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【インタビュー】インスタで話題のビーチトリップシンガーBaby Kiyの季節がキタ! (2/3)


Baby Kiyの自然体な曲作り


──またインスタの話になっちゃうんですけど、インスタの写真にあげる写真のこだわりとか自分の中でのルールだったり、テーマみたいなものってあるんですか?

Baby Kiy:最近はインスタに全然興味なくて、正直(笑)。


──え!そうなんですか!

Baby Kiy:全然こだわってない(笑)。なんかナチュラルなものを載せていきたいなって思って。書くことだったりとか、写真もそうだし。

前は結構気を遣いながらやっていたんですけど、多分みんなが始めた5年前くらいにインスタ始めてたから先に飽きちゃってる気もします。
今はもう映えとかより普通の生活を加工とかもしてない写真で撮るのが良いなって思ってるからフィルムカメラにはまってたり。


──フィルムカメラですか?

Baby Kiy:そう、フィルムカメラ。海外の子とかみんなフィルム持ってる。
でもフィルムってやっぱり高くて、買って撮って現像するのに30枚で2000円以上する。
今はインスタの写真はフィルムで撮ったデータを載せてます。


──そういうフィルムカメラって1枚撮るのにもケータイのカメラとは違うから神経使うというか、1枚の重みが違うじゃないですか。そんな風に"この瞬間を残したい"っていう作業と、音楽を作る作業ってもしかしたら似ているとこあるのかなと思ったりしたんですけど、Kiyさんの中で音楽を作る瞬間、生まれてくる瞬間ってどんなときですか?

Baby Kiy:書きたいことが先に浮かぶときもあるし、こういう曲が書きたいっていうイメージが漠然とあって、それにむけて楽曲を制作するときもあるし。


──Kiyさんはギターを弾かれるからギターを弾きながら歌詞も一緒に作っていくような感じなんですか?

Baby Kiy:そういう場合もあるし、トラックが先にあって、そこにメロと歌詞をつけていくときもあります。


4曲収録の今作は夏に聴いてほしい1枚に

──今回4曲収録されていますけど、今回でいうとどんな感じですか?

Baby Kiy:『Hey Darling』がナチュラルに書きたいことを書きたいときに書いた曲で『To The Paradise』はトラック先行で、ライブで盛り上げる曲が作りたいっていう漠然としたイメージから作った曲で『Don't Let Me Go』は、全然書きたかった曲が書けなかったときに、その曲をどうしてもやりたくなくて一瞬でバーって書いた曲(笑)。すぐ割と早くできた曲でした。

『Lazy Boy』は、アコースティックギターを弾きながら書いていた曲です。これも割と早くメロと歌詞が浮かんだかな。この曲書きたいっていうのが書けた気がする。


──『Don't Let Me Go』を書く前に書きたくなくなっちゃった方の曲は今どうなっているんですか(笑)?

Baby Kiy:入ってないです。今はどうにもなってなくて、止まってる(笑)。
そういう曲他にもいっぱいあるんですよね。ワンフレーズだけできて、その後書いてない曲とか。


──じゃあいっぱいストックというか、曲の種みたいなものはあるんですね。その時の気分にマッチしたタイミングでポンとできる瞬間があるんでしょうね。

Baby Kiy:そうなんですよ。


──今作は恋愛の曲が多いイメージでしたけど、4曲揃ってみたときにどんな1枚になったという感触ですか?

Baby Kiy:全体的に夏に聴いてほしい楽曲っていうテーマで。
だから爽快感がある曲だったり、夏の夜に聴いてほしい切ない曲だったり、アコースティックの波の音が入っているような曲だったり、ちょっと騒ぎたい夜にパーティーっぽい曲だったり、みたいな全体的に夏!テーマ夏!として書いた曲だから、夏に聴いて欲しい楽曲4曲っていう感じです。


──どれもドライブとか浜辺でのんびりしているときとかに聴きたい曲ですよね。

Baby Kiy:夏って本当色々な感情になったりするから。夏始まったらちょっとウキウキ「ドライブ行こうよ!」ってなったり、ビーチで大騒ぎしたくなったり、ちょっと切ない気持ちになったり。

朝起きれな~いみたいな時間があったり、夏って色々な感情になるから、また全然4曲とも別のカラー、1曲1曲全然違うカラーになったから、そういう部分もいいなと思ってます。


──全然確かに違うカラーがありつつKiyさんらしさみたいな1本筋になっているものがあって、可愛い1品ですね。

Baby Kiy:ありがとうございます!


──曲順に関しては恋のストーリー順ってわけでもないし、なにか別のこだわりがあってこの曲順にしたのかな?って思ったりしたんですけど、いかがでしょう?

