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傷ついても夢に向かってまっすぐ!「同期のサクラ」の魅力とは!

2019年10月より日本テレビ系水曜ドラマで放送中のドラマ『同期のサクラ』は、夢に向かって一直線で超マイペースな、忖度できない性格の主人公・サクラと、その同期たちの10年間を描いたドラマです。この記事では『同期のサクラ』の魅力を紹介します。

社会人たちの群像劇…

2017年の『過保護のカホコ』でも話題を呼んだ、人気脚本家「遊川和彦」×主演「高畑充希」のタッグが、現在放送中のドラマ『同期のサクラ』でふたたび実現しました。

脚本家・遊川和彦は『GTO』『女王の教室』『家政婦のミタ』『過保護のカホコ』など、を手掛けた大ヒットメーカーです。

その遊川和彦のオリジナルドラマ作品となると、面白くないわけがありません。

『同期のサクラ』は大手のゼネコンに入社した風変わりな主人公・北野サクラと、4人の同期の仲間たちとの絆・成長を描いたストーリーです。

くせが強くてひたむきな主人公・サクラのキャラや、心を揺さぶるストーリーが話題ですね。

サクラや同期社員たちの成長に共鳴しながら観ている人も多いことでしょう。

あらすじは、10年間の軌跡…

物語のほとんどは、その回の中心人物が病床のサクラに語りかけるシーンから始まります。

主人公・北野サクラの夢は、故郷と本土を結ぶ橋を架けること。
2009年4月、その夢のためにサクラは大手ゼネコン・花村建設にめでたく入社します。

しかし、思ったことをそのまま口にしてしまうサクラは、入社式で社長に歯に衣着せぬ発言をし、場内を唖然とさせました。

その後、3週間の新人研修で制作チームのリーダーに指名されたサクラは、月村百合、木島葵、清水菊夫、土井蓮太郎の4人と同じ班になります。

感情が顔に出にくい上に融通がきかず、何ごとにも忖度しないで、夢や理想を淡々と語るサクラに困惑し、疎ましく思う4人の同期たち。

しかし、初めはサクラに対して一歩引いていた同期の4人も、夢に向かってひたむきなサクラの影響を受けて徐々に自分たちを見つめ直していきます。

このドラマは「同期の桜」として出会った5人の仲間の10年間の物語。

同期の絆を描きつつ「一体、サクラの身に何があったのか」というミステリー性もポイントになっています。

大人とは…仲間とは…

1話ごとに1年ずつ進むこのドラマは、「大人」になるとはどういうことなのか、人はいつ「大人」になるのか、を問いかけているようなドラマですね。

10年前のあなたは、何をしていましたか?

サクラたちの10年をみながら自分の10年を振り返り、改めていまの自分を省みるのもいいかもしれません。

「サクラは、私たち同期にとって灯台っていうか…北極星みたいなもんだった」

同期の4人にとって、揺るがない情熱やまっすぐさを持つサクラは、迷える者に方向を示す灯台や北極星のようにかけがえのない存在なのです。

あなたにとって、同期とはどういったものですか?

そして最大の注目ポイント、「故郷と本土に橋を架ける」というサクラの夢は叶うのでしょうか。

キャストも脚本も演出も文句なし!

≪キャスト一覧≫
北野 桜:高畑 充希
月村 百合:橋本 愛
木島 葵:新田 真剣佑
清水 菊夫:竜星 涼
土井 蓮太郎:岡山 天音
北野 柊作:津嘉山 正種
脇田 草真:草川 拓弥
中村 小梅:大野 いと
火野 すみれ:相武 紗季
黒川 森雄:椎名 桔平

ドラマ『同期のサクラ』は、2017年7月期放送ドラマ『過保護のカホコ』の制作チームが再結集して作られた作品で、演出もよく、ストーリーも素敵です。

キャストは、主役をはれる実力者ぞろい。
主役を演じる高畑充希はもちろん、それぞれの演技が素晴らしく、胸を打ちます。

まだ見ていない人は、ぜひご覧ください。必見ですよ!

あの名曲「さくら」が蘇る!

▲Sakura (2019)

ドラマ『同期のサクラ』の主題歌は、森山直太朗が歌う『さくら(二〇一九)』。

20年近く前の大ヒット曲『さくら』をセルフカバーした、2019年バージョンで、歌詞もタイトルも「さくら」満載なので『同期のサクラ』とマッチしていますね。

ちなみに、ドラマ音楽を担当している平井真美子は、森山直太朗の奥様です。



2019年バージョンになり、さらに伴奏の温かさが増しましたね。

オリジナル版を歌った20代のころとはまた違う、大人の包容力を感じさせる歌声で、心にそっと寄り添ってくれるような楽曲です。

この歌を聴くと「そのままの自分でいいんだ、頑張ろう」と思えます。

『同期のサクラ』の各話で、この歌が流れてくると涙が止まらなくなるという人も多いのではないでしょうか。

ドラマの内容が感動的な上に楽曲が素晴らしいので、その相乗効果でたまらない気持ちになりますよ。

この曲の歌詞のように、たとえ世間に馬鹿にされても、最後はサクラの夢が叶うといいですね。

主人公・サクラとその仲間たちの軌跡に折り重なるこの楽曲は『同期のサクラ』にぴったりの楽曲です。

最終話まで目が離せない!

ドラマ『同期のサクラ』は、回を追うごとに視聴率も満足度もアップしています。

それもそのはず。このドラマにはご都合主義はありません。
トラブルを起こせば、彼女の立場はどんどん悪くなっていきます。

そんな風に、人生の不条理さを描く物語だからこそ、視聴者の心を揺さぶるのでしょう。

そして物語は最終局面へ。

人工呼吸器に繋がれたまま眠り続けるサクラに、果たして何があったのでしょうか?

サクラの夢であった、故郷に橋は架かるのでしょうか?

サクラに好意を寄せる同期の葵や菊夫との関係も、気になります。

2019年12月10日には、単行本『同期のサクラ 私たちの10年の物語 彼女が教えてくれたこと』が発売されますよ。

まだまだ『同期のサクラ』から目が離せませんね。

TEXT 有紀

1976年4月23日東京都生まれ。 少年時代より一貫してサッカーに情熱を傾ける日々を送るが、大学時代より本格的にギターを持ち、楽曲作りを開始。その後、ストリート・パフォーマンス及びライブハウスでのライブ活動を開始。 2001 年3 月インディーズ・レーベルより”直太朗”名義で、アルバム『···

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