の心を乱してしまうことではないでしょうか?



自分のことで悩んで欲しくない。いつも笑っていて欲しい。相手の幸せを何よりも大切にする「僕」なりの愛情。この無償の愛の美しさが、聴く人の心を大きく動かしていきます。

好きになった人にカレシがいるときに、カレシと闘う人もたくさんいます。「君」は結婚しているわけではない。だから、自分の誰よりも深い愛を「君」に伝えて、カレシから「君」を奪ってしまおう。自分が誰よりも「君」を幸せにできれば、それでよいのではないか、という理屈です。

コブクロ YELL〜エール〜 CDジャケット写真

でも、コブクロ・ワールドではそれをしない。コブクロ・ワールドの「僕」が闘う相手は自分自身です。好きな人にカレシがいて、二人が楽しそうにしているところを思わず想像して苦しむ自分と闘っている。

カレシと闘わないことによって、カレシが傷つくことも避けている。「僕」は、誰のことも傷つけたくないのかもしれませんね。

そんな「僕」の優しさと、自分以外の誰かとは決して闘わず、全てを受け入れる強さがあるからこそ、「僕にしかできないこと」を見つけることができたのでしょう。

----------------
あなたの心の真横に居るのは
いつでも僕であってほしい
他の誰かじゃ埋められない場所
僕は ちゃんと持ってるから
≪そばにいれるなら 歌詞より抜粋≫
----------------

好きな人の真横にいて、共に歩いていきたいと願いながら、「僕」は決して強引な態度を取ろうとはしていませんね。

「僕」は「君」のありのままを愛していて、「僕のことを愛する君」に無理やり変えてしまおうとは思っていません。「君」の「カレシを好きな気持ち」も含めた全てを受け入れ、愛しています。

自分のことを愛してくれる彼女を大切にすることは、誰にでもできますよね。でも、コブクロ・ワールドの凄いところは、「カレシを愛している君」を大切にできるところ。

それができるからこそ、「他の誰かじゃ埋められない場所」を持つことができています。

「僕」は「君」の唯一無二の存在になっています、カレシではないのに。



二人は「彼氏彼女」の関係を超えて、無償の愛で結ばれているのでしょうね。

なぜコブクロは無償の愛を歌えるのか?

コブクロの二人はルックスも良く、音楽活動を通しても、真面目で誠実な人柄が伝わってきます。

そして、コブクロの楽曲は情緒的でロマンティックなメロディラインを持ち(メロディラインをなぞるだけで泣けてきます)、時に優しく、時に力強いアコースティックギターが「コブクロの世界観」を盛り上げています。

それぞれが美しい歌声を持ち、それがハモったときの美しさは、一度聴いたら忘れられず、何度も何度も聴きたくなります。

つまり、二人は外見も良ければ人柄も良く、更にたぐいまれな音楽的才能も持ち合わせている。

コブクロ 黒田 小渕

モテ要素満載ですよね。

あの二人なら、たくさんの恋愛を経験し、様々なタイプの恋愛を歌っていても、おかしくはありません。

でも、二人はいつも「無償の愛」を歌います。「恋のかけひき」を歌っているコブクロなんて想像もできませんよね。

恋人同士で「無償の愛」を成立させることは難しい。それなのに、何故コブクロの愛は「無償の愛」なのでしょうか。

その答えを知りたくて、コブクロについて調べてみました。


コブクロは本当は3人いた?コブクロ3人目のメンバー

答えはコブクロのオフィシャルサイトに載っているコブクロの所属事務所「ミノスケ オフィスコブクロ」の坂田美之助社長のインタビューの中にありました。

1998年の12月、ゲーム関係の会社を経営していた坂田社長は、会合の帰りに大阪・心斎橋でストリートミュージシャンをしていたコブクロの歌を聴きます。たまたま、通りかかったのです。



そして、普段はストリートミュージシャンの音楽に全く興味がなく、その時も一度はコブクロの前を通り過ぎたのに、引き返してコブクロの「桜」を聴きます。

「桜」に心を奪われた坂田社長は二人を応援することに決め、数百万とも数千万ともいわれるお金を投じて、3人で活動を始めます。

マーシャル ギターアンプ

機材を買ってインディーズのCDを作り、自分の車に二人を乗せてライブ会場を回る。その車は1年で8万キロを走って潰れてしまったそうです。

インタビューからは、コブクロの二人を我が子のように想う坂田社長の無償の愛が伝わってきます。まさにコブクロの世界観そのものです。

コブクロと坂田社長は魂でつながっている親子なのですね。

事業(会社経営)を一生懸命やっている坂田社長と、音楽を一生懸命やっているコブクロの二人。同じ「一生懸命さ」を持っているからこそ、分かり合えた3人の結びつきは固い。

