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【インタビュー】BIGO LIVEはその人のライフスタイルを変えられる KENSHU (1/2)

BIGO LIVEとUtaTenがタッグを組んで行った「UtaTenインタヴュー権」を手に出来るチャレンジ。そこで第一位に輝いたのが、KENSHUさん。さっそく彼にBIGO LIVEを使った日々のことを伺いました。

大切なのは、どれだけ頑張っている姿を伝えるか。要は人間味なんですよ。

──KENSHUさん、以前にも(今は終了した)配信アプリ「Stager Live」で行われた企画「私にインタビュー!? 音楽メディアUtaTenにあなたが登場!~」で1位を獲得し、UtaTenへ登場していましたよね。



KENSHU:あのときは"大佐"という名前でエントリーし、1位をつかみました。あの頃は所属という形で活動をしていましたけど。今はみずから起業し、スタッフたちと一緒に活動。プラットフォームもBIGO LIVEに変わり、本名のKENSHUとしてここで配信活動を行っています。



──KENSHUさんは、これまでにもいろんなチャレンジにエントリーしてきたのでしょうか?

KENSHU:何回かしていますが、エントリーという形を持っての挑戦は今回で3回目ですかね。理由は、自分が挑戦することで、その行動が若手たちのお手本になれればとの想いからです。


──まずは、自分がお手本になることが大切だと。

KENSHU:何処のライブ配信プラットフォームでも、可愛いや格好いい配信者が目立つ傾向にあるんですけど。僕のように38歳という年齢でさえも、配信を楽しむことで支持を得ていける。その姿を、実践を通して示すことも大事だなと思っての挑戦でした。


──ライブ配信の世界は、配信する側も観る側も若い子たちが中心。その中でいかに支持を得てゆくのか、そのコツも教えてください。

KENSHU:この発言は、僕の音楽家としての経験から来ることですが。昔は、自分の音源を聴いてもらうためにとレコード会社へ押しかける若手ってたくさんいたんですよ。僕自身も若かりし頃は、自分のデモ音源を聴いてもらおう、音楽制作の仕事を手にしたいという想いから、レコード会社やゲーム制作会社に足を運んで聴いてもらっていました。ときには、寝袋持参で泊まり込みをしてでも張りついて仕事を取ってきたタイプ。

だけど今は、オンラインでデモ音源を送りつけ、それで完結することもあるように、それが当たり前だと思っている若い子たちが多いんですね。それはライブ配信の世界においても言えることで、とにかく格好つけて配信していけばファンはついてくると思っている若い子たちが多い。だけど、僕はそこではないと思ってる。大切なのは、どれだけ頑張っている姿を伝えるか。要は人間味なんですよ。

とくにイベントにエントリーしている時期はそうでしたが、僕は出来る限り配信をし続けていました。ときには、25時間連続で配信をし続けたこともあります。僕のような年齢の人がそういう行動を起こすのは、普通では考えられないこと。むしろ、「この人は本気でイベントのために頑張っているんだ」「この人は本気でライブ配信をやっているんだ」という姿を見せることが、人の支持や共感を得てゆくうえでは大切という姿を示すべきだなと思って僕はやっています。

まさにその姿勢は、自分が寝泊まりしてでも我武者羅に仕事を獲得しようとしていた若かりし頃の自分と何も変わらない姿。僕の場合、その精神性は今でも何も変わりがないんですよね。


──KENSHUさんほどの実績を重ねてきた方が、そこまで汗水流す姿じゃないですけど、開けっ広げにさらけだす様を配信するなんて、実際にはなかなか出来ないことじゃないですか。

KENSHU:そうなんですかねぇ。確かに、それをやってついてくる若い子は少ないと思うんですけど。だけど、同じ志を持った若い人たちを見つけてゆくためにも、僕は今の姿勢のまま、精力的にライブ配信活動をしていきたいなと思っています。そうやってドリームをつかむ姿を、自分の行動を通して伝えてゆくためにも…。

徐々に信頼関係を深めていく中で、「じつは…」ということでビジネスでも繋がっていくことは多いです。


──KENSHUさんは、実際にBIGO LIVEを通し、海外の人たちとも仕事を進めている方なんですよね。

KENSHU:BIGO LIVEはグローバルユーザーが2億人を突破しているライブ配信のプラットフォーム。僕自身は、BIGO LIVEに参加してからまだ1年くらいですけど。ここには世界中のいろんなアーティストの方や様々な仕事を手がける配信者たちも多くいます。僕自身の姿を見てビジネスの話を持ちかけられ、実際に仕事をしている海外の会社の方々もいますし、話を進めている案件がいくつも動いています。

