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【インタビュー】サイダーガール、ドラマ「都立水商!〜令和〜」主題歌のカップリング誕生秘話を大暴露! (3/3)




一番食べたかったものが…

──最後に収録されているのが、『寿司』ですね。これはあの食べ物の寿司とは…?

Yurin:全く関係ないですね(笑)これは3行目の「おいしいものを食べたら きっと案外どうでも良くなる」っていう歌詞のところが、ずっと残っていて。美味しいものってなんだろうな?って考えたときの仮タイトルが『ハンバーグ』だったんですよ。だけどタイトルの締め切りがあって、そのときに一番食べたいものが寿司だったっていう安直な理由で、決めました(笑)



──歌詞には出てこないけど、寿司が相当好きだからこのタイトルにされたんだと思いました(笑)!

Yurin:そんなこともないですね(笑)!ラーメンとかオムライスとかも好きだし。ラーメンとかオムライスとかハンバーグはカタカナだし、カップリングもカタカナだったので、どうせなら「寿司」でいいかなって思って寿司にしました。


──歌詞の内容からすると、「風呂」とか、「排水溝」っていうタイトルも良かったんじゃ…(笑)?

Yurin:あー確かに(笑)完全に僕の食べたいもので決まりましたからね!

フジムラ:締切の前の日に、Yurinから“曲名なんだけど寿司か、ハンバーグか、オムライスどれが良い?”って言われて、“俺はハンバーグがいい”って返したんですよ。それで“そうだよね”って感じでなったんですけど、結局『寿司』っていうタイトルになっていて(笑)。

Yurin:結構遊びというか力が抜けた感じの印象がありました。なのでタイトルもそういうふわっとした感じでいこうかなと。


──メロディーは抜けているような感じはせず、真面目に良い曲だなと思わせてくれますが!

Yurin:まあ、そうですね…(笑)

抜けてるのは歌詞ですかね。「おいしいものを食べたら きっと案外どうでも良くなる」とか、「大嫌いなあいつのこととか 思い出して腹が立ってきた」とかは、生活感じゃないですけど、だらけた感じがあるというか。「心の洗濯」とか「排水溝に全部流そう」とかの生活感がふわっとした感じ、ゆるい感じの印象が作り終ってあったので。

▲Yurin

煮詰まったときの改善方法を教えます!

──この曲では、「湯船の中 潜った先には」と言っていますが、皆さんが煮詰まったときにすることを教えてください!

Yurin:寝る!ですね。寝たらなんでも回復するというか、全部どうにかなりますね。


──悩みすぎて寝れないようなことはないですか?

Yurin:寝ようと思ったら寝れますね。結構お得な性格してますね。あんまりストレスがたまったりとか、暗くなったりすることはないかな。


──知さんはどうですか?

:僕はその問題になっている事を考えないで、数日過ごす感じです。


──ただ過ごすんですか?

:そうです。ただ寝て起きてもイライラして起きちゃうんですよ。そういうことって時間が経つしかないので、ただ過ごすしかないですね。話は変わりますがこの間、飛行機で札幌に行って、帰りの飛行機でゲームのナンバープレイスをやっていたんですよ。眠かったのもあって、20分ぐらいたっても全然できなかったんですよ。

それでこのインタビューが始まる前に時間があったので、やっていたら5分で解けて。ああ、時間置くってこういう事なんだな。って思ったんです。


──そういう事ですね!!

:頭のスイッチを変えるのは、忘れて時間を置くしかないと思うので。曲を作るときも煮詰まっていたら、しばらくはそれを考えないで違う曲を作ったりとかもして。作業は、1個だけをずっとやっていることは出来ないですね。

Yurin:曲作りに関しては色んな人がそれを言っていて。1日かけてワンコーラス出来上がらなかったら、他の曲に取り掛かった方が良いとは言われてますね。


──ナンプレが良い例えしたね!

:そうなんですよ。だから曲作りも別の事をやっているときに、さっきの曲こうすれば良かったとふと思うから。勉強も違う科目をやって息抜きをした方がいいですね。


──フジムラさんはどうですか?

フジムラ:僕、曲が出来ないときはだいぶ落ち込むタイプなんですけど、そういうときはお酒を飲んで、映画を見るんですよ。それで映画も悲しい作品を見るんですよ。悲しい映画を見る理由は、今自分が悩んでいるちっぽけな悩みなんて、主人公の悲しみに比べたらこんなもんだなって思って、気を紛らわせるためです。映画を2本ぐらい見て寝て、次の日頑張るのを繰り返していました。


──曲がその映画の世界観寄りになったりはしないですか?!

フジムラ:しないですね。主人公と自分の悲しみを比べるために見るだけなんで(笑)

Yurin:自分より下を見るのね(笑)

:悲しいとき、悲しい気持ちで寄り添って欲しいって言ってたよね?

フジムラ:そう!同情してほしい!

:『クローバー』は背中を押す曲で、悲しいときよりテンションが上がっているときに聴きたいって言っていて。落ち込んでいるときは、悲しい映画を見た方が寄り添ってくれるんだと思いますね。

フジムラ:明るいのを見ると、無理やり連れていかれちゃいそうな気がして(笑)元気の押し売りですね!


先輩バンドとの対バンライブの見どころは!

──7月19日からアーティストの方をお呼びして対バン形式の「僕らのサイダーウォーズ3-先輩、よろしくお願いします-」を開催されますね。

:そうですね。大阪ではヒトリエさんを呼ぶ予定だったんですけど、ボーカルのwowakaさんが亡くなってしまって。それでヒトリエと2マンさせて頂きたい気持ちがあったので、大阪はワンマンでやらせて頂く事になりました。


──なるほど。それでは、同公演への意気込みをお願いします!

フジムラ:僕らがバンドを始める前に聴いていた先輩バンドと2マンってやったことがなかったので、今回自分たちのツアーでライブを出来るのが幸せなので、先輩に負けぬよう必死に食らいついていこうと思います。


──見どころはどうでしょうか?

:先輩と対バンできるからこそ、やれることをやるかもしれません(笑)


──楽しみにしております!インタビューは以上です!ありがとうございました!

全員:ありがとうございました!



TEXT&PHOTO 愛香

シュワシュワとはじける炭酸の泡は爽快感、その泡はあっという間に消えてなくなってしまう儚さ。そしてどんな色にも自在に変化していく。 そんな“炭酸系サウンド”を目指し、2014年5月、動画サイトを中心に活動していたYurin(Vo&Gt)、VOCALOIDを使用して音楽活動していた知(Gt)、フジムラ(B)で結···

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