メジャーデビュー作は全部の歌が異なるジャンル
──5曲とも異なる表情を持ってきたところがいいですよね。MYUJI:全部の歌が異なるジャンルになったと思いますので、そこを楽しんでいただけたらと思います。
K.B:ホント、ADDICTIONとして挑戦を増やしたい想いを形にできたデビュー作品になりました。
MYUJI:むしろ、このメンバーだからこそ、いろんなジャンルにも挑戦出来るようになったのは間違いないです。
──11月からは全国ツアーもスタートします。
MYUJI:全国ツアーでは、普段のライブとは異なる内容を準備してまして、場所場所で違う思い出を作っていけると思います。
TAKT:僕は出身が熊本県でして、地方出身という理由もあるんですけど。東京に来たくてもこれないような、遠くから応援してくれる人たちの近くへ行ってライブが出来るのがすごく嬉しいんです。
各地で応援してくれる方たちへ自分たちのパフォーマンスを届け、そこでの経験を糧に僕ら自身も大きく成長しながら、次の全国ツアーやその先の全国ツアーへと繋げ、さらにこの規模を広げていけたらなと思っています。
同時に、ADDICTIONとして目指している場所があり、これからメジャーアーティストとして活動していく中で、目に見える形で僕らの成長を示していきたいと思っています。今回の全国ツアーがその先駆けとして舵を切れることが本当に嬉しくて…。
JOSHUA:これから全国ツアーを通し、いろんなところへ自分たちが足を運んでライブが出来るのも、メジャーデビュー出来た成果も大きく反映していると思います。だからこそ、そういう機会をこれからも少しずつ増やしていきたいです。
ASCH:地方へ足を運ぶたびに、自分たちが思っていた以上に人が来てくれるんですね。それくらい、一回一回の出会いがすごくADDICTIONの糧になっています。
同時に今は、全国ツアーへ向けての準備を平行して行っている時期。定期公演とも異なる内容を持って全国ツアーをまわりつつ、ライブ面では、形を変えるごとにADDICTIONのいろんな表情を届けられることが、僕は今すごく嬉しいです。
一本一本のライブの表情を楽しんでもらうのはもちろん、観る人たちも、触れる環境によってADDICTIONの印象が変わっていくから、そこを楽しんで欲しいなと思います。
──今回のシングル作品は、今のADDICTIONにとってどんな意味を持った作品になりましたか?
K.B:本当にここからがADDICTIONにとってはスタートラインですし、僕たちがここからどれだけ大きくなれるかがADDICTIONにとっての目標でもあります。こうやって全国ツアーやテレビなどのメディア露出もさせていただいていく中、たくさんの人たちの目に触れたとき、僕たちの音楽やパフォーマンスにどれだけ魅力があるかが大切になっていくと思っています。
たくさんの人たちにADDICTIONの音楽と想いが伝わるようなアーティストになるためには、もっともっとパフォーマンス面もそうですし、人間的な面でも磨きをかけながら、より一層進化しなきゃいけない。もちろん、ファンたちとはこれまでと変わらぬ距離を持つどころか、もっともっと身近に触れられる機会を増やして、みんなへ寄り添いながら。そのうえで大きくなれたらなと思っています。
MYUJI:今回表題曲として届けた「Further away」で僕らは、続けることの大切さを歌にしています。続けていく中で、大変な時期や挫折を覚えることもあるかも知れません。だけど、少しでも不安な気持ちを抱いたとき、「Further away」を聞いて一歩踏み出してもらえるきっかけにしてもらえたら僕らはとても嬉しいです。これからも、勇気を与えられる歌やパフォーマンスを僕らはADDICTIONとして伝えていけたらなと思っています。ぜひ、一緒に歩み続けましょう。
PHOTO 片山拓
TEXT 長澤智典