僕自身が、音楽家として海外の方々とも繋がり、仕事をしていた経緯もあることから、より幅広く海外の人たちと繋がろうという想いでBIGO LIVEをプラットフォームとして選んだわけですが、まさかここまで広がりを持てるとは想像もしていませんでした。でも、実際には多くの海外の人たちが僕のライブ配信している姿を目にしてくれる。

今の日本にも、いろんなライブ配信のプラットフォームはありますが、ここまで海外からのユーザーを引っ張ってこれるアプリケーションはないなというのが僕の実感です。ならば自分が、日本から世界へ向けてアピールしてゆく一つの形を示したいなとも今は思っています。実際に仕事面でも、国内での仕事の獲得以上に、海外の人たちと仕事面での繋がりを深めてゆく形を取っているのが現状です。


──確かにBIGO LIVEは、グローバルマーケットと言いますか、いろんな国に配信者やユーザーがいます。でも、そこまで言語が多様化していくと、繋がりを持つ面でも言葉の問題も出てくると思うのですが、その辺はどう対応しているのでしょうか。

KENSHU:ぶっちゃけ、そこはノリです(笑)。それと、BIGO LIVEには他の配信者に参加していける機能があるので、それを使って自分の存在を知ってもらいながら、その配信者とコラボしてゆく関係を作ることも多いです。何より、僕自身がユーザーからスタートした身のように、自分が魅力を感じた配信者の方々には積極的にギフティングをしているように、そこで繋がった人たちと徐々に信頼関係を深めていく中で、「じつは…」ということでビジネスでも繋がってゆくことは多いです。


──まずは、互いの関係性を構築してゆくことが大事なんですね。

KENSHU:そうなんです。普段はDJ配信や曲の制作配信をやっていれば、そこに魅力を感じてサポートしていただいてることも多いんですけど。僕もまた、その人を見て得るものがあれば「支持したいな」という気持ちから、今もギフティングしながら、その人をサポートしています。だけど、それってこの世界では普通のこと。そうやって関係性を深めた人たちが、僕の場合は多いです。

今は、全面子供心でぶつかっていく見せ方しかしてないですね。


──KENSHUさんは、とにかくぶっちゃけた姿を出していきますよね。

KENSHU:むしろ今は、全面子供心でぶつかっていく見せ方しかしてないですね。それこそ、「この人、38歳のくせにバカだな」みたいな(笑)。


──ときには、とんでもないことまでやってしまいますし(笑)。

KENSHU:BIGO LIVEには、アイテムを投げることで高額なアイテムが当たる抽選くじのようなアイテムがあるんですけど。それにチャレンジして当たった人に、僕が自腹で海外旅行をプレゼントしたり。お正月にお年玉企画をやったり。どう考えても赤字な企画のように、普通の人はやらないと思うんですけど。

それも、僕がBIGO LIVEを自分なりに楽しむうえでのやり方。そう思って、自枠でやり続けてきました。面白いのが、赤字だと思ってやり始めた企画なのに、その様を配信してゆく姿を支持してゆく人たちが次々と増えだし、ギフティングしてくださる方々も多くなり、逆に黒字になってしまったこと。

要は、赤字が云々ではなく、自分が本気で楽しめば、それを支持してくれる人たちも出てくる。その楽しみ方を、僕自身の行動を通して示してゆくことも実際に多いです。


──その思いきりの姿勢が良いんでしょうね。

KENSHU:そこはどうなんでしょうね。その行動を支持する人もいれば、悪く捉える人たちだって実際にいることですから。とくにアーティストが配信者にギフティングすることを「格好悪いこと」と捉える風潮は、アーティストの世界には今もあること。

僕自身は、もともとリスナーからスタートしているよう、配信者に対してギフティングすることは良いことだと思ってやっていますし、僕自身が配信者になって以降も、やはりリスナーである視点に変わりはないからこそ、その姿勢は保ち続けていること。だけど、人によっては「相応の活動をしてきたアーティストがユーザー側にまわる?」みたいな意識を向けてくる。

なので今は、あえて音楽家としての顔を隠してライブ配信をしていれば、そこに気づいた方とは、その後に音楽面でも繋がりを持てればという意識でやっています。実際に今のユーザーの方々は、音楽家のKENSHUではなく、ライブ配信者のKENSHUという姿を支持してくれている人たちばかりですから。
次ページ : 配信する際の心がけとは

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