これが「コブクロは、本当は(坂田社長を含めた)3人だ」とか、「坂田社長はコブクロの3人目のメンバーだ」と言われる所以(ゆえん)ですね。

このような無償の愛情を注がれ続けたコブクロが、無償の愛を歌うのは自然なことなのかもしれません。

所属事務所社長の生年月日に秘められた「運命」

オフィシャルサイトの記事は、坂田社長のインタビューを載せた後、唐突に社長の生年月日を紹介しています。

「えっ?今の話と社長の生年月日にどんな関係があるの⁇」と、いぶかしく思いながら次の行を読んだ瞬間に、驚きと感動で鳥肌がたちました。

坂田社長の生年月日は昭和29年5月6日。数字を入れ替えると「5(コ)2(ブ)9(ク)6(ロ)」。

3人は運命でも結ばれた関係だったのですね。

コブクロは究極の愛を歌う

無償の愛は、愛をきわめていった到達点にあるもの。たどり着ける人の少ない、究極の愛ですよね。



愛する人に愛されなかったときに、どうするか?

コブクロの答えは、無償の愛を注ぎ、自分ならではの役割を持って、彼女の役に立っていく。そうすることで、彼女を守り、幸せにしていく。きっと、そうなのでしょう。

そして、それが、彼女に関わる全ての人を幸せにしていく処方箋である。コブクロは、そう考えている気がしてなりません。

「そばにいれるなら」。究極の愛を歌ったラブソングを、ぜひ、もう一度聴いてみてくださいね。

TEXT 三田綾子

コブクロは、1998年5月大阪にて結成。現在では日本のみならず、台湾をはじめとする海外からも熱い支持を集める人気音楽デュオである。メンバー黒田俊介と小渕健太郎は、大阪堺市を中心に、それぞれ路上ライブと、ストリートミュージシャンをやっていたことがきっかけで出会い結成された。 デビュー···

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コブクロ 最新情報

リリーズ情報

コンプリートベストアルバム 「ALL TIME BEST 1998-2018」 発売中

コブクロの20年間を完全コンプリートした、初のコンプリートベストアルバム

時代を超えて様々な世代に愛される名曲たちを完全収録した最強盤

全シングル&隠れ名曲&豪華コラボ曲などを詰め込んだ4枚組CD ¥3,400

コブクロ Profile

小渕健太郎は1977年3月13日生まれ。宮崎県出身。黒田俊介は1977年3月18日生まれ。大阪府出身。

ストリートライブ活動を通じて1998年9月にコブクロを結成。2001年3月、ワーナーミュージック・ジャパンより「YELL~エール/Bell」でメジャーデビュー。2006年のベスト・アルバム「ALL SINGLES BEST」は350万枚の売り上げ。

2007年の「蕾」が第49回日本レコード大賞を受賞。2012年の「ALL SINGLES BEST 2」は100万枚を突破。

代表曲は、「永遠にともに」「ここにしか咲かない花」「桜」「蕾」「流星」「未来」など。

2012年9月9日には、大阪の万博記念公園にて5万人を動員してフリーライブを実施。

2014年NHKソチオリンピック・パラリンピック放送テーマソング「今、咲き誇る花たちよ」をリリース。2015年、映画『orange-オレンジ-』の主題歌「未来」をリリースしロングヒットを記録。2016年の2年半ぶりのニューアルバム「TIMELESS WORLD」が25万枚の大ヒット。2018年5月からは、初のバックバンドなし2人だけでの全国ツアーを大成功に収める。

9月8日には結成20周年を迎え、9月16日に小渕の地元・宮崎県にて、結成20周年記念ライブ『KOBUKURO 20TH ANNIVERSARY LIVE IN MIYAZAKI』を開催。

11月7日には、30枚目のシングル「風をみつめて」を発売し、12月5日には、20年の集大成となる初のコンプリートベスト「ALL TIME BEST 1998-2018」を発売し、オリコンチャート1位を獲得。

2019年3月20日からは、20周年を記念した全国ツアー「KOBUKURO 20TH ANNIVERSARY TOUR 2019 “ATB” supported by バイトル」を開催。


コブクロオフィシャルサイト

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