Baby Kiy:聴き心地?音の聴き心地と、『Don't Let Me Go』が1番っていうのも絶対に決まってて『To The Paradise』が最後っていうのも絶対に決まってて『Don't Let Me Go』の後に『Hey Darling』っていうのも絶対に決まってたから必然的にこうなった。なんで絶対に決まってたんだろ?わかんない(笑)。


気持ちの高まりは気温に左右される!?

──『Don't Let Me Go』の歌詞にも触れさせてください。最初サビから入ってすぐ「はだしのまま駆け抜けたいの」歌詞がありますよね。もちろんイメージはできるんだけど、実際「はだしのまま」っていう言葉にどんな意味が込められているんだろうっていうのが気になりました。

Baby Kiy:これはアメリカの高校のプロムみたいなキラキラしてるシチュエーションのお話で、誰もが憧れている男の子に恋する女の子の話なんですよ。

みんな例えば芸能人に好きな人がいたりとか、学生だったら学校生活の中で「あの先輩かっこい~!」とかあるじゃないですか。夏になったら「ちょっと告白してみよっかな~!」みたいなのとかあるんじゃないかなって想像から作った曲で、だから「スポットライト」とかって歌詞を入れたりしてます。
そんな男の子に向けてこのまま今すぐ連れ出してよっていう意味で靴とかも履かず、今すぐ手を引っ張って連れ出してって歌詞です。



──主人公の女の子の妄想も交えながらこのストーリーを。

Baby Kiy:そうなんです。だんだん近づいていくっていう。


──だんだん近づいてっても最後「君は何かが something special」ってまだどこが特別なのかわかってないんですよね。

Baby Kiy:わかんないの。そう
まだ1回目が合っただけから始まって2番になったらちょっと肌に触れてみたいな。


──展開早いですね。なかなかこの子やりますね。

Baby Kiy:一夜でなにかがあった(笑)。やるなぁ。


──アメリカのスクール青春ドラマ的なね。

Baby Kiy:でもきっと夏休みとかに対して、みんな憧れてる先輩に会えなくなったりとかするから、そういうキュンキュンドラマを書きたいなみたいな感じで書いた曲っていう。
サマースクールとかでちょっと会った相手とか。


──―キラキラしてますね~。一目惚れって経験Kiyさん自身あったりします?

Baby Kiy:見た目だけに一目惚れはないけど、会って喋ったら好きはあります。あります?逆に聞くっていう(笑)。普通にガールズトーク(笑)。


──ありますね(笑)!単純にかっこいいって思うことはいっぱいある。

Baby Kiy:それはあるけど、でもなんか雰囲気。イケメン好きじゃないのかもしれない私。


──なるほど。中身とか性格が反映されてる雰囲気ってあるじゃないですか。

Baby Kiy:それが好き。


──あ~わかる!

Baby Kiy:なんか忘れられないみたいなね。しかも夏だし、きっと浮かれてるから人々はみんな。


──夏ってなんでちょっと昔から…

Baby Kiy:気持ち高まるんだろう。


──ですね。勇気出て告白しちゃうとか。

Baby Kiy:そう。ありますよね。冬は切なくなるしね、全員(笑)。なんでなんですかね。みんな多分気温に後押しされてる!


──そうなんですよね。日本人は良いですね四季があって。

Baby Kiy:本当ですね。確かに。


──この夏はじゃあ『Don't Let Me Go』を聴きながら是非浮かれた夏をお過ごし下さいって感じ(笑)

Baby Kiy:素敵な夏を(笑)!


──素敵な夏を!歌詞の話に戻りますが、この主人公はきっと一晩でみんなの憧れの男子をゲットしかけているじゃないですか。それに「目が離せないほど夢中にさせてあげる」って言えるぐらいきっとそこそこイケてる女の子なんだな~っていうのはあるんですけど、Kiyさん自身が、好きになった人に好きになってもらうために"自分のこういうところみせる!"とかっていうポイントあったら聞かせて下さい。

Baby Kiy:めっちゃ難しいですけど。でも自分が好きなのは完全にアピールします。好きとは言わないけど、君のこと好きだよ~ってオーラはだす。


──オーラでだす。友達何人かでいてもやっぱちょっと違う対応をしてみたりとか?

Baby Kiy:すると思います。


──なるほど。確かに男女逆の立場でも、好きだってアピールされたら意識しちゃいますしね。

Baby Kiy:確かに。私の曲って他にも強気なこと言ってる歌詞が結構多くて。そういう女の子もいいなって思って。

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シンガーソングライター/ビーチトリップシンガー 海外を旅をして出会う人、ビーチや街、その土地の音楽に触れて様々なカルチャーに影響を受け、作詞作曲、演奏を自ら行う今後期待のアーティスト。 音楽家の母の影響で幼い頃からいつも身近に音楽が流れている環境のもと育った彼女。 印象的